けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

へたれ男、胃の内視鏡検査を受ける(その2)

2012-12-13 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、朝からいい天気でした。
気温も13℃ぐらいまで上昇、ちょっと暖かくなり過ごしやすかった1日でした。
ほんと、毎日こんな感じだと嬉しいのですけどね。


さて、前回の記事の続きです。


内視鏡室に、いよいよ先生がやって来ました。
看護師さんも1人増え、2人態勢に。
いよいよか・・・と、観念した?私。

「気を楽にして下さいね。5分から10分ぐらいで終わりますから」
と、笑顔でそう告げる先生。
「宜しくお願いします」
と、ちょっと緊張で上ずった声でそう答える私。
「○○さん、内視鏡検査は初めてだったのですね」
と、新たにやって来た看護師さんが、そう声をかけてくれました。もう長年通院している病院、しっかり覚えられています。
その言葉に、ちょっと下ネタ気味の言葉を思いついたものの、ドン引きされると思い「はぁ、そうなんですよ」そんな差し障りのない返事をする私。
いや、本当に、ちょっと前、内視鏡室に入るまでの緊張しまくりの自分が嘘のように、何故か意外に落ち着いている自分がいてビックリでした。


寝台に左向きに横たわります。
そして、テキパキと慣れた手つきで、口周りにツバや吐瀉物のための器を置く等の準備を行う看護師さん。
「ツバがたまったら、飲み込まずに、遠慮せずに垂れ流していいですからね」
と言う、その先生の言葉に昔の苦しみが脳裏に蘇ってきました。
「それじゃ、鎮静剤を注射しますね」
と言われて、左腕に鎮静剤を静脈注射されました。


んー、効いた感じがしないじゃん!!


と、思った私。
いや、意識はハッキリしているし、先生の言葉や看護師さん達の言葉も耳に入って来ますから。
嘘やろと、思った私...。でも、もはや検査の流れは止まりません。
注射後、1分ぐらい、ちょっと間があった後、
「では始めますね。カメラが入ります、苦しいかもしれないけど、ちょっと我慢して下さいね」
と告げて、先生がそばに置いている立派な機器にセットされている内視鏡を手を伸ばしました。
それを見て、目を閉じる私。
ついに、胃の内視鏡検査が始まりました。


Photo_2
オリンパスさんの内視鏡です。HPから写真引用させてもらいました。病院の機器は、正にこれだったような気がします)


「今、食道を通過しています」
「胃に入りましたよ」
「空気を入れて、胃を膨らませますね。気を楽にして下さい」
「ハイ、内視鏡をゆっくり戻しますね」
「終わりましたよ。お疲れ様でした」


検査中に、上記した、先生の声はハッキリと覚えています。
2~3度、内視鏡が動くからか、食道や胃に違和感を覚えて、えずいたような覚えもあります。
でも、前回と比べると信じられないぐらいほとんど辛さ・苦痛は無く、内視鏡検査を終了しました。
「えっ、終わったの?」といった感じ。いやぁ、意外でした。
腕時計を見たら、検査時間は約10分でした。

終わった後も、すぐに立ち上がる事が出来、鎮静剤を使用したので2時間ほど別室で横になるために移動する際も、看護師さんに支えられながらも、特にフラフラせずに歩いて行く事が出来ました。
横になっていても、意識もハッキリしていて、眠くもならず、口・喉の麻酔がだんだん切れていく嫌な感覚を味わいながら、約1時間半ほどベッドの上でゴロゴロしていました。
途中で何度か様子を窺いにやって来た看護師さんに、「もう起きられたのですか?」とちょっとビックリされたりしました。


でも・・・現金なもので、内視鏡検査前は、ただただ検査が嫌だとしか思わなかったのに、終わったら急に検査結果が気になりだしてしまい、別の緊張が生じ始めた私。(汗)


そして。
検査終了から1時間半後に、診察室に案内されて、先生からの説明がありました。
パソコンに取り込んでいる、私の胃の内部を撮影した10枚ほどの写真を提示しながら、検査結果を説明してくれました。

結果、軽い「逆流性食道炎」だとか。
その他は、ちょっと胃が荒れ気味だけど、特に異常はないとの事。現在処方されて飲んでいる胃薬の増量だけで良いとか。
胃の不調からネガティブな想像を働かせて?潰瘍とか、最悪、癌があるんじゃないかとか思っていたので、思いきりホッとした私です。
直前に、話題になった〈雨上がり決死隊〉の宮迫さんの事があったから、尚更・・・。
いや、ほんと、ホッとしました。(本当にへたれ男)


受付で支払いを済まして、帰宅の途に就きながら、検査日までの緊張&検査での緊張からかどっと疲れが出たのを感じました。
でも、歩きながら、表情は嬉しさでちょっとニコニコしていたと思います。(気持ちわる...)


こうして、へたれ男である私、何とか胃の内視鏡検査を終える事が出来ました。
検査の結果も、異常なしでは無かったものの、病変の組織を採って検査に出したり、大病院へ紹介状を書かれるような酷いものではなくて安心しました。
これなら、胃の内視鏡検査も、そんなに緊張する事なく受けられるな、と思いました。


恐らく、次は1年後(と言われた)だと思いますが、ちょっとは緊張の度合いも低い状態で受けられると思います。


以上。
へたれ男、胃の内視鏡検査を受ける・・・でした。





今思うと。
鎮静剤、効いていないと思ったものの・・・効いていたのでしょうね。じゃないと、あんなに辛さなくすんなり終わるはずがありません。
それに、よーく振り返ると、覚えている記憶が断片的で、
・口にマウスピースを咥えた記憶も、終了後に外された記憶もない
・胃カメラを挿入する場面、体内から取り出す場面の記憶がない(目を閉じていたとしても・・・)
といった、肝心な事を覚えていないのですから。
そう考えると、やはり鎮静剤効果はあり、半ばボーとしていたのでしょうね。
苦しまずに検査出来たのも鎮静剤のおかげ。
心から有り難うと言いたいです。

実は・・・この私、普段、精神安定剤を常用、それもけっこう長期服用しているので、医療関係者の知人から「(鎮静剤が)もしかしたら効かないかもよ」と言われていた(脅されていた)ので、検査前は戦々恐々でした。(苦笑)




コメント
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