絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

アルカディアの牧童

2016-04-05 | 美術
プッサンが描いたアルカディアの牧童について、最近買った本で読みました。



私が知っていたのは、プッサンについてセザンヌが、「絵はプッサンが全て完成させてしまった。後の画家は、プッサンをやり直すだけだ」と言ったということです。

私は、よく通った雀荘の名前がアルカディアで、そう言えばこの絵は4人だなと思っていました。

ーーー
アルカディアとは、理想郷を意味すると聞いていましたが、この碑文の文字はなんだろうと
4人の人たちが話し合っているところだと言われていました。

しかし、この本によると、この景色は、南フランスのレンヌルシャトーだというのです。
レンヌルシャトーとは、ダビンチコードで古文書が発見された場所と言われます。
キリストには、奥さんも子供もいて、キリストが磔から三日後に復活して、このレンヌルシャトーに移り住んだということになっています。

そして、後にその子孫がフランク王国のメロビング朝を開いたという話です。

だから、この碑文の「我、アルカディアにあり」は、キリストがここに来たことを意味しているというのです。

それまでは、聖杯のヒントになることが書かれていると解釈されていました。

しかし、ここがレンヌルシャトーだとすると、碑文の文字はキリストのことで、ダビンチコードの内容がふくまれているということになります。

ーーーー

この解釈は、最近のものですね。
ダビンチコード自体、私たちが知ったのは最近のことですから。
ただ、その意味が含まれているとすると、プッサンは、ダビンチコードのことを知っていたことになりますね。
ということは、プッサンは秘密結社であるシオン修道会のメンバーだったという事になる。

さあ、どうでしょうね。

ーーーー
ただ、もう一つ、アルカディアとは、古代ギリシャの理想郷なんですよね。
古代ギリシャと言えば、キリストが生まれる数百年前ですから、ダビンチコードの内容が隠されているとしたら、なぜアルカディアなんだろう?と思います。




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2 コメント

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おはようございます (金月銀星)
2016-04-06 08:19:32
先生、おひさしぶりです。

古代ギリシャ暗黒時代、アルカディアは、
故郷を追われた民族の避難場所らしいですね。

古代日本も大陸から難民が渡来してますから、
東のアルカディアなのかも?(^^”
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金月銀星さま (pikaso)
2016-04-06 10:53:02
コメントありがとうございます。

アルカディアは、ギリシャのペロポネソス半島にあるらしいですね。
難民の避難場所ですか。確かに安心していられる場所なら、楽園ですね。

ただ、その場合、いつの時代で、何から逃げたのでしょうね。

日本のお話もありがとうございます。
それは、朝鮮半島からですか?それとも中国からですか?時代的にはいつでしょうか?

日本が楽園なら、
そういえば、思いつくのは、
始皇帝の時代に、多くの儒学者が、不老不死の薬を求めて日本に来たと言う話がありますね。
始皇帝が探させたのですが、見つからずに、多くの儒学者が責任を問われて殺されたという話です。
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