7月7日・・・今日は「七夕」ですね~しかし、昨夜から天気が悪く、回復傾向だったけど、やはり夜空は曇っていて残念です。
さて。
最近は、私の中で洋楽が復権して、クラシック音楽を聴く時間が少なくなってきてしまいました。
寝る時はクラシック音楽を聴きながら~というのがこの数年のパターンだったのに、それも聴かない日があるようになってしまいました...。
決して飽きてきた、というわけじゃないのですが、進んで聴かなくなって来ています・・・。
いかんな、これは。(汗)
まあ、元々が洋楽大好き男!これが本来の姿と言えば本来の姿なんですけど。
で、そんな怪しい?状況の中、新しく購入して聴いたのが、またしてもベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」です。
私がつけている鑑賞記録によると、これで55枚目ですか?
「第9」の記事を書く度に、しつこく、繰り返し言いますが、バカ野郎です。ほんと大バカな男です、私。(ほんとに・・・)
クラシック音楽と言っても、聴いているのは8割が、ベートーヴェン「第9」の私。
最近はその「第9」に関しても、何度目かの食傷気味状態で、あまり聴く気が無くなって来たのもあって、新しく購入したと言っても、実はこのCDを購入したのは2ヶ月ぐらい前で、今頃やっとCDプレーヤーに乗せたというのが真相・・・やれやれです。
そんな今回は、
クラウス・テンシュテット指揮/ロンドン・フィル(1992年ライヴ)
HMVのCD評価を読んでいたら、けっこう評価高かったので、ちょっと悩んだ末、ついポチッとしてしまい、購入してしまったのです。
しかし、こうしたレヴューって半分はアテにならないと思い込んでいる、根っからのひねくれた男なので、あまり期待はしていませんでした。
(クラシック音楽の初心者で、教えを乞う立場なのに、この姿勢・・・バカです)
案の定と言うべきか、ひねくれた先入観からか、聴いてみたら・・・どこか、心にグッと来るものがない。
部分、部分では、けっこう「おおー!」と思うところも多くあるのだけど、どうも、全体を通して私の気持ちにはイマイチ響かないのです。
期待はしていなかったけど、ちょっとガッカリでした。
だけど、繰り返し聴いている内に、聴くにつれて、だんだんと良くなって来て、聴く度にこの演奏に惹き込まれていきました。
評価が一転!!
とにかく、ライヴらしい熱気が感じられるのがいい!ティンパニーの響きが強烈!金管楽器の響きもまた印象的!
決してド派手という感じはないけれど、ライヴ収録とあって、第1楽章から、熱気を感じさせる演奏で、管弦楽器共に、しっかりとした音が奏でられて、「おぉっ!」と惹きつけられました。
突出した楽器の音が、ちょっと気になりましたが・・・。
私の好みで考えると、演奏はゆっくり目のテンポで、でも決して遅すぎるわけではなく、メリハリよく聴かせる感じで、聴いていて「なんか違うナァ・・・」と言ったような違和感は無かったです。
ベートーヴェン「第9」を聴く際に、私の一番のポイントである第4楽章も、出だしからけっこう迫力あって、独唱・合唱も聴いていて特に不満は無かったです。
最初は、イマイチだなぁ~と思った、この演奏。
でも、聴き込んでいく内に、だんだんと好きになってきた演奏でした。やはり、どんな音楽でも、しっかりとじっくりと聴き込む必要を痛感しました。
なので、個人的には、今回も満足いく1枚で、これは聴いて損はない、聴いて良かったと思えた演奏(CD)でした。
実は、「第9」・・・あと1枚、今回の記事のCDと同時に購入していて、未だ聴いていないものがあります。
当分、クラシックのCDを買うような事は無さそうなので、次のクラシック音楽記事は、そのCDの感想になりそうです。
さて、そのCDはいつ聴くのだろうか・・・。(苦笑)
※どーでもいい事なんですけど・・・ブログを確認していたら、「第9」の記事、前回は53枚目でした。
確かに今回のCDは聴いた順番は55枚目なんですけど、その前に54枚目のCDの存在が・・・。感想書くのを面倒くさがっている内に、すっかり忘れて飛び抜かしてしまっていました。
毎回同じ内容の感想記事なので、いまさら書く必要もないけれど、その内、書く気になったら記事にしたいと思います。(苦笑)