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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

ベートーヴェン「交響曲第2番」

2010-11-12 | クラシック音楽

久しぶりに、クラシック音楽に関する記事です。

最近は、明らかに聴く頻度が落ちているクラシック音楽・・・。寝る時はクラシック音楽だったのに、この一ヶ月は洋楽に取って代わられている状態に逆戻り。(汗)
せっかくクラシック音楽に、関心を持ったのに、これじゃいけない!
聴かなければ!

その為には、ブログ記事を書くのが一番!
というわけで、意識してクラシック音楽を聴いている今日この頃です。


さて。
これまで、ベートーヴェンの交響曲について、クラシック音楽ど素人ながら聴いた感想をブログに書き綴ってきたわけですが、最近はクラシック音楽を聴くペースが落ちて、なかなか進展が無かったのもあって、前回の第4番からずいぶんと間隔が開きました。(調べたら約1年ぶり?!)

しかし、危機感のおかげで、やっと次の交響曲へと進む事になりました。
(って、それまでも聴いてはいたのだけど・・・)


今回は交響曲第2番です!
未だ登場していない、有名な第6番「田園」を差し置いて、第2番です。(苦笑)
こうして記事を書こうと思い立ったのもあって、最近は意識して交響曲第2番を聴いています。

すると、やはりハマるものですね!
昔聴いた時は、集中していなかったのか?聴いてもあまりインパクトない作品に感じて、他の交響曲みたいに聴く気にならなかったのですけど、いざこうして集中してやる気になって聴いてみたら、これがけっこう良かったのです♪
これって、交響曲第4番の時とパターンと、似たような感じです。(苦笑)


全4楽章、程よい長さで、聴き飽きる事は無くなりました。(成長した?)
特に、激しさと明るさが聴いていて心地好い、第1楽章と第4楽章が最も好きです。


この交響曲第2番・・・ちょっと前の「第9」目的の全集購入ブーム?(現在は鎮火・・・)のおかげで、現在10種類の演奏CDがあります。
一通り何度か聴いてみましたが、どの指揮者/オーケストラが良い(お気に入り)かは、未だ決めかねています。


Photo

まぁ、個人的に、指揮者オットー・クレンペラーが好きなので、クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団の演奏ばかり聴いていますが、贔屓目うんぬんじゃなくて、その演奏に軽快さはないけれど、このどっしりとした重厚感ある演奏がとても気に入っています。
まぁ、他の演奏を聴いて比較してみると、何となくもう少し軽快に流れても良いとも思いますが・・・。


このベートーヴェン「交響曲第2番」・・・なかなか魅力的な作品だと思います。


さあ、残るは交響曲第1番と、第6番「田園」だけかぁ~!
頑張るぞ!


・・・
あれっ、まだ第3番「英雄」も書いてなかったみたい。書いた気がしたんだけどなぁ。(苦笑)

         


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51枚目!にしては・・・

2010-10-12 | クラシック音楽

一時期のクラシック音楽熱は、今いずこ?
という感じで・・・最近は、好きな洋楽のアーティスト&バンドのニュー・アルバムが、けっこうリリースされたりで、洋楽を聴く機会が多くなっています。

で、隅に追いやられた?クラシック音楽。
それでも毎日何かしら聴いてはいるけど、さっぱり新しくCDを購入しなくなった・・・そんな状況です。
ブログ記事を読めばわかるように、コレクター癖と言うか、ベートーヴェン「第9」のCDを揃えるのが楽しみだったのですが、これも50枚に達したのでホッとした?のか、これも購入するのが途絶えてしまいました。

そんな状況でしたが、約2ヶ月ぶりにクラシックのCDを、それも「第9」のCDを購入しました。
通算51枚目です!(違いもわからないのに、ほんとバカだなぁ・・・)


Photo_3

カール・ベーム指揮/ウィーン・フィル (1980年録音)

たまたま入った店で安く売っていたので、購入しました。
購入する際に、前に聴いた同じ組み合わせの演奏(1970年)が、どうもイマイチ好みの演奏じゃなかったのが脳裏に浮かびましたが、とりあえず聴いてみようと思いました。


で、聴いてみました。

・・・・・。

第1楽章から、このとんでもなく緩いテンポは何?!
思わず、唖然としてしまいました。

う~ん・・・これは、さすがに馴染めませんでした。前回の1970年録音の作品以上に、聴くのに違和感がありました。
とにかくテンポが遅い。遅すぎます!
これまで聴いてきた「第9」のテンポが身体に染み付いているため、聴いていて遅すぎてつんのめってしまう、そのような感覚になってしまい、聴きづらかったです。(汗)


51枚目の「第9」・・・個人的には、残念なものになってしまいました。
決して悪くはないと思いますが、「第9」に劇的な展開を求める私には、余りに物足りないというか、拍子抜けしてしまった演奏でした...。


いやぁ、ここまでゆっくり指揮・演奏されたら、逆に天晴れ!って感じですけどね。(笑)

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シューベルト「未完成」は素晴らしい!

2010-09-23 | クラシック音楽

何故か眠れないので、音楽を聴きながらパソコンに向かっています。
聴いているのは、クラシック音楽、シューベルトの交響曲第8番「未完成」です。



シューベルトの交響曲「未完成」・・・さすがにこの私が作品名を知っているだけあって、一部分は聴いた事がありました。
実は・・・けっこう好きな作品だったりします。今まで記事にしなかったのが不思議なぐらい、しっかり聴き比べまでしている作品です。


クラシック音楽に関してはど素人なので、ほぼ初めて聴いたと言っていいわけですが、これが実に良かったです。
美しい。というか、哀しい・・・。
派手で管弦楽器がガンガン鳴り響く、明るい交響曲も好きなのですが、こういう心に哀しく響く、実に美しい作品もまた好きなのです。

第1楽章もそうですが、第2楽章が良いです。聴いていて、その美しさにグッと来ます。
「未完成」と知り合えてほんと良かった!と思いました。

初めて聴いたのは、もう1年以上も前のことです。(早く記事にしろよな・・・)



T最初に「未完成」を聴いたのは、
ブリテン指揮/イギリス室内管弦楽団

の演奏でした。
モーツァルトの交響曲第25番目当てに購入したCDのカップリングでした。
作品にハマったのものあって、しばらくの間、この「未完成」に本当にメロメロでした。
                                                

                                                 
この私、好きになったらどうしても聴き比べしたくなります。


Schubertで、次に聴いてみたのが、図書館にあった
クライバー指揮/ウィーン・フィル
の演奏でした。
この演奏を聴いて、これはまた別の意味で凄かった!衝撃的でした!
最初に聴いたブリテンとは正反対の、とても鋭利な、その冷たさが心に突き刺さるような感じの演奏で、生半可な気持ちで聴けないような、そんな近寄り難い雰囲気を醸し出している「未完成」でした。
ブリテンの演奏が、『温かみを感じる哀しさ』だとしたら、クライバーの演奏は『重く深い哀しさ』・・・とでも言いましょうか。
でも緊迫感溢れていて、とても好きです。


その後にも、
バーンスタイン指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

ベーム指揮/ベルリン・フィル
コープマン指揮/オランダ放送室内管弦楽団

と聴いてみましたが、それなりに良かったものの、私の心にはグッと来るものがありませんでした。


やはり、最初に聴いた演奏に惹かれたため、それが一番心に残っていると言ってもいいです。。
ブリテン指揮/イギリス室内管弦楽団の演奏する「未完成」が、私の中における基準になっているのは確かだし、一番このCDを聴くのも事実です。

その演奏と対極?にあるクライバー/ウィーン・フィルの演奏と共に、個人的には好きです。
いやぁ、素晴らしいですね。


ただし、個人的には、何度も繰り返し聴くような作品ではありません。


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50枚目!!

2010-08-24 | クラシック音楽

もーいい加減にせんかい!と思うぐらい、毎日「猛暑日」続きのこちら。
暑すぎて、扇風機は役に立ちません。そんな中、部屋に居たら冷房が無いので「熱中症」になりそうです。(本当に...)
おまけに、部屋を出て慣れない冷房のお世話になったらなったで、当然のように?身体ダルい&ノド痛めて熱発寸前だし・・・。とほほです。(涙)



さてさて。
今回の記事は、記念記事です。



ついに到達してしまいました。
ベートーヴェン・交響曲第9番「合唱」のCDが50枚(演奏)に達しました!(レンタル含みます)


初めて「第9」を聴いて衝撃を受けて以来、月1ペース(それを超える時も・・・)で、まだ聴いていない「第9」のCDを見つけると、ついつい買ってしまうという条件反射?のような状態が続いていました。
もちろん、2000円を越えない廉価盤のCDだけですが・・・良いのか悪いのか、探せばあるもんだと思ったものです。(汗)


しかし、さすがに店頭&単品では見つからないようになり、今度は通販を利用して交響曲全集で揃えるようになりました。
割引制度を利用して、2000円~3000円のものばかりですが、それでもCD単品1枚分と変わらない値段ですからね。そんな交響曲全集もけっこうあって、個人的には助かります。
ただ、ベートーヴェンの交響曲ばかり揃ってしまい、他を聴かなくなってしまうという弊害?が・・・。


そして、ついに「第9」のCDが50枚に!
妙に感慨深いものがあります。(苦笑)



その記念すべき50枚目は...

フリッツ・ライナー指揮/シカゴ交響楽団 (1961)


Reiner

久しぶりに単品での購入CDです。
「第9」に関する記事のたびに書いているような気がしますが、正直、個人的には、ひと昔前のCD(演奏)の方が、最近の録音状態が良いCD(演奏)よりも、聴いていてグッと来るモノが多いです。

今回も、それに見事に当てはまりました。
古い録音でしたが、けっこう良かったです。個性的って感じでは無かったものの、ダイナミックで歯切れよく、ガッチリとした演奏で充分に感動を与えてくれました。



昨年あたりから、大好きな洋楽を聴かない日があっても、ベートーヴェン「第9」を聴かない日はない・・・というぐらいに、すっかり生活の一部と化している「第9」です。
寝る時は、ほとんど第4楽章(時には第3楽章から)を聴きながら、夢の中へ落ちていきます。



指揮・演奏うんぬんなんて、ほとんどわからないのに、ただただ「第9」の何とも言えぬ魅力に惹き付けられて、飽きることなく、こんなに買い集めてしまいました。
こうして50枚・・・我ながら、ほんとバカだと思います。




でも、まだ集めるんだろうんなぁ、間違いなく。(苦笑)

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モーツァルト「オーボエ四重奏曲」

2010-08-01 | クラシック音楽

今年も8月に入りました!
私の月がやって来ました!(苦笑)



さてさて。
最近は、貰ったお土産紹介ブログ?になっている感がある、この気まぐれブログ。
今回は聴いたクラシック音楽の記事です。


思えば、モーツァルトの作品、それも「オーボエ協奏曲」(もしくはオーボエのための作品)が、心のリラクゼーション効果がある!と新聞記事に書いているのを読んで、クラシック音楽への扉を開くことになった・・・と言っても決して間違いじゃない私です。

それから早や4年以上?
再び、オーボエが主役の作品、モーツァルト「オーボエ四重奏曲」を聴く機会がありました。
前々からしつこく言っていますが、室内楽作品って苦手なんですけどね。(苦笑)


今回。
最初に聴いた「オーボエ協奏曲」と同じ、ハインツ・ホリガーのオーボエで聴いてみました。


Photo

その
「オーボエ四重奏曲」・・・これが、思ったよりも良かったです。
オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロだけの演奏ですが、それぞれが見事にバランス取れていて、かつその演奏は繊細で気品があって、聴いていてもの凄く心地好かったです。
特に、オーボエの明るく気持ち良く響く渡る、澄んだ音色が、やはり作品のメインでもあり実に印象的で「いいなぁ~♪」としみじみ思ってしまいました。
第1楽章の弾んだ雰囲気、第2楽章の沈んだ雰囲気、第3楽章の華やいだ雰囲気、それぞれが印象深く残っています。
各楽章が長くなく、トータルでも15分程度なので、聴きやすく、あっという間に過ぎていきました。
お気に入りの作品となりました。


ふと思うと、やはり、オーボエという楽器の音色が好きなのでしょうね。それに対して、未だにどうもクラリネットがダメな私...。
例えばモーツァルトの作品でも、「オーボエ協奏曲」は大好きですが、名曲と言われる「クラリネット協奏曲」は何度聴いてもイマイチ好きになれませんし、室内楽の作品では、今回の「オーボエ四重奏曲」はとても気に入りましたが、以前聴いた事がある「クラリネット五重奏曲」はやはり好きになれませんでした。
聴いたCD(演奏)の問題というより、やはりクラリネットとの相性が悪いのでしょう・・・。(汗)


後。
このCDには、「オーボエ五重奏曲」(いまいちピンと来なかったです・・・)と、
「アダージョとロンド」(グラスハーモニカ、フルート、オーボエ、ヴィオラとチェロのための)という作品が収録されていましたが、これが結構気に入ってしまいました。
グラスハーモニカという楽器の音色が、これが実に印象的で心惹かれてしまい、感心しながら聴いてしまいました。
神秘的と言ったら、ちょっと違うかも知れませんが、不思議と心に響く音色です。
それに絡むオーボエやフルートの音色も素敵です。
良いですね、これは。


「熱帯夜」が続く、こんな蒸し暑い夜には、派手な響きの交響曲よりも、このような室内楽の作品を聴く方が心地好いかも知れませんね。(笑)


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しつこく「合唱幻想曲」・・・(汗)

2010-07-09 | クラシック音楽

しつこいと思われるでしょうが、今回はまたまたまたベートーヴェン「合唱幻想曲」についてです。
聴いてしまったから仕方ありません...。(苦笑)

2枚組みで、「英雄」と「田園」交響曲とのカップリングなのに、マルチバイ割引があるとはいえ、えらく安いCDを見つけたので、ついつい購入してしまいました。


その今回のCD(演奏)は、

 
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ) 小沢征爾指揮/ボストン交響楽団 (1982)


これで8枚目ですかね。「合唱幻想曲」も結構増えて来たなぁ。(苦笑)


383


決して悪くは無かったです、ハイ。

ただ・・・時々ピアノのタッチがスムーズじゃない、そんな感じがするのが、少々気になってしまいましたが。
でも、きっと、それが演奏の“間”というものなのでしょうね、うんうん。
演奏しているのは、超一流のピアニストです。なので、どう考えてもそう聴こえる私の耳が悪いのでしょう。(汗)

後、オーケストラの伴奏が、ちょっとグッと来ないというかスカッとしないなぁ・・・と思ってしまいました。それがどうスカッとしないかとは、クラシック音楽ど素人ゆえに、上手く文章に書けませんが。(汗)
ピアノと伴奏のバランスが重要だと思いますが、今まで聴いてきた中では、けっこうバランスが悪い感じがしましたね。
ちょっと重厚すぎるのかなぁ?
(多分、気のせいだと思います)

いつも気になる?合唱部分に突入~ラストは、多少ソリストの歌声に気になるものがあったものの、特に問題無かったです。
エンディングへ向かっての盛り上がり方も良かったし。

今回の「合唱幻想曲」も、約20分間、至福の時間を過ごせました。


ふと思えば、最初に聴いた、「合唱幻想曲」という作品の魅力を教えてくれたCD(演奏)が、今聴くとえらくつまらなく聴こえてしまうのですよね。
いやぁ、不思議なものです...。(しみじみ)


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ベートーヴェン 「七重奏曲」

2010-06-22 | クラシック音楽

こんばんは。

久しぶりに、クラシック音楽を聴いた感想記事です。


しかし・・・何となく、クラシック音楽と言えば、ベートーヴェンの作品ばかり聴いているような気がする今日この頃です。
交響曲「第9番」に「第7番」「第4番」、「合唱幻想曲」に「三重協奏曲」・・・ローテーションのように繰り返し聴いている作品は、やはりベートヴェンばかりです、ハハハ。(苦笑)



これじゃいかん!と思い、新規開拓して聴いてみたのが、ベートーヴェン「七重奏曲」です。
って、またベートーヴェンじゃん!(と、自分自身でツッコんでおきます・笑)


実は、室内楽が苦手な私。(室内楽というジャンルさえ、未だによくわかっていないけど)
交響曲のような、音の厚みや派手さ?がないから、繊細な感じがして、聴いていてどうも好きになれないというか何ていうか。
あっ、いや、作品が嫌いと言うわけでは決してありません。

それなのに聴いてみたのです、「七重奏曲」を。
たまたま図書館で読んだクラシック音楽の本に、このベートーヴェン「七重奏曲」が名曲だと書いてあったので。


「七重奏曲」
~ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットのための


457

購入して聴いてみたCDは、ウィーン室内合奏団(1992)の演奏です。


どうなんでしょう?
聴いた後は、満足感がありました。
第6楽章まで、飽きることなく聴き通せましたからね。
軽快、かつ優しく美しい旋律が、聴こえてくる各楽器の演奏、音色の美しさと共に、しっかりと心に響き渡り、有無を言わさず魅せられました。
いいなぁ~と思いました。

でも、今まで聴いた室内楽作品と同じで、やはり聴き終わった後の、気持ちの高揚感がありません。
まあ、高揚感を求めるのが間違っているのですけどね。(苦笑)
残るのは、清々しさなのです。それで充分だと思いますが...ダメな私。(汗)


個人的には、カップリングの「六重奏曲」の方が、気に入りました。
弦楽四重奏と2つのホルンのための、とあるように、3つの楽章共、弦楽器と絡みあうホルンの演奏・音色がけっこう印象深くて、聴いていて楽しかったからです。(笑)


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最近はベートーヴェン交響曲全集ばかり...

2010-04-16 | クラシック音楽

先日。
またベートーヴェンの交響曲全集を購入してしまいました。

もちろん「第9」を目当てに購入したのですけどね。(苦笑)


アルトゥーロ・トスカニーニ指揮/NBC交響楽団 (1952)


870

いや、この「第9」は良かったです!!
久しぶりに何とも言えぬ感動を覚えた演奏でした。
キビキビした緊張感溢れる演奏で、第1楽章から第4楽章まで、聴こえてくる音楽に、途中で気持ちが弛緩する事なくずっと入り込んだまま聴いていました。


このトスカニーニ盤の前に聴いた「第9」のCD
ベルナルト・ハイティンク指揮/ロンドン交響楽団 (2006)
が、個人的には、あまりにも盛り上がりに欠ける、平凡でつまらない演奏だったのも、評価に多少は影響あるのかも知れませんが、それを差し引いたとしても、明らかに演奏に対する感動の度合いが違います!
いやぁ、本当に良かったです。

こんな出会いがあるから、聴き比べは止められませんね。(笑)
まだ他の交響曲は聴いていませんが、今から楽しみです。

でも、この「第9」だけで、この交響曲全集を購入した甲斐があったという感じです。
いい買い物でした。


しかし、ちょっと前に聴いて「第9」への情熱を取り戻すきっかけとなったアーベントロート指揮のものもそうですが、昔の指揮者による「第9」の演奏の方が、やはり私にはしっくり来ます。
音が多少悪くても、その演奏には“魂”に訴えかける何かがあるような気がします。(えらそーに)


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三度、「合唱幻想曲」!

2010-03-21 | クラシック音楽

昨日の大荒れの天気が嘘のように、今日は晴れ間が広がった1日でした。


クラシック音楽を聴いた感想・・・今回はまた「合唱幻想曲」です。


今回は、
メルヴィン・タン(フォルテピアノ)
ロジャー・ノリントン指揮/ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
 
(1989)

のCDです。


Photo

まず・・・フォルテピアノと言われても、よくわからない私。
CDの解説を読んでいたら、18世紀末~19世紀初頭まで用いられた初期のピアノだとか。う~ん、何となくどのようなものかわかっても、そのフォルテピアノと現代のピアノの音色の違いがわからない男・・・。(汗)

ノリントン指揮のロンドン・クラシカル・プレイヤーズは、同じ様に古楽器を用いた団体。
ちょっと前に、「第9」目当てで、交響曲全集を購入していたので、多少なりとも聴いた事があるのですが・・・まぁ情けないことに、モダンオーケストラとの音の違いも、イマイチよくわからない男です。(汗)


感想は、それなりに良かったです。充分に満足いくものでした。

いつもながら、クラシック音楽に関してはど素人ゆえに、相変わらず演奏うんぬんはわかりません。
でも、聴いていて、ピアノも伴奏も、何か神経質というか硬質な響きで、最初はちょっとばかりとっつきにくかったです。
それと、合唱部分が、個人的には違和感を覚えてしまいました。(悪いってわけじゃないのですけど...)

しかし、こうも聴き比べていくと、やはり、それぞれの演奏に個性があって、聴いていて面白いと思います。
ほんと楽しいです♪



後。
カップリングは、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」でした。
「皇帝」・・・けっこう「合唱幻想曲」のカップリングになっていて、4枚目のCDとなりました。
(あれっ、「皇帝」って記事にしていないんだな...)

やはり、有名な第1楽章の冒頭部分を聴くと、ワクワクしてしまいますね!
個人的には、このフォルテピアノ&古楽器での「皇帝」は、そんなに惹きつけられる演奏では無かったです。
「皇帝」自体、その冒頭部分で満足してしまうため?・・・第1楽章が長いのがネックなのか、なかなか最後まで聴き通すのが少々しんどくて、そんなに聴き込んでいないのもあるのですけどね。(汗)


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サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」

2010-02-28 | クラシック音楽

2月も終わりますねぇ~。


久しぶりに(そうでもないか?)、クラシック音楽を聴いた記事です。

最近は、全くと言っていいほど、作品の新規開拓をしていませんでした。
購入するのは、相変わらずベートヴェンの交響曲ばっかり。それも、大好きな「第9」が単品で見つける事が出来なくなってきたため、「交響曲全集」物を購入してしまうためです、ハイ。3000円ぐらいで買えるので、単品1枚買うよりも“お得感”ありますしね。
でも、全集買っても、今のところ聴く交響曲は限られているので、宝の持ち腐れ状態と言えます・・・。だいたい9番・7番・4番・8番(聴く頻度順)ぐらいしか聴かないので、これじゃ流石にもったいないので他の交響曲も気合入れて聴かないといけませんね。(苦笑)



そんな中、気になって購入したのが、サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」です。(また「ヴァイオリン協奏曲」かい!)
何故か「ヴァイオリン協奏曲」が好きでもある私、有名どころは聴いたので、他に人気がある作品がないか?と調べてみたら、このサン=サーンスの作品が見つかったのです。


思えば、サン=サーンスという作曲家は、以前交響曲第3番「オルガン」や「ピアノ協奏曲第5番」を聴いていて、けっこう好きになった相性の良い作曲家です。
なので、この「ヴァイオリン協奏曲」も楽しみでした。


873_3

チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 
ローレンス・フォスター指揮/ロンドン交響楽団


このCDのみが店頭にあったので、選択の余地もなく?購入。
もっとも、チョン・キョンファという方(女性)のヴァイオリンは凄い!と聞いていたので、購入に際して悩む事は無かったです。


聴いてみましたが・・・これが、けっこう良かったです!
これまで聴いてきた、ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキー等の作品と比べて、それほど長くなく、あまり重厚さもないので聴きやすくて、作品に入り込みやすかったです。
いや、ほんと、聴きやすかったです。

第1楽章の冒頭で、いきなり独奏ヴァイオリンが聴こえてきた瞬間、「あぁ、いいなぁ~」と思ってしまいました。
それからは、作品&ヴァイオリンの音色・旋律に自然とすっかり魅せられてしまい、第3楽章まで飽きずにあっという間でした。
凄いなぁ、と思いつつ、ヴァイオリンの響きに正に惹き付けられた、と言っても過言ではありません。


いつも記事を書くたびに言っているように、クラシック音楽に関して、未だド素人の私にはヴァイオリニストとしてチョン・キョンファという女性が巧いかどうかは、ほんとわかりません。(情けない...)
でも、そんな私でも聴いていて引き込まれ、十二分に感動を覚えるのだから、作品の力もあるのでしょうが、やはりそのヴァイオリンには魅力的なものを備えているのでしょうね。
お隣の国の方ですかぁ。


ただ・・・カップリングの、ヴュータン「ヴァイオリン協奏曲第5番」の方は、どうも私の好みに合わないみたいで、何度聴いてもイマイチ楽しめません。
ヴァイオリンの演奏は凄い!と思うものの、作品に入り込めないのです・・・嫌いじゃないけど。(汗)


サン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」・・・また1つ、聴き比べをしたくなった作品が出来ました。
正に、嬉しい悲鳴です。
でもまぁ、前に挙げたパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲」も、未だに聴き比べに到っていないので、いつになるかわかりませんけどね。(笑)



これからは、新しいCDを聴いたら、メモ代わりにこまめにUPしたと思います。
でも、有言不実行の私。どうなることやら。(苦笑)



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