STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

見れば、だいたい解る。

2010-07-01 23:55:02 | よもやま話し




最近、テレビを見ていると、かなり丁寧に作られている「アル種のCM」を目にする事が多い。

職業柄ではあるが、その使われいる手法やエフェクトを見れば、最低でもどれほどの予算がかかってるか?くらいは解ってしまう。

小生が言う「丁寧」と言う言葉には、予算がを含んだ意味合いがある事は、わかって頂けていると思う。

その CM というのは、「政党」のコマーシャルのことだ。

かなり、凝った作りとなっていて、しかも仕上げも丁寧だ。

あんな CM は、一〇〇〇~二〇〇〇 では作れない。(推定)

その制作費は、どこから出ているんだろうか?

そもそも 小生 は、どこの政党だろうが何だろうが?知った事ではない。

どこが政権を握ってもいいし、無くなっても構わない。日本さえ良くなるなら。

あんな、偽善や欺瞞に満ちた コマーシャル を作るより、もっとしなければならない事があると思うのは小生だけだろうか?

政権争いに参加するために投票している訳ではない。

立候補者の目を見ていると、どの人物でも変わらない気がするし、信用に与えしない。

これからの4年間で、どれほどの総理大臣が選ばれるんだろうか?

「日本の◯?代、総理大臣は誰?」なんて、テストの問題に出したら ほぼ反則ですよね?

だって、カルトクイズの域に達しているもんね?

もっと暮らしやすい日本にしてくれるなら、ほんとうに誰がやってもいいです。

それまでは、隙間を縫って生きて行きますから。





あっそうそう、その隙間産業の出来映えを紹介してませんでしたね。
では、金色に塗られて、汚しを入れる前。









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強制的に エンボス を施し、彫り込まれた部分を強調して。



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真横から見るとこんな感じ。



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長い業界生活ですが この お仕事は、たいへん勉強になりました。

また 何か ご用命がございましたら、ご相談して下さい。

明日は、ヒヨコ隊長 の仕事を仕上げます。

隙間を行き来する 軟体生物の気分で。

本日の講釈は、ココまで。