「旧本郷村役場庁舎の歴史的価値を再考する」と題し、この木造近代建築を残したいと活動している有志の皆さんが集会を開かれました。岩国市に合併し、今では新しい庁舎ができて使われなくなったこの建物、更地にしてしまうのは本当に勿体ないと思い集会に誘われ参加してきました。元県庁職員で今は山口近代建築研究会で活躍されている原田氏の講演は、素人の私にもとても分かりやすく、この建物の価値を改めて教えていただきました。
所有者である岩国市では、耐震化工事をするとお金がかかるので、取り壊して駐車場にしたいと考えているようです。岩国市の市民憲章には、「伝えたいもの それは歴史と伝統 文化の薫り・・」という箇所が確かあったと思います。言葉だけでなく、きちんと形にしてこの憲章を体現してほしいと思いました。市は春には結論を出すらしいです、ぜひ歴史と伝統を伝えられるようにしてください。
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