美川町で草の根集会をしました。雨も上がってようやくお天気になり、たくさんのみなさんが足を運んでくださいました。質疑の中で一番問題になったのは、過疎化や高齢化、空き家や買い物など生活に密着した喫緊の課題でした。参加してくださった皆さんはとてもお元気ですが、もっとやさしい施策が行政に求められていることを、痛感いたしました。
また午後からは、美川町の隣の本郷町で、郷土史や現状などについて勉強会をしました。”本郷”という名の通り、代官所や裁判所などが置かれていた由緒ある土地柄であること、しかし現在は過疎化が進み子供の声を聞くことのない町になってしまったこと・・・現実はとても厳しいということを目の当たりにして帰ってきました。
国では、TPP対策として、農地を集積して会社のように経営することを推進したり、耕作放棄地の課税を引き上げたり、コメなどの損失については補償金で補ったり・・・と、現実とはかけ離れた政策をすすめることにするそうです。これでは、細々と頑張っている農家にとっては、”もう農業をやめなさい”と勧告していると同じことです。
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