今日は朝から風が強く、天気もぐずついていたので、えらく寒かった一日でした。
寒さに滅法弱い私。
季節は「冬」へ・・・今から嫌です。
さて、いきなりですが...。
この私、そんなに映画を観る方ではありません。
新作を観にわざわざ映画館に行くなんて、年に2~3度あればいい方です。かつ、DVDをレンタルして観るってことも滅多にありません。
おまけに、昔も今も、観る映画の80%(ぐらい)が戦争映画・・・と言っても過言では無いぐらい、えらく偏った嗜好の持ち主です。
そんな私なので、以前は、映画のDVDを買うなんてことは滅多にありませんでした。
しかし、昨年ぐらいから、昔好きだった映画のDVDを懐かしさに負けて、ちょこちょこ買い集めています。DVD安くなりましたからね。
でも、やっぱり買うのは戦争映画と西部劇、後はコメディ映画ばかり...。
いやはや、ほんとに極端です。それも、まぁ私らしいといえば私らしいのですが。
そんな中。
前に書いた、映画『バルジ大作戦』の記事を書いている時、ふと脳裏に、
「戦争映画で、最も好きな作品を挙げるとしたら、さて何?」
という思いが浮かび上がりました。
ふ~む。
子供の頃から、戦争映画は本当けっこう観ています。
超大作と言われるものから、「おいおい、それはねーだろ!」と突っ込みどころ満載のB級映画まで、TVで放映される度に片っ端から観ていました。
昔は深夜帯でよく放映されていましたからね。(特にB級もの)
しかし、いつの間にやらパタッと放映しなくなりました・・・これって、やはり何か理由があるのでしょうかね?単に戦争映画じゃ視聴率が取れないからでしょうけどね。
それはさておき。
それで悩みに悩んだ末(大げさ)、やっぱりこれだろうな~と思ったのが、『史上最大の作戦』(原題/THE LONGEST DAY)という結論に達しました。
ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ヘンリー・フォンダ等、豪華スター出演の、第二次世界大戦時の連合軍による「ノルマンディ上陸作戦」を描いた超大作です。
やっぱり、これでしょうね、うん。
他にも挙げたい映画はありますが、作品トータルで考えるとこの映画になります。
やはり昔見た映画が好きなのは、最も多感な時期に観たためでしょうか。確実に年齢が反映されています。
映画『史上最大の作戦』
昔、TV放送される時は2週に分けられたり、(今思うと)結構な部分がカットされて放送されていました。
白黒映画だし、現在のテレビと違いブラウン管の性能が落ちるので、夜間のシーンが見づらくて苦労した・・・そんな思い出があります。
それでも、放送がある度に必ず観ていました。父親が率先して観ていたので、その点理解があって幸運でした。
この映画を初めて観た時の、あのノルマンディ海岸への上陸シーンは圧巻でした。さすがに超大作だけあって、お金かけてるなぁ!これは凄い!と思ったものです。(今DVDでよーく観ると、けっこうアラが見えますけど)
今となっては、映画『プライベート・ライアン』でのシーンの方が、それを上回って圧倒的に迫力がありますが、私、血しぶきとかその面でリアルすぎるのが苦手で、映画とはわかっているもののあまりに凄惨すぎてダメなんですよね。それが戦争(戦闘)の真実には近いのでしょうけど...。
よく出来た映画だと思います。
ただ・・・映画『バルジ大作戦』の記事で書いたように、またまたマニアックな話になりますが、細部にもうちょっと配慮というか、細心の注意を払ってもらいたかったです。
航空機等は仕方ないですが、兵士の軍装・装備に関して、もう少しキチンとしてもらいたかったです。
せっかくの超大作なので、その一般人がわからないような細かい所までも、しっかりチェックして欲しかったなぁ、と思ってしまいます。
それさえなければ、素直にすんなりと観れるのですが・・・って、普通の人には全くわかりもしないそんな所にクレームつける私がマニアックすぎて変なんでしょうけどね、間違いなく。
クレーマー?!(苦笑)
映画『史上最大の作戦』
連合軍のノルマンディ上陸作戦を、再現して記録したような映画なので、観終わって意外とあっさりした感じになる映画です。
意外とあっさり・・・そんな書き方をすると語弊があるかも知れません。
もちろん言うまでも無く、画面を通じて戦争の悲惨さは十二分に伝わる映画です。
戦争は絶対にいけないですよ。当たり前の事ですが。