絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

香川のTさん 二つのトイレットペーパー

2015-01-21 | 通信指導
香川のTさんが、二つのトイレットペーパーのデッサンをしてくれました。



本人は、まだ完成していないと言っています。垂れ下がった部分がまだとのことです。
しかし、よく描けていますね。表面のしわまでとてもよく描けています。

実は、これは、私が指導する前に描いたものを見せていただきました。
それが、これです。



これもかなりよく描けていましたが、やはり、トイレットペーパーの形の把握ができていませんでした。
また、空間に関する意識が違いますね。確かな存在感ということも含めて、たった1か月半ですが、このようになりました。

私は、どのくらいデッサン力がついたか比べるために、敢えて同じものを描いていただきました。
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私の風景画 10号水彩

2015-01-21 | 私の絵
昔描いた風景画を直しました。
水彩画の10号です。



本庄の早稲田駅の近くですが、今は、カインズホームなどができて、すっかり変わってしまいました。

風景画を学ばれる方は、このような広々とした風景から描き始めたら良いと思います。

とにかく、何にもないようなところで、地平線の帯をしっかり意識して、しっかりした大地を感じるように、遠近をつかむことからです。たr

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私のこの絵は、透明水彩絵具です。そう言うと、驚かれます。
透明水彩絵具ですが、油絵みたいに描けます。白も黒も使います。
この白い雲を紙の白さで表すなんて面倒です。
しかも、長い年月が経つと、絵の具の塗ってない部分は日に焼けて紙が黄ばみます。
やはり、白いところは、絵の具の白を使わないといけません。

塗り残しがあったり、鉛筆の線が見えていたりするような薄い軽い水彩ではありません。

この方法を本庄第一高校美術部で指導しました。
だから、生徒たちは、油絵に負けない水彩画を作り出しました。

軽い挿絵的な気分で描く水彩なら、額に入れて部屋に飾る程度なら、あの塗り残し水彩でも構いませんが、
展覧会で勝負するなら、私の方法を覚えていただきたいと思います。






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