けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

師走には「第9」が似合う?ということで...

2012-12-10 | クラシック音楽

今日も寒い1日でした。
しかし、昨日と違って太陽が見えていたからか、それとも昨日の厳しい寒さに身体がちょっと順応したのか、昨日ほどは寒くは感じなかったです。
いや、気温は昨日とそんなに変わらなかったので、めちゃくちゃ寒いのは変わらないのですけどね...。


さて。
またもCDを購入して、ベートーヴェン「第9」を聴いてしまいました。
ブログで散々飽きたとか食傷気味だ、とか言いながら、安いCDを見つけるとついつい購入してしまう男。
我ながら、この「第9」に対する飽くなき探究心?に、ほんと呆れています、ハイ。(苦笑)

聴いたのは、以下のCD(演奏)です。


イーゴル・マルケヴィチ指揮/ラムルー管弦楽団



Photo

さっそく聴いてみました。
感想としては、けっこう良かったです。
指揮者のイーゴル・マルケヴィチに関しては、全く知識なくわからなかったので、どんな指揮(演奏)なのかな・・・と不安と期待が入り混じっていました。もっとも、指揮うんぬんは未だもって良し悪しわかりませんけどね。(苦笑)
でも、なかなか激しいというか迫力がある演奏で、個人的な好みとマッチしていていました。

第1楽章から、その心にグイグイ入って来る、けっこうな迫力を感じて「おぉ!」と思いながら、しっかり聴けました。やはり、このような迫力ある演奏が私の好みです。

第2楽章も、なかなか激しくてなかなか迫力あり。

第3楽章は、一転して静かな楽章で個人的には苦手なのですけど、聴いていてその音がスゥーと心に入り込んで来て、悪くはなかったです。

そして、私が最も好きな第4楽章。
この楽章も、出だしからなかなかグッと来るものがありました。
ただし・・・独唱者と共に合唱団が入って来ると、「あれれ・・・」と何だか気持ち的にモヤっとした感じになり、イマイチ感を覚えました。
オーケストラの演奏も、独唱者も、そんなに気にはならなかったので、この第4楽章の“キモ”の「歓喜の歌」の大合唱部分がちょっと残念でした。下手なのかどうか、私にはわかりかねますけど、雑というか何というか、そんな風に聴こえてしまいました...。
惜しかった、です。


今回のCD(演奏)。
第4楽章の合唱部分だけを除けば、けっこう良かったと思います。
録音の古さ(1961年)はそう感じなかったし、全体的に勢いがある演奏で、充分に楽しんで聴く事が出来ました。


購入して損は無かったCDでした。

コメント
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