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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「フライング・トゥ・マイ・ホーム」

2014-09-19 | ポール・マッカートニー
涼しすぎる!!

てか、肌寒い!
10月上旬の気温だとかで、今日は半袖では辛いぐらいの涼しさでした。施設内や乗り物の冷房も、それなりに抑えているのだろうけど、私には堪えました。(どれだけ冷房に弱いんだよ)
天気も曇り空時々雨だったので、ほとんど太陽からの気持ち良い陽射しが無かったから、余計に涼しく感じました。

もう朝晩は、普通にひんやり涼しくなり、夏仕様の半袖半パンで寝ていたら風邪をひきそう・・・。
なので、帰宅してタンスから長袖Tシャツとジャージを引っ張り出してしまいました。

秋、なんだなぁ...。(しみじみ)


さて。
今回は久しぶりに、ポール・マッカートニーの曲について書きたいと思います。
こちらも書きすぎて?ネタ切れです、はい...。(汗)

で、取り上げるのは、たまたま昨夜聴いた、


「Flying To My Home」





この「フライング・トゥ・マイ・ホーム」は、1989年発表のアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』からの先行シングル「マイ・ブレイヴ・フェイス」のB面曲。(後に『フラワーズ・イン・ザ・ダート』がCD再発された時にボートラで収録されていましたね)
ポールの楽曲の中でも、そこまで知られていないマイナーな曲に入ると思います。

これ・・・初めて聴いた時は、印象悪かったです。
アカペラの出だしに「おいおい・・・」と思い、かつ、それから入って来るポールの変な“らしくない”歌声が好きになれず、曲もイマイチ感あり心にグッと来なかったものです。
その歌声のせいもあって、雰囲気的にちょっとばかり変な曲だと思います。
でも、何度か聴いている内に、その違和感ありありなポールの歌声&ギター・サウンドが心地好くなり、ツボにハマってしまったこの「フライング・トゥ・マイ・ホーム」です。
一風変わった曲が好き!の面目躍如ってところですか。(笑)

曲は、ミディアム・テンポのロック。
時代に迎合して、作り込まれて音の厚化粧&リズム中心のサウンドになってしまい、大コケした前作アルバム『プレス・トゥ・プレイ』(1986)のサウンドからは一転して、シンプルなギターを中心にしたサウンド、それが良いですね。
個人的に、ズンズンと響くベース&ドラムが、けっこう印象的で耳に残ってお気に入りです。後、ギターも。特に間奏で聴けるギター・ソロ、いいなぁ~好きです。

曲自体は良いと思うけど、ポールの歌声で好き嫌いが分かれそうな曲ではあります。

シングルB面ではなく、アルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』に収録されていてもおかしくないような、意外といい出来だと思う「フライング・トゥ・マイ・ホーム」です。
う~ん、でもまぁ、この曲はちょっと異質だから、アルバム内では雰囲気的に浮いてしまうか。(苦笑)



発売が延期されて、11月発売予定になったポールの〈アーカイヴ・コレクション〉のスーパー・デラックス・エディション、価格変更とかで2000円以上も高くなった・・・。これはひでーなぁ。ひでーよ。(涙)


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祝・ポール〈アーカイヴ・シリーズ〉発売決定!

2014-08-01 | ポール・マッカートニー

8月!

今日から8月です。
台風の影響か、今日は朝から雨が降ったり止んだりの1日で、ほとんど晴れ間が見えず鬱陶しかったものの、今年も8月に突入です!ハイ。
独り、妙に盛り上がってしまうのは、誕生月だからか?!(苦笑)



独り、盛り上がる!と言えば...


先日、ついに発売日が決定した、ポール・マッカートニー〈アーカイヴ・シリーズ〉第6・7弾!!

今回は噂通りに、私が好きな2作品、


Photo_2

『ヴィーナス・アンド・マース/VENUS AND MARS』(1975)


そして、


Photo_3

『スピード・オブ・サウンド/WINGS AT THE SPEED OF SOUND』(1976)


ヤッホー!
盛り上がってます。
今年中には出ると言われていたけど、やっと発売。9月24日だとか。(国内盤)

もちろん、スーパー・デラックス・エディションを買いますよ。早速、予約入れました。
しかし、定価1万2960円か・・・。(予約でちょっと安く買えるけど)
金銭的に、一度に2作品分の計2万5000円強の出費はさすがにしんどい。2作品まとめてじゃなく、例えばポールの誕生月6月&クリスマスシーズンの12月と、半年に1作品ずつ2回に分けてリリースにして欲しかったなぁ。楽しみも2倍になるし。
でもまぁ、仕方ない。ポールを好きになった自分を恨むしかない?(笑)

今回も、豪華ブックレットは当然として、当たり外れがある?ボーナストラック&DVDも、けっこう楽しめそう。
個人的には『スピード・オブ・サウンド』の方の、大好きな「愛の証し/Beware My Love」の、ジョン・ボーナム・ヴァージョンというのが非常に楽しみ。あのボンゾがドラム叩いている?ヴァージョンがあったなんて、何だか嬉しすぎる!
はよ聴きたいもんです。


楽しみ、楽しみ!


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「ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニィモア」

2014-07-07 | ポール・マッカートニー

今日は、朝から断続的に雨の1日。
雷鳴轟くし、大変でした。各地で大雨警報等が出ているし、とても心配です。
おまけに、非常に強い勢力を持つ台風8号も接近しているし、今週は雨の降り方に注意が必要です...。


さて。
5月に日本の土を踏みながら、急病で全公演が中止となってしまったポール・マッカートニー
5日から全米ツアーをスタートさせたみたいですね。いやぁ、無事快復したようで、本当に良かったです。
でも、年齢が年齢だし、くれぐれも無理をしないで欲しいものです、ハイ。

最近は、ポールの楽曲を聴いていません。というか、自ら進んでCDをプレーヤーにセットして聴いていない・・・というのが正しいか。
ウォークマンから流れて来る曲も、けっこうスキップしたりしてあまり聴かないで今日この頃。
いかんなぁ...。(汗)

で、そんな中。
昨日久しぶりに聴いて、けっこうハマったのが

「Don’t Get Around Much Anymore」

だったりします。

Choba_b_cccp_2 ポール最初の、ロックンロールのカヴァー・アルバム『CHOBA B CCCP』収録のこの曲。
元々はリリースする予定が無かったと言われるアルバムで、2日間でのセッション&ほぼ1発録りのラフさから、決して評判は良くないものの、個人的には好きなアルバムだったりします。(そのラフさが好き)
その中でも、この「Don’t Get Around Much Anymore」は当時から大好きで、恐らくこのアルバムの収録曲の中で、僅かに「Just Because」を抑えて1番聴いている楽曲だと思います。

この曲、非常に有名なデューク・エリントンの曲だとか。(私、名前ぐらいしか知りません・・・)
そのジャズのスタンダード・ナンバーを、ロック的にアレンジして録音したもの。
そしてポールは、この曲ではベースではなくギターを担当。
ちなみに、他のメンバーは、ヘンリー・スピネッティ(名うてのセッションドラマー)、ニック・ガーヴィー(って、ダックス・デラックス、モーターズのベースの方?)、ミッキー・ギャラガー(イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズのキーボード)という顔ぶれ。このアルバムでは、14曲中3曲がこのメンバー&編成で録音されています。

この曲だけ、他の収録曲とは何か雰囲気が違うというか、ビシッとしているというか、実に良い感じなんですよね。同じように1日で録音されているにもかかわらず、完成度が高いというか、何というか。
世間で言われているように、この曲(含め3曲)、録音日時&メンバーが違うから、その影響があるのでしょうかね。同じメンバーで録音された「Ain’t That A Shame」と「Crackin’ Up」も雰囲気違うし。

「Don’t Get Around Much Anymore」ですが、個人的には、ポールが弾くギターの響きがけっこう心地好いのです。
かつ、ポールの歌声が好きなんです。
どこか、ウイングス的な雰囲気もあるし、本当に好きなんだよなぁ。
たまに聴くと、心にグッと来る度合いも違います。


ライヴを再開したポール。
そのライヴで、是非とも演奏して欲しい、聴いてみたいと思った、この「Don’t Get Around Much Anymore」でした。


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「ディス・ワン」

2014-04-10 | ポール・マッカートニー

今日・木曜日も、わりといい天気でした。
ただし、ちょっとばかり空は霞み気味で、黄砂かPM2.5の影響があるのかな・・・という感じでした。
そのおかげか?花粉症が悪化してしまい、朝からくしゃみ連発&鼻水ジュルジュル状態が続き、けっこしんどい思いをしています...。やれやれ。(汗)


さてさて。
最近、ポール・マッカートニーの曲に関して記事を書いていないので、今回はそのシリーズを。

で、パッと脳裏に浮かんだのが、ソロ時代の曲「ディス・ワン/This One」です。


Flowers_in_the_dirt

1980年代中期から低迷していたポールの、復活アルバム!と言われる1989年の『フラワーズ・イン・ザ・ダート』収録曲で、シングルカットもされた、いかにもポールらしいポップ感溢れる曲です。
そのPVが何とも笑いを誘うもので、曲共々、しっかり記憶に残っています。

何故に、こうして取り上げたのか?
それは、この「ディス・ワン」ですが、私の入浴時のテーマ曲?になっている事に気づいたからです。
入浴時に、先ずはシャワーで全身を流して湯船に浸かるのですが、その時に自然と口ずさむのがこの曲「ディス・ワン」のサビの部分なのです。
そして、髪の毛を洗いシャワーで洗い流す時も、再び「ディス・ワン」を口ずさんでいるのです。
何故だかわかりませんが、これはもう長く続いていて、一種の入浴時のジンクスみたいになっているのです。
いやはや何とも...。(苦笑)


Img_1640_2

Img_1642


音楽的な話をすると、初めて聴いた時からけっこう気に入った曲でした。このアルバムの中でも、とりわけ“ポールらしさ”を感じさせる曲でもあり、違和感が無かったからかも知れません。
大半のファンが思う、ポールの音楽的イメージとはズレていないので、安心して聴ける1曲だったのが大きかったですね。

出だしが、ジョージっぽい?インド音楽風で始まるのが、クスッとしてしまいます。それ以外は、普通にポップな曲調・アレンジなんですけど。(笑)
歌詞で「This One」と「The Swan」を引っかけているのも、シングル盤のジャケット(↑)やPVを見れば納得だし、面白かったりします。
特によく出来た曲だとは思いませんが、そのメロディ、アレンジ、歌詞・・・けっこう私の心には引っ掛かるものが多い曲です。
曲を聴くと、自然と口ずさんでしまいますからねぇ。
ただ、エンディングはどこか中途半端な感じがして、個人的にはちょっと気に入らないですが...。


アルバム発表後のワールド・ツアーで、待望の日本来日を果たした1990年公演でもしっかり演奏されましたが、好きな曲だったにも関わらずそれほどインパクト無かったのを覚えています。
(そう言えば、「マイ・ブレイヴ・フェイス」もイマイチだったよなぁ)


「ディス・ワン」・・・ライヴでは特に観たいとは思いませんが、CDで聴くには楽しく聴ける、ポール節全開の1曲だと思います。




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ポール、早くも再来日決定!!

2014-03-28 | ポール・マッカートニー

今日は暑かった!

実にいい天気で、まだ3月ですけど、暖かいというよりも暑い!という表現の方がピッタリの最高気温24℃・・・おいおい、って感じです。

おかげで、街中の〈桜〉も満開に!!
数日前までは、どこの〈桜〉もまだまだ2~3分咲きだったのに、昨日からの暖かさもあって、一気に咲きました!

この分だと、〈桜〉の見頃は来週までですね...。



Paulmain140326


そんな中。
↑のような、実に驚いたニュースが飛び込んで来ました!


ポール・マッカートニー再来日!!

5月17日・18日 国立競技場(東京)
      24日 ヤンマースタジアム長居(大阪)


今回、日本では初の野外コンサートと来たもんだ!
それに加えて、噂によると、昨年11月の時と違いセットリストの変更もあるみたいだし、違う内容のコンサートなら是非とも観に行きたい!


でも、さすがに今回は行けないです。
家庭の事情もあるし、かつ、いくら東京or大阪に行きやすい土日開催とはいえ、チケット代+交通費+宿泊費で5万円近いお金は出せないです...。(涙)


しかし、ポールの、この早い再来日決定にビックリです。
この短期間とも言える再来日は、常識から考えると変ではあります。
何がポールの心をを動かしたのか?!お金持ってるから、ギャラとは考えられないしなぁ。
まぁ、どうでもいい事ですけどね。


2014年、再来日決定は本当に嬉しいけど、今回は行けないのが決定しているので、ちょっと恨みますよ、ポール・・・。(涙)



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「バレンタイン・デイ」

2014-02-14 | ポール・マッカートニー

今週はずっと寒さが続いています。今朝は、うっすらですが雪が積もっていました。

これでこそ真冬なのでしょうけど、ずっと例年よりも低い気温らしいし、天気もぐずつき気味で晴れ間が少ないし、やはり寒さが続くと嫌になります。
しかし・・・日本列島各地、先週末同様にまたもや大雪警報が出ているみたいですね...。


今日は2月14日。
はい、世間はバレンタイン・デー!です。

今年は、残念ながら1個も貰えなかったです。義理チョコさえも、ハイ・・・。
まっ、いいです、別に。もうチョコを貰ってどーとかこーとか言うような年齢でもないし。(負け惜しみ?)
私、チョコレート、大好きなんですけどね・・・はぁ。(苦笑)



Mccartney

ポール・マッカートニーの曲に「Valentine Day」という曲があります。
ソロ第1作である、アルバム『McCARTNEY』(1970)に収録されています。

地味な曲です。
ポールの話をしていて、もし「何か好きな曲を挙げてみて」と言われても、決して曲名が出て来ない、強烈な印象を与える曲ではなく、出来としても「これでいいのか?」と思えるような1曲。

ポールの歌声が入っていない、インスト・ナンバーなのも地味な印象を与えるのかも知れません。
いや・・・やはり、機材のテストで録音されたと言われているように、曲自体がアドリブ感全開の、いかにも思いつきで演奏・録音したという感じで、尻切れトンボ気味に終わる中途半端さ・・・地味と言うよりも、聴いていてほんとに「これでいいのか?アルバムに収録していいのか?」と思ってしまうような曲です。

でも、個人的には、ポールらしい曲(よく出来た曲)よりも、不出来と言われる変わった曲が好きな男!昔からわりとお気に入りの曲だったりします。
なので、アルバムではこの曲の次に収録されている、ポール節全開の佳作「Every Night」よりもある意味好きだったりします。(笑)

妙にヘンテコな?雰囲気がある、エレキ・ギターのフレーズと、バタバタしたドラミングが耳に残る曲です。どっかの、バンドを組んだばかりの下手な素人が演奏しているかのような雰囲気。
でも、終わる直前の曲の雰囲気はいいなと思わせるので、あっという間にフェードアウトしないて、もう少し展開して続けて欲しかった気がします。そうすれば、また違った感触の曲=まともに評価される曲になったと思うのですけど...。
まぁ、そのいい加減さ・中途半端さが、いかにもポールらしいといえばポールらしいし、好きなところなんですけどね。(笑)

記事を書くにあたって、久しぶりに「Valentine Day」を、アルバム『McCARTNEY』を繰り返し聴きましたが、意外と楽しく聴けました。
やはり、このアルバムの手作り感、素敵です。歌入りの曲は、シンプル・イズ・ベスト!でけっこう良い楽曲ばかりだと思うし。

そして。
上記した「Every Night」や、このアルバム1の名曲「Maybe I’m Amazed」より、この「これでいいのか?」と思う曲が、やはり好きなのを再認識した私です。(苦笑)



久しぶりにポールの楽曲について書いたなぁ...。(苦笑)




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「クリスマス・ソング」

2013-12-24 | ポール・マッカートニー

クリスマス・イヴですね、今日。
晴れ間が見えて、いい天気だと言えばそう言えるけど、時々どんより曇ってにわか雨が降ったりで、何か落ち着きがない1日でした。
寒いのは、相変わらずだし・・・。

クリスマス・イブ。
若い頃とは違い、もうこの歳になると特に何をするわけでもなく、世間の盛り上がりが嘘のように淡々と過ぎて行きました。
ケーキ食べたかったけど、仕方ない。
まっ、こんなものでしょう。

ラジオを聴いていると、ちょっと前から頻繁にクリスマス・ソングが流れています。
定番曲、そして初めて聴く曲、それぞれ楽しいです。
しかし、洋楽・邦楽問わず、まー知らないクリスマス・ソングが多い事、多い事!音楽の世界、やはり広く深いものだと実感しています。


そんな今日。
帰宅してから、せめて音楽だけでもクリスマス・イヴの雰囲気を味わおうと、私が唯一持っているクリスマス・ソングCDを、この記事を書きながら聴いています。

企画物、それもクリスマス・ソング集などを買うようなタイプの男じゃないのですが、今年の初めについつい買ってしまいました。
その理由は・・・ポール・マッカートニーが歌っている楽曲が収録されていたからです、ハイ。(苦笑)

アルバム名は『HOLIDAYS RULE』という一品。
2012年に出たみたいです。


Img_1541

ポールが歌っている曲は、
「The Christmas Song(Chestnuts Roasting On An Open Fire)」
という、スタンダード・ナンバーです。3曲目に収録されています。
私、そっち方面には全く疎いので知らなかったです。
ちょっと調べてみたら、ジャズの巨匠メル・トーメなる方が1944年に作曲したらしく、最も有名なのはナット・キング・コールのカヴァーだとか。(聴いたことありません...)


ポールのスタンダード・ナンバー・・・ということは、そう、同年に出たアルバム『キス・オン・ザ・ボトム』と同じ流れ。
演奏者のクレジットを見たら『キス・オン・ザ・ボトム』と同じなので、そのセッション時に一緒に録音された曲みたいです。

『キス・オン・ザ・ボトム』・・・個人的にあまりハマらなかったので、購入時に聴きまくってからは、今日までほとんどプレーヤーにセットされる事が無かったアルバムです。
そう言えば、映像作品の方も購入したものの、一度だけ早送りで観ただけという、ポールに申し訳ない状態です。
やはり、ポール=ジャズ(スタンダード)に違和感があるのでしょうね。大人の雰囲気、が好きじゃないのかも知れません。
中年男どというのに、全然大人じゃないんだろうなぁ、私。(苦笑)

で、今回の「The Christmas Song(Chestnuts Roasting On An Open Fire)」です。
当然のように、『キス・オン・ザ・ボトム』収録曲と同じ雰囲気で、ポールが歌い上げています。
なので、少々物足りなさを感じてしまいますが、ポールの歌声と曲調と合っているのか、これが意外と良いのです!
クリスマスに聴くには、静かで優しく、雰囲気最高の曲です。
これ、掘り出し物だった、そう思います。

欧米では、2012年のクリスマス・シーズンに合わせてシングルとして発売もされたとか。
ちなみに、そのB面はザ・シンズ(The Shins)の、アルバムにも収録されているポールの「ワンダフル・クリスマスタイム」のカヴァー。
オリジナルと比べると、音がシンプル&コンパクトにまとめられて、個人的にはけっこう好きなカヴァーになっています。


ジョンの「ハッピー・クリスマス」でもなく、ポールの「ワンダフル・クリスマスタイム」でもなく、ワム!の「ラスト・クリスマス」(嫌いだけど)でもなく、山下達郎の「クリスマス・イヴ」etc...でもなかった今年。
ポールだとは言え、意外なクリスマス・ソングで、今年は静かに盛り上がりました。


いやぁ、ポールの歌声で、本当、けっこう良い雰囲気になりました。
今夜はワインでも飲みながら、久しぶりにじっくりと『キス・オン・ザ・ボトム』でも聴こうかな、と思っています。
って、ワインなんか我が家にないか・・・。(苦笑)



思えば、ポールの感動の来日公演から、もう一ヶ月以上過ぎたんだなぁ。しみじみ。

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ポール・マッカートニー福岡公演に行く!その3(ラスト)

2013-11-18 | ポール・マッカートニー

ついに来ましたね・・・冬の冷え込みが。寒い月曜日になりました...。(涙)


1つ別の記事を挟んでしまいましたが、ポール・マッカートニー福岡公演!の感想の続きです。
これで終わります。



アンコールを求める歓声、手拍子の中。
「ヘイ・ジュード」を終えてステージを去って、大して時間を空けず、ポール、再びステージ登場です!
当然のように、大歓声がヤフオクドーム内に起こりました!




Dsc_0964


アンコール。
その1曲目は、ギターがカッコいい「デイ・トリッパー」
ビートルズ・ナンバーなので、当然のように盛り上がりますよ、やはり。

そして、私の中で今回2度目のピークがやって来ました!!
2曲目「ハイ・ハイ・ハイ」です!ウイングス時代の、ゴキゲンなロック・ブギー!私にとって、思い出の1曲と言っても過言ではない曲。
この曲がセットリストに入ったのを知っていたので、本当に楽しみにしていたので、演奏が始まった時に再度リミッターが外れました。
個人的には、演奏としてはちょいと推進力不足でしたけど、いやもうそんなのは全く関係なし!この曲をやってくれただけで、感激!カッコ良かった!
もう我を忘れて歌いまくり、正に気持ちは「Hi Hi Hi~♪」ノリまくりました。隣席の方、すみませんでした。迷惑だったろうなぁ。(苦笑)

そして、ロック・ナンバー3連発で、演奏されたのが「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」でした!
実は・・・大阪のセットリストでは、ここで「ゲット・バック」だったので、私もそう身構えていたのですが、聴こえてきたイントロが違い「あれっ?」と思ったら、この曲でした!
もちろん、盛り上がっていましたねー!ビートルズ・ナンバーは強い?!
少々聴き慣れた感ある曲ですが、前曲のテンションそのまま、私もノッてしまっていました。(笑)


アンコール終了!
大歓声に包まれながら、ポールがあれこれしながら、ステージから去って行きます。
個人的に、「ハイ・ハイ・ハイ」効果もあり、このアンコール1回目が今回の盛り上がりのピークだったと思います。
もちろん、ずっと盛り上がってはいましたけどね。(笑)


ポールが去った中、なおもアンコールを求める歓声、手拍子が再び起こります。
でも、終演と思い席を立つ観客も出始めました。
私、セットリストを知っているので、「まだこれから本当のクライマックスが待っているのになぁ・・・」と思いながら、ちょっと高まった気持ちをクールダウン?しながら観客の動きを見ていました。
私の隣席の年配のご夫婦も帰ろうとして席を立たれたので、「まだありますよ」と教えてあげると、えらく感謝されました。


そして。
大して間隔を空けずに、再びステージにポールが!「おぉー!」と、より一層大きな歓声が、ドーム内に響き渡りました!!



アンコール2回目!
ポールがアコギ1本で「イエスタデイ」を歌い出します。待っていました!とばかりに大歓声が!しかしすぐに収まり、観客みんな静かにこの名曲に耳に傾けます。
ビートルズ=ポール=「イエスタデイ」という図式が成り立つ、この1曲を聴きたいために、来られた方々も多いのではないでしょうか。
この時の会場の雰囲気は、歌声以外の静寂が美しいというか、良い意味で素敵なものがあったと思います。
ドームの音響のおかげで、ポールの歌声がちょっとエコーがかかったような効果になって、個人的には新鮮で心地好かったです。


Dsc_0967

超名曲でしんみり、いや静かに感動した後、そのセンチな雰囲気をぶち壊すかのように演奏されたのが、あの「ヘルター・スケルター」!ハードなビートルズ・ナンバーです。
観客も、再び盛り上がりモードに入ります。
私は、この曲好きなんですけど、ライヴでの演奏はイマイチ好きじゃないのですが、いやぁ、ハードロックバンド並みの激しい演奏には脱帽です。
ここまで2時間半、ほぼノンストップで演奏して来ているのに、こんな身体に喉に応える曲を平気で演奏するなんて、ポール、体力とんでもないですね。(苦笑)

興奮が高まり、それをなだめるように、ポールのMCが。もう終わるよ、というニュアンスだったと思います。
そうだ、この次の曲でこのライヴは終わるんだ・・・と思った私。わかってはいたものの、やはり寂しい気になってしまいましたね。
そして、ポールがピアノの前に座り、演奏を始めたのは、ビートルズのアルバム『アビー・ロード』からの3曲、いわゆる「アビー・ロード・メドレー」!
「ゴールデン・スランバーズ」
「キャリー・ザット・ウエイト」
「ジ・エンド」

私は、この「アビー・ロード・メドレー」がたまらなく好きで、ちょっと感傷的になる楽曲でもありますが、いや、良かったです。これは何度観てもいい。ほんと、いい。
「ジ・エンド」のポール、ラスティ、ブライアンの3人によるギター・バトルは、いつ聴いても鳥肌モノです。
そして、あのエンディングのフレーズへ向かう・・・ああ、終わってしまう、終わってしまう・・・もう終わってしまう・・・・・。
複雑な感情が一気に湧き上がってきて、泣きそうになっている自分がいました。



これですべての演奏が終わり、大歓声が包みます。
私も、ポールそしてバンドメンバーに対して、心から感謝を込めて思いきり拍手していました。

ポールが何か言っていましたが、全く覚えていません。
座席に座って、ただただ「嗚呼、ポールの福岡公演、終わってしまった・・・」と、虚脱感に襲われていました。

アンコール時は、ちょっと疲れが出てた感じだったけど、最後の最後まで、全く手抜き感なし!
ポールは、我々観客に全力で魅せてくれました!



終演時間は、22時を過ぎていました。
ヤフオクドームを出て、地下鉄駅まで歩いている間、感動が身体を包んでいて小刻みに震えていたのにはビックリしました。


23時半前、自宅着。

こうして、私のポール・マッカートニー福岡公演は終わりました。




本当に良かったです。
今まで観たポールの来日公演の中で、トータルで考えたら今回が一番満足度あり、楽しくて良かったかも。
様々な付加価値が付いている初来日時の、あの感動は超えられないけど、本当に良かったです。


ポールもしっかり歌えていたし、ポールをサポートするバンドも、もう10年以上不動のメンバーなのでガッチリまとまっていて良かったです。昔は、巧いしパワフルだったものの少々粗っぽかったのであれだったけど、現在は最高のバンドになっていました。
ちなみにメンバーは、
ブライアン・レイ(ギター、ベース)
ラスティ・アンダーソン(ギター)
エイヴ・ラボリエル・ジュニア(ドラム)
ポール“ウイックス”ウィッケンス(キーボード)
の4人。
メンバーみんなから、ひしひしと「ポール愛」を感じられて、ほんと最高だっと思います。ポールの初来日時にも参加していた、ウイックス、見た目全然変わっていないのが嬉しかった?です。
残念なのが、ドームなので音響が悪くて、私の座席の問題もあるだろうけど、ポールの歌声もバンドの演奏も、1つにまとめてグシャっという感じで聴こえ、細部がスカッと聴こえなかった事。つくづく勿体無いと思います・・・。


ポールは、相変わらずサービス精神旺盛でしたね。
日本語でのMC、バンバンしていたし。土地に合わせて方言で喋るのも、いや笑わせてもらいました。
後、前日に大相撲観戦したためか、ステージ上で力士の真似をしてシコ踏んでいたしなぁ。(笑)
でも・・・開演中、私、すっかり舞い上がっていたので、ポールのMC、英語・日本語共に、ほとんど覚えていないのですよね。勿体無いなぁ。(汗)


しかし・・・やはり、ビートルズ・ナンバーと、その他の楽曲での、観客の温度差は相変わらずでしたね。(苦笑)
年齢層も、中高年の方々が6~7割だったと思うし、ビートルズ世代なので仕方がないとは思います。
私は、ポールに関しては、ビートルズは後追い、ウイングス後期からリアルタイムの男なので、どうしてもウイングス時代の楽曲に思い入れがあり、盛り上がってしまう傾向があります。
勿論ビートルズも大好きで、この30数年嫌ってほど聴いて来ているから、盛り上がますが。

やはりウイングス時代の楽曲やソロ時代の楽曲の方が、演奏されると嬉しくなります。
だから、今回は「あの娘におせっかい」とか「ハイ・ハイ・ハイ」、「アナザー・デイ」等生で観れて感動でした。
「バンド・オン・ザ・ラン」で、意外にもグッと来たのが驚きました。
残念だったのが、私がビートルズとウイングスにハマるきっかけとなった曲、今までけっこう演奏されていた「Jet」が外された事ですね。何度も観ているけど、やはり私の中では別物という感じですから。
後、直前の公演ではリストに入っていた「ジュニアズ・ファーム」が新曲のリスト入りのためカットされた事ですね。これは、正直言って非常に楽しみにしていたので「Jet」以上に残念、というか悔しかったです。
開演前に会場で流れていた「グッドナイト・トゥナイト」や「心のラヴ・ソング」等を今のバンドで観たかったなぁ~というのは、無い物ねだりですね。(苦笑)

ビートルズ関係は、まあ納得です。ポールの姿にビートルズを見て、ビートルズ!を楽しみに会場へ来ている方々が圧倒的に多いので、有名な楽曲は外せないのは理解出来るから仕方ないです。「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」とか絶対に外せないですからね。(笑)
あくまで個人的な感想ですけど、有名どころの楽曲は毎回演奏するので、だんだんと新鮮味が無くなっているのですよね・・・。(それはウイングスやソロの曲にも言えるのですが)
ただ、今回は、セット入りするのを待ちに待っていた「ラヴリー・リタ」がリスト入りしていたので、それだけで個人的には感謝感激です。まさかの選曲「オール・トゥゲザー・ナウ」も、意外と楽しめたから良かったです。
ただし、ビートルズナンバーも、新曲のおかげで、大好きで楽しみにしていた「ユア・マザー・シュッド・ノウ」がリストから外されてしまったのが、本当に残念でした。
しかし、ビートルズ・ナンバーでも、やはりマイナーな曲では、盛り上がりがイマイチだったのが、ちょっと驚きましたが。

ソロの曲は、定番の「恋することのもどかしさ」、後「アナザー・デイ」、新作から4曲と「ヒア・トゥデイ」「マイ・ヴァレンタイン」ぐらいですか。1980年~90年代の、今までに演奏されたことが無いソロ楽曲を加えてくれたらな~といつも思いますが、やはりダメでしたね。
新作の4曲は、意外とライヴ映えして良かったです。今までのツアーでは、新作からの楽曲はちょっと浮いた感じがしていたのですけど、今回はそんな感じは無かったです。ある程度盛り上がってもいましたし。(気のせい?)
ただ・・・先に書きましたが、「マイ・ヴァレンタイン」の時は、妙な雰囲気を感じましたけど。


会場、充分に盛り上がったと思います。
ビートルズ・ナンバーと、それ以外の温度差は確かにあったものの、会場は熱気・楽しさで包まれていました。



高齢者から、若者、そして小学生まで。
ご夫婦、親子連れ、若いカップル、友人同士。

それらの世代を超えた幅広い年齢の、3万5000人を超える人々が、こうして福岡ヤフオクドームに足を運び、71歳のポール・マッカートニーのコンサートを観に来て、本当に嬉々としている姿を見ていると、微笑ましいし嬉しさを覚えました。
そして、ポール、凄いな!と改めて実感しました。



贔屓目なしに、素晴らしかった!
最高でした。


あれだけ元気だったら、まだまだ歌えるでしょう。
なので、また来日するのを、そして出来れば福岡に来る事を、心から祈っています。


ポール、またのお越しを待ってます!!



Img_1533_2





地下鉄駅へ向かう途中に、前を歩いていた観戦帰りの親子連れ。(父親と小学生高学年ぐらいの男の子)

「ポールって凄いんやね!」
「当たり前たい。凄かろうが!観て良かったろう?」
「うん。めちゃカッコよかった!」

その会話に、思わずニヤリとしてほんわかした気持ちになった私です。




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ポール・マッカートニー福岡公演に行く!その2

2013-11-17 | ポール・マッカートニー

日曜日。
雨は上がりましたが、だんだんと冷え込んで来ました。

明日は、今季一番の冷え込みになり、12月下旬頃の真冬並みの厳しい寒さとなるみたいです。
まだ11月中旬だよ、嫌だなぁ...。(ため息)



さて、前日の続きです。
前記したように、コンサート中の記憶がけっこう断片的なんで、大した事を書けなくてすみません・・・。


ついに、福岡ヤフオクドームに姿を見せたポール・マッカートニー
オープニングから、気合入れて、一気に演奏していきます。
ゴキゲンです!


「恋することのもどかしさ」が終わり、ピアノを離れて、ここからは落ち着いた感じの、アコースティック・セットに入ります。

「夢の人」
「恋を抱きしめよう」

2曲ともビートルズ・ナンバーで、盛り上がるかな~と思ったら、意外とそうでも無かったです。後者の方が雰囲気良かったのは、前者に比べると、世間的に割と有名な曲だからでしょうか。
私は、ウイングス時代にも演奏している「夢の人」が昔から大好きなので、イントロ聴いただけでウキウキでした。(笑)

次に来たのが、ソロ時代の「アナザー・デイ」!これ、確か1993年のツアー時もセットリスト入りしていたので期待していたのに、日本公演では外されていてガッカリした覚えがある分、本当に楽しみにしていた曲でして、これはけっこう良かったです。この曲の魅力をしっかり伝えていたと思います。
いやぁ、満足しました。これも演奏感謝です。
やはり、ビートルズ・ナンバーよりも、ソロやウイングス時代の楽曲の方が、私はテンション上がり盛り上がります。


「アンド・アイ・ラヴ・ハー」
「ブラックバード」

これまたビートルズ・ナンバー2曲。正直、個人的にはどちらの曲もそう好きではないので、周りとは違って盛り上がっていた気持ちもひと休み・・・って感じでした。
(文章を手抜きしているわけじゃありません・苦笑)

そして、アコースティック・セットのラストは、ポールのジョン・レノンの追悼曲とも言える、ソロ時代の「ヒア・トゥデイ」でした。そんなMCがあったと思います。
この曲、個人的に思い入れがあって、CDで聴くのも辛い曲なんですが、こうして生歌で聴くと、ますます感傷的になってしまいダメですね。
演奏は良かったです。


Dsc_0963


元々、アコースティック・セットが好きじゃない私。(アコースティック・セットの方が良かった・好きだという方も多いみたいですねぇ)
バンドがパワー全開で、激しく演奏するのが好きなので、次の曲から再び、明るく弾ける時間が来ます。

「New」
「クイーニー・アイ」

10月に発表されたニュー・アルバム『NEW』からの2曲が、会場を盛り上げます。来日前によく流されていたからでしょうか、曲調が正に“ビートルズ”ぽいためか、意外にも「New」は盛り上がっていた感じでした。
「クイーニー・アイ」も、アップテンポの曲なので、思ったよりも良かったです。盛り上がりもそれなりだった気がします。

そして、その勢いのまま「レディ・マドンナ」!ピアノのイントロで、観客がワァーと盛り上がるのは、やはりビートルズ・ナンバーのパワー!か。
個人的には、好きなんだけど、これも定番なので新鮮味が・・・。

そして次は、ビートルズの楽曲の中でも、地味すぎてこれは選曲されないだろうな~と思い続けていたものの、来日前のライヴで取り上げられて驚いた覚えがある「オール・トゥゲザー・ナウ」です。
元々子供向けのような、シンプルで遊び心満載の楽しい曲ですが、これが意外と楽しかったです。割と盛り上がっていましたしね。

そして、またビートルズ・ナンバー、アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』収録の曲、楽しみにしていた大好きな大好きな「ラヴリー・リタ」
ポールがツアーを再開してから、ずっと演奏して欲しかった曲の1つで、今回まさかセットリストに加えられるとは思わなかったので、めちゃくちゃ楽しみにしていたし、かつ、期待通りに演奏も良かったので本当に嬉しかったです。個人的には、これは最高でした!
でも、ビートルズ・ナンバーでもマイナーな曲のためか、会場の反応はそれほどまで無かったですね...。

感激していると、ニュー・アルバムから「エヴリバディ・アウト・ゼア」が演奏されました。ニュー・アルバムから、これで4曲目の選曲。
CDで聴いた時から、ライヴ向きの楽曲だなと思っていましたが、やはりライヴ向きで良かったですね!新曲だったけど、アップテンポだし、割と盛り上がった方だと思います。
観客との掛け合いが楽しめるし、これ日本じゃなく海外だったら、もっと盛り上がるだろうなー。


ここでヒートアップした会場の雰囲気が、次の曲でいったん落ち着きを取り戻します。
「エリナー・リグビー」が演奏されます。やはり、歌い出しで大歓声が上がります!さすがビートルズ・ナンバー!でしょうか。
個人的には、無くてもいいかなぁ・・・と。(苦笑)

同じく、ビートルズの「ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト」が続きます。
これもアルバム『サージェント・ペパーズ~』の曲で、今回の意外な選曲の1つ。ジョン・レノンの作品だし、何故にポールがこれ歌うかな~と思いましたが、思っていたより違和感なく、それなりに良かったです。
ただ、ビートルズでもマイナーな曲なので盛り上がり具合はイマイチだった気が。「ラヴリー・リタ」と共に、アルバム『サージェント・ペパーズ~』からの楽曲は、あまり有名じゃないので仕方ないのかなぁ。昔セットリストに入った事がある「ゲッティング・ベター」なんかもそうだったし...。

前曲が終わり、ポールがウクレレを持ちます。はい、もはやライヴで定番のジョージに捧げる「サムシング」です。ビートルズ時代の、ジョージ・ハリスンの代表曲&名曲。
前半はウクレレの弾き語り、途中からバンドサウンドになるという構成はわかっていたものの、バンドのギタリスト、ラスティ・アンダーソンが弾く間奏のギター。ソロを聴くと、やはりしんみりした気持ちになりましたね。
ウクレレのパートでは笑いも起こっていましたが、後半部分のおかげで盛り上がったように思えます。


Dsc_0961

次は、能天気な「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」!これは有名なビートルズ・ナンバーなので、最初からけっこう会場も盛り上がっていましたね。
確かに、明るく楽しく良かったと思います。生で観られるとは思っていなかったので、有り難かったです。

そして、前曲の勢いをそのままに始まったのが、私の中で今回のライヴで最初のピークとなった、ウイングス時代の「バンド・オン・ザ・ラン」です!
この曲のイントロを聴いたら、何故か急に熱いものが込み上げて来ました。ビックリしました。
「バンド・オン・ザ・ラン」大好きですけど、もう本当嫌ってほどCDやDVDで聴いたり観たりしているし、過去に生でも観ているにもかかわらず、です。
自分自身、ここで、この曲でまさか抑えていた感情が爆発するとは思いませんでしたね。
それまで心の中で口ずさむだけで、手拍子だけで抑えていましたが、ついに声を出してポールと一緒に「Band On The Run~♪」と歌い出してしまいました。さすがに立ち上がりはしませんでしたが、周辺の年配の落ち着いた人々ばかりの中、場違いのように浮いていただろ~なぁ。(反省・・・)

ついに感情のリミッターが外れてしまい、ここから、アンコールが終わるまで、それまでとは打って変って、人目を憚らずノリまくっていた私。(苦笑)

その勢いで、続く「バック・イン・ザ・USSR」もノリまくっていた私。この曲もずっと定番なので、もう自分自身盛り上がらないだろーなーと思っていたものの・・・燃えました。(苦笑)
勿論、ビートルズ・ソング!会場も盛り上がっていました。


いよいよ、コンサートも終わりに近づきます。
ポールがピアノへ移動して、ついに、あの「レット・イット・ビー」です。もう、これは何も言う事無いです。会場の約3万5000人も、ポールの歌声に、演奏に聴き入っていました。
そして、終わると共に大歓声&拍手が!!

ちょっと感傷的な気持ちになった後は、一転して、めまぐるしくテンポが変わる、ウイングス時代の曲、ライヴの定番中の定番、ドン!ドン!と、爆発音が鳴りまくる「007死ぬのは奴らだ」です!
いやぁ、相変わらず爆発の演出は迫力あって凄かった!耳が痛かったぐらい。あれ、アリーナ席の前の方の人々はたまらんだろうなぁ。(笑)
これ、曲を知らなくても、ド派手な演出のおかげで、嫌でも盛り上がります。

ドーム内がちょっと煙った中、コンサート本編のラスト曲が始まります。
「ヘイ・ジュード」・・・これも、何も言う事ないです。
お約束通り、観客を巻き込んでの大合唱が!
観客全員、男性だけ、女性だけ、アリーナ席、一塁側スタンド、3塁側スタンド等、ポールの指示で観客が大合唱する光景は、やはり素晴らしい!
一体感を感じます。
何やかんや言っても、その瞬間、感動してしまいます。(良いか悪いかは別として)
会場も、当然のように、この日一番、最高に盛り上がっていました。


ここまで約2時間強のステージ。
ポールが観客に色々言葉を残し、バンドメンバーと共に挨拶してステージを去って行きます。
ポール&バンドに対する大きな拍手が鳴り止まず、ドーム内に響き渡ります。


そして、観客からの拍子は、アンコールを求める拍手へと変わりました。


セットリストを知っているので、必ず再びポールが姿を見せるのがわかっているものの、大勢の観客と一緒に、純粋にアンコールを求める気持ちになっている私がいました。

いやほんと、あんた凄いよ、ポール!そう思いながら。




・・・文章が長くなりそうなので、あと1回だけ続きます。(汗)




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ポール・マッカートニー福岡公演に行く!その1

2013-11-16 | ポール・マッカートニー

11月15日・金曜日
ついに、ついに、この日がやって来ました。


ポール・マッカートニー福岡公演!


8月にチケットをGETしてから、この日がやって来るまで長かった事、長かった事。
その間に色々あって、何となくテンション下がりまくっていたものの、やはりもうすぐ「ポールに会える!」と思うとテンションも上がりました。


前日・14日。
当日の午後に新幹線で福岡入りして、大相撲九州場所を観戦している姿を観て、確実にポールが福岡にやって来ているのがわかりました。
これで、明日はコンサート確実!と更にテンション上がりました。


そして当日・15日。
ついにこの日を迎えました。


午前中まではまだ雨が降っていたものの、昼過ぎからは晴れ間が広がって来て、それほ冷え込みもなく、出かけるには最適な状況になりました。

16時前に自宅を出て、電車→地下鉄を乗り継ぎ、地下鉄・唐人町駅から歩いて会場である福岡ヤフオクドームへと向かいます。
地下鉄を降りてからの約10分間の歩きが、長いような短いような。



Dsc_0944


無事、17時頃、福岡ヤフオクドームに到着!
「うぉっ、なんじゃ、この人の群れは!」と思うぐらい、ドームの周辺には人・人・人!
17時開場のはずが、まだ開場されていなくて、すでに各ゲートには人の列が!
それに加えて、グッズ売り場も負けず劣らずの人の列!
個人的に、グッズは、記念にパンフレットだけでいいし、会場内でも買えるだろうからと思い、その長蛇の列には並ばず、しばしドーム周辺を散策です。


Dsc_0948

これを見ると、「あぁ、ポールが来ているんだ!」と改めて実感です。
しかし、よく考えたら、プロ野球観ないので、こうして“ヤフオクドーム”という名称がなってから来たのは初めて。
確か2年前だよな、来たのは。


Dsc_0949

そんなこんなしていると、時間が17時20分近くになったので、もう開場されるだろうと思い、持っているチケットに書いてある8ゲートへと向かいます。
8ゲートって、一番奥側で遠いし、そこへ向かう途中も右往左往する人々が多くて、何とも歩きづらい。
そして、「おぉ、並んでいるなぁ」と思いながら、私も8ゲート入場を待つ人々の列に並びます。


しかし!
開場予定時間から30分遅れの17時半になっても、開場しないじゃないですか...。
その頃にはすっかり日が暮れて、段々と冷え込んで来て、その場に立っていると少々辛くなりました。腰も痛くなってきたし。
振り返ると、私の後ろにも長蛇の列が。
なかなか開場しないので、時々出て来て事情説明するゲートにいる係員に、列の中から罵声が飛びます。
いやぁ、雨&真冬の寒さでなくて良かった・・・と思いながら、開場を待ち続けます。

そして、17時50分頃、やっと開場です。
動き出したらあっという間です。
入口で簡単なカバンのチェックを受けて、いざ会場のヤフオクドーム内へと入れました。
しかし、50分ズレって、ちょっとなぁ...。



Dsc_0969

座席に向かう前に、トイレヘ行きスッキリした後、近くのグッズ販売ブースで並ぶ事無くパンフレット(↑写真・3000円)と、この私にしては珍しく他のグッズ、タオル(1500円)を購入してしまいました。
今回のポールのライブ参戦は、今までとは違い、寂しいかな一緒に行ってくれる人間がいなくて独り・・・。
なので今回は、相方のチケット代を払わなくて済んだ分、これぐらいはいいだろうと、ついついタオルを衝動買いしてしまいました。
ほんと、珍しい。


いよいよ座席に向かいます。
指定された通路から、ドーム内へと入ります。
「おぉっ、ステージだ!」!


Dsc_0950

目の前にステージが見えます!
ステージの位置も想像通り、ステージからの距離も想像通り。角度はいいけど、やはり離れているなぁ~と苦笑いです。
前もって座席表で確認していたので、座席には迷う事もなく到着。
18時頃なので、まだまだ見た目、アリーナ席もスタンド席も、観客は多くありません。

今回は、携帯電話のカメラやコンパクトデジカメならば、コンサート中の静止画の撮影がOKだとか!(フラッシュ使用は厳禁!)
何とも嬉しいじゃないですか。

会場には、音楽が流れています。
この場に座って、ウォークマンで音楽を聴くのはポールに失礼だ!と、会場に流れる音楽を聴きながら、座席に座って待ちます。
だけど、「いよいよだ!」というワクワク感はあるものの、開演まで後1時間あると思うと、少々間が持ちません。
読みかけの文庫本、鞄に入れておけば良かったなぁ、とちょっと思ったり。(おいおい)



Dsc_0954


18時40分過ぎの様子。
開演まで30分を切って、流石に観客で埋まり始めました。
人の多さ(人混み)に弱い私・・・早くも人の多さに酔い始めています。(苦笑)



Dsc_0956


19時ちょっと前。
音楽が変わり、ステージの横の大型モニターに映像が流れ始め、いよいよポール登場までのカウントダウンが始まったか!と思いながら、流れて来る楽曲を一緒になって心の中で口ずさみます。
「グッドナイト・トゥナイト」や「幸せの予感」「心のラヴ・ソング」等、ライヴで演奏して欲しい楽曲ばかり流れて、何か聴いていて悔しかったですね。(苦笑)


開演時間、19時!
案の定、ステージには変化ありません。
間違いなく時間通りには始まらない・・・と思っていたので、まあ10分ぐらいは遅れるだろうなと。


19時10分。
まだ、変化なし。
おいおい、と思いながらも、やはりポールの登場が近づいて来たので、期待感が高まります!


そして、19時20分頃!!
照明が落ちて、ステージ上に、ついに、ついに待ちに待ったポール・マッカートニーが姿を見せました!


同時に、ワァー!とヤフオクドーム内、大歓声です!


ポールです!ポール・マッカートニーです!


私、その姿を見て、様々な感情が込み上げて来て、ハッキリ言ってもうその瞬間からまともな精神状態じゃなかったです、ハイ。(苦笑)

「フクオカ、カエッテキタバイ!」

福岡の観客に向かって、そう言葉にするポール!(多分、合ってると思う)
その博多弁に、会場は笑いを伴う大歓声!
相変わらず、サービス精神旺盛な方だ。(笑)


いよいよ、待ちに待った福岡公演の始まりです!

ただ私、ポールの姿を見て、色んな感情が一気に込み上がって来て、まともな精神状態じゃなかったので、コンサート中の記憶がけっこう断片的なんです・・・。
なので、演奏された楽曲に関しては、印象がマチマチなんですよ。と言うか、楽しみにしていた楽曲&個人的に好きな楽曲に関してはしっかり覚えていますが。(笑)

そんな状態でしたが、感想付きで演奏された曲を振り返ってみます。
この日は、先に行われた大阪公演と1曲のみ違っただけなので、そのセットリストを見ながら書いていきますが、もしかしたら演奏の順番を間違って書いているかも知れません。
その際はご容赦下さい。



オープニングは、ビートルズ・ナンバー「エイト・デイズ・ア・ウィーク」
いきなり会場は大歓声!大盛り上がり!
この一気の盛り上がりは凄かった!その瞬間、鳥肌が立ちました、ハイ。
しかし、思えばこれジョンの曲だよなぁ。新しくオープニングに使える有名どころの自作曲が無くなってしまった?(笑)

が、そのいきなりの大盛り上がりが、続くニュー・アルバムからの1曲「セイブ・アス」で、一気に盛り上がりが収まったのには苦笑いしましたけど。
個人的には、けっこう気に入って良かったですけどねぇ。

しかし、「オール・マイ・ラヴィング」という、必殺のビートルズ・ナンバーでまた盛り上がります。いや、さすがビートルズ・ナンバー!

だが、またも「あの娘におせっかい」で、ちょっと会場は落ち着きます。個人的には、この楽しみにしていたウイングス・ナンバーに大喜び!テンション上がりまくりでしたが。
セットリストに入っているのを知って嬉しく、これを生演奏で観れるなんて!!でした。いいものを見せてもらった感あり、です。感謝、感謝。
続く「レット・ミー・ロール・イット」も、同じくウイングス・ナンバーだけど、これはずっと演奏している定番だし、そこまで無かったです。相変わらずギターはカッコ良かったけど。

ビートルズ・ナンバーに戻り、今度は「ペイパーバック・ライター」!当然、会場は盛り上がります。
この曲、どうせなら、ポールにベースを弾いて欲しかったなぁ。(ギターだったよな?)


Dsc_0957

そして、ピアノに座り、確か現在の奥様であるナンシーさんに捧げる曲というMCがあったような気がする「マイ・ヴァレンタイン」が演奏されました。
いや、この曲の時、妙な感じでした。ソロの曲で美しい静かな曲なんだけど、今回もっとも違和感覚えた数分でしたね。曲や演奏じゃなく、会場の雰囲気に・・・上手く書けませんけど。(汗)

続くのは、ウイングス時代(そういうMCがあった気がする)の「西暦1985年」!ウイングスの曲でもヒットしたわけじゃなく、マイナーな部類に入る曲なので演奏のわりには・・・これも曲を知らないのだろうなぁ。前曲の何だか戸惑った雰囲気を引きづったままって感じ。
私は、この曲大好きですけど、それでもイマイチでした。うーん、残念。

そんな微妙な2曲の雰囲気を吹き飛ばしたのが、「ロング・アンド・ワインディング・ロード」でした!
ビートルズ・ナンバーでも有名な曲なので、それは雰囲気良くなるってものです。
当然、曲終わりの拍手は多かったです。

そして、他界した最初の奥様、リンダさんに捧げるというMCがあったような気がする、ソロの名曲「恋することのもどかしさ」が続きます。
これも昔からライヴの定番なんで、新鮮味ないな・・・と思っていたら、これがけっこう良かったです。
この曲は、会場もそれなりに雰囲気良かったような気がします。


見た感じ、会場の観客の7割ぐらいがビートルズ世代だろうシニア世代の方々なので、当然のように知っているビートルズの曲では一緒に歌っている・口ずさんでいる人々が多いです。
でも、多分ビートルズ以降は聴いて来なかったと思うので、ソロやウイングス時代の楽曲はそうでもない状況です。
年齢的に、事前にセットリストを調べて、楽曲の予習とかしませんからね。
だから、曲毎に、さすがに盛り上がり方に微妙に差があります。
こればかりは、今までのポールのコンサートでも見られた光景なので、仕方ないですね...。



ダラダラと、文章長くなりました・・・。(汗)


なので、次回に続きます。


※ステージの写りが悪い画像は、曲目とは関係していませんので。あしからず。



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