コメントをいただいたように、香川のTさんも箱のデッサンをしてくれました。
この三枚を描いてくれました。
水平な面の上にある平行線は、地平線の上の1点で交わるように見える
これが、透視図法のルールです。
1枚目は、上の箱の三本の線が右に行って閉じます。
同様に、左に行く3本の線も左に行って閉じます。その閉じた点がどちらも地平線の上になっていればよいのです。
下の箱は、ちょっとわかりにくいですが、手前の上にちょこんと見えている三角形の線と箱の下の線を使って、左右の閉じる点を見つけます。
上の箱とは違う位置になりますが、閉じる高さは地平線の上です。
そうなっていれば、下の箱の上に上の箱がピタッとかさなっていることになります。
2枚目は、箱の上に片側だけ乗せてくれました。
これは、上の箱の乗っている部分の右の面が違います。
少し立ち過ぎています。もっと左に傾くでしょう。
下の箱の上の面は、右に行って閉じるでしょうか?
あれ?、左に行っても閉じるか心配ですね。
3枚目は、同様に片側だけ乗せてくれました。
やや上に向かう遠近を使いすぎたような気がします。
また、下の箱の透視はどうでしょうか。かなり隠れていますが、
見えない部分を見えている部分で延長して考えたとき、右に行く線は地平線で閉じるでしょうか。
ーーーーー
この箱を重ねて描く勉強は、今までの通信指導ではほとんどやってきませんでしたが、
今回やってみて、かなり重要だと思いました。
これは、風景画を描くときに、建物を描くための必要なアイテムです。
もちろん、箱のようなものを静物で描くときも必要です。
いままで、基本デッサンでこれをやらなかった人は、ぜひやってみてください。
しかし、指導者がいないと自分では間違いになかなか気づけないかもしれませんね。
この三枚を描いてくれました。
水平な面の上にある平行線は、地平線の上の1点で交わるように見える
これが、透視図法のルールです。
1枚目は、上の箱の三本の線が右に行って閉じます。
同様に、左に行く3本の線も左に行って閉じます。その閉じた点がどちらも地平線の上になっていればよいのです。
下の箱は、ちょっとわかりにくいですが、手前の上にちょこんと見えている三角形の線と箱の下の線を使って、左右の閉じる点を見つけます。
上の箱とは違う位置になりますが、閉じる高さは地平線の上です。
そうなっていれば、下の箱の上に上の箱がピタッとかさなっていることになります。
2枚目は、箱の上に片側だけ乗せてくれました。
これは、上の箱の乗っている部分の右の面が違います。
少し立ち過ぎています。もっと左に傾くでしょう。
下の箱の上の面は、右に行って閉じるでしょうか?
あれ?、左に行っても閉じるか心配ですね。
3枚目は、同様に片側だけ乗せてくれました。
やや上に向かう遠近を使いすぎたような気がします。
また、下の箱の透視はどうでしょうか。かなり隠れていますが、
見えない部分を見えている部分で延長して考えたとき、右に行く線は地平線で閉じるでしょうか。
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この箱を重ねて描く勉強は、今までの通信指導ではほとんどやってきませんでしたが、
今回やってみて、かなり重要だと思いました。
これは、風景画を描くときに、建物を描くための必要なアイテムです。
もちろん、箱のようなものを静物で描くときも必要です。
いままで、基本デッサンでこれをやらなかった人は、ぜひやってみてください。
しかし、指導者がいないと自分では間違いになかなか気づけないかもしれませんね。