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絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

岩手のYさん 続き

2014-04-05 | 通信指導
岩手のYさんが、描き込んで送ってくれました。



明暗でかなり描き込んでくれました。
しかし、この先どうしたらいいでしょうか?と言っています。

ここまで、モノクロで描いてしまうと、白い部分に色が着けられなくなってしまったようです。

その場合は、影の色を青でやってみるとか、暗い部分に緑やこげ茶などを差し挟んで、色味をつけていきます。

そして、明るい白い部分に明るい色を薄く下塗りをして、その後で、その明るい部分の微妙な変化を木の表面の皮を
表現していくのです。

いわゆるデッサンと同じ考え方です。
明暗を崩さないように気を付けて、明るい部分は明るい部分として、暗い部分は暗い部分の中の変化で描く。

色を着けていくと、せっかく描いたこの細かい表現が消えてしまいそうで怖いです。
しかし、このままでは完成しないので、一度壊すくらいの覚悟で色をつけて、またこの表現を再度するつもりになればよいのです。

コメント
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