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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「第9」55枚目・・・

2011-07-07 | クラシック音楽

7月7日・・・今日は「七夕」ですね~しかし、昨夜から天気が悪く、回復傾向だったけど、やはり夜空は曇っていて残念です。


さて。
最近は、私の中で洋楽が復権して、クラシック音楽を聴く時間が少なくなってきてしまいました。
寝る時はクラシック音楽を聴きながら~というのがこの数年のパターンだったのに、それも聴かない日があるようになってしまいました...。

決して飽きてきた、というわけじゃないのですが、進んで聴かなくなって来ています・・・。
いかんな、これは。(汗)

まあ、元々が洋楽大好き男!これが本来の姿と言えば本来の姿なんですけど。


で、そんな怪しい?状況の中、新しく購入して聴いたのが、またしてもベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」です。
私がつけている鑑賞記録によると、これで55枚目ですか?
「第9」の記事を書く度に、しつこく、繰り返し言いますが、バカ野郎です。ほんと大バカな男です、私。(ほんとに・・・)


クラシック音楽と言っても、聴いているのは8割が、ベートーヴェン「第9」の私。
最近はその「第9」に関しても、何度目かの食傷気味状態で、あまり聴く気が無くなって来たのもあって、新しく購入したと言っても、実はこのCDを購入したのは2ヶ月ぐらい前で、今頃やっとCDプレーヤーに乗せたというのが真相・・・やれやれです。

そんな今回は、


クラウス・テンシュテット指揮/ロンドン・フィル(1992年ライヴ)


Photo_2

HMVのCD評価を読んでいたら、けっこう評価高かったので、ちょっと悩んだ末、ついポチッとしてしまい、購入してしまったのです。
しかし、こうしたレヴューって半分はアテにならないと思い込んでいる、根っからのひねくれた男なので、あまり期待はしていませんでした。
(クラシック音楽の初心者で、教えを乞う立場なのに、この姿勢・・・バカです)



案の定と言うべきか、ひねくれた先入観からか、聴いてみたら・・・どこか、心にグッと来るものがない。
部分、部分では、けっこう「おおー!」と思うところも多くあるのだけど、どうも、全体を通して私の気持ちにはイマイチ響かないのです。

期待はしていなかったけど、ちょっとガッカリでした。


だけど、繰り返し聴いている内に、聴くにつれて、だんだんと良くなって来て、聴く度にこの演奏に惹き込まれていきました。


評価が一転!!
とにかく、ライヴらしい熱気が感じられるのがいい!ティンパニーの響きが強烈!金管楽器の響きもまた印象的!
決してド派手という感じはないけれど、ライヴ収録とあって、第1楽章から、熱気を感じさせる演奏で、管弦楽器共に、しっかりとした音が奏でられて、「おぉっ!」と惹きつけられました。
突出した楽器の音が、ちょっと気になりましたが・・・。


私の好みで考えると、演奏はゆっくり目のテンポで、でも決して遅すぎるわけではなく、メリハリよく聴かせる感じで、聴いていて「なんか違うナァ・・・」と言ったような違和感は無かったです。
ベートーヴェン「第9」を聴く際に、私の一番のポイントである第4楽章も、出だしからけっこう迫力あって、独唱・合唱も聴いていて特に不満は無かったです。



最初は、イマイチだなぁ~と思った、この演奏。
でも、聴き込んでいく内に、だんだんと好きになってきた演奏でした。やはり、どんな音楽でも、しっかりとじっくりと聴き込む必要を痛感しました。

なので、個人的には、今回も満足いく1枚で、これは聴いて損はない、聴いて良かったと思えた演奏(CD)でした。



実は、「第9」・・・あと1枚、今回の記事のCDと同時に購入していて、未だ聴いていないものがあります。
当分、クラシックのCDを買うような事は無さそうなので、次のクラシック音楽記事は、そのCDの感想になりそうです。

さて、そのCDはいつ聴くのだろうか・・・。(苦笑)




※どーでもいい事なんですけど・・・ブログを確認していたら、「第9」の記事、前回は53枚目でした。
確かに今回のCDは聴いた順番は55枚目なんですけど、その前に54枚目のCDの存在が・・・。感想書くのを面倒くさがっている内に、すっかり忘れて飛び抜かしてしまっていました。
毎回同じ内容の感想記事なので、いまさら書く必要もないけれど、その内、書く気になったら記事にしたいと思います。(苦笑)



 

 

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チャイコフスキー「交響曲第5番」

2011-06-07 | クラシック音楽

蒸し暑いです・・・さすが6月。
おかげで、早くもバテ気味だったりします。
暑さには強いはずなんだけどなぁ。(汗)


そんな中。
珍しくクラシック音楽作品の新規開拓をしました。

ある本を読んでいて気になったという理由で、チャイコフスキー「交響曲第5番」を聴いてみました。
図書館に置いていなかったので、とりあえず安いCDを購入しました。って、廉価盤購入はいつもの事ですけど。(笑)


チャイコフスキー

以前聴いた、ピアノ協奏曲第1番ヴァイオリン協奏曲が、聴き比べをするほどけっこう好きになっている私。

しかし、チャイコフスキーの交響曲は・・・。
以前、有名と言われる第6番「悲愴」を聴いたことがあったのですが、図書館で借りて聴いたCD(演奏)が悪かったのか?恥ずかしながら本当に全く心に響かず、もの凄く退屈してしまったという嫌な思い出があります。
そのため、チャイコフスキーの交響曲は・・・というマイナス意識が脳裏にあって、この5番も「どうなんだろ?」と思っていました。
明らかに及び腰でした。(汗)


聴いたCD(演奏)は、
                                      
ショルティ指揮/シカゴ交響楽団 (1987)

 
のものです。


Photo_2

感想。
いいじゃないですか!!
好きです、この交響曲第5番!
最初聴いた時は、第1楽章の出だしの静けさから「う~む・・・」と思ったものの、その途中で勢いよく金管楽器が鳴り出してからは、グッと入り込めました。
それからは、もう作品に入り込み、飽きずに第4楽章まで一気に聴き通せました。
これは良いです。
私好みの作品です。

中でも、特に第4楽章!!良いですね!目まぐるしく動き回るというか、メリハリがあって聴いていて気持ち良いです。
おまけに、本当、金管楽器の鳴りっぷりが好きです!
聴いていて爽快感というか、充実感を伴った感動を覚えます。
                                               
                                                  
いつものように、指揮者・演奏うんぬんは全くわかりませんが、作品としては見事に私のツボに入った作品となりました。
この作品も、是非とも聴き比べを楽しんでみたいと思います。


いやぁ、意外にも、このチャイコフスキーの交響曲第5番、好きになりました。


                                                     

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ショパン「ピアノ協奏曲第1番」を聴く

2011-05-11 | クラシック音楽

こちらは雨が降らずに、水不足の心配が現実のものになって来ていましたが、昨日からまとまった雨、それもけっこう激しい雨が降り、これで一息つけるんじゃないでしょうか。
恵みの雨、となりそうです。
ただ・・・全国各地、広範囲で大雨になっているみたいなので、被害が出ないといいのですが...。



ちょっと前。
テレビで映画「のだめカンタービレ/最終楽章・後編」を観たら、無性にショパン「ピアノ協奏曲第1番」を聴きたくなったので、久しぶりに聴きながらブログに向かっています。

そう言えば、このショパンのピアノ協奏曲のCDを購入したきっかけが、この映画だったよなぁ~と、ちょっとしみじみ。
でも・・・公開時、映画は観てないんだけど。おいおい。(笑)



で、CD自体も、その時に聴いてから、今までほとんど聴いていなかったです。(汗)
購入して聴いてみたのは、



Photo

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) 
クラウディオ・アバド指揮/ロンドン交響楽団



のCD(演奏)です。

選んだのは簡単。
前に、同じピアニスト&指揮者(オーケストラは違う)の組み合わせで、プロコフィエフ(第3番)&ラヴェルのピアノ協奏曲の演奏を聴いていたからです。
以前、ブログに記事書いたなぁ、確か。



ショパン「ピアノ協奏曲第1番」
正直、初めて聴いた時は、ピンと来なかったのですよね・・・これが。
今まで聴いた事がある、ベートーヴェンやチャイコフスキー等のピアノ協奏曲と一緒で、第一楽章が少々長いのが、やはりとっつきづらい点です。
そのため、カップリングの、リストの「ピアノ協奏曲第1番」の方が、演奏時間が全3楽章とも短いので聴きやすく、気に入った覚えがあります。


しかし、今回、映画を観て、「あ~こんな作品だったなぁ」と思い出し、視覚(映像)と音が一緒に入って来たせいもあって、今回聴き直してやっと作品にのめり込む事が出来ました。
映画なので視覚的には擬似演奏とはいえ、やはり視覚も好きになるには大切なファクターですね。
(今年こそ、クラシック音楽の生演奏を観に行きたい!)



アルゲリッチのピアノ・・・正直、上手いのかどうか、未だに成長しないクラシック音楽素人の私にはわかりません。情けねえなぁ・・・。(涙)
でも、聴いていて、鬼気迫るものがあるというか、迫力があります。超絶技巧というのか、どう弾いているのか想像出来ないぐらい凄まじいピアノのアタック感!1音1音が、実に存在感がありますね!
圧倒的なピアノの存在感の前に、オーケストラの演奏は、単なる引き立て役の“伴奏”に聴こえます。



今回、認識を改めたショパンの「ピアノ協奏曲第1番」!
結構、第1楽章も苦にはならずに、楽しんで聴けるようになりました。


でも、やはり今も、リストの「ピアノ協奏曲第1番」の方が、ワクワク感満載!のピアノ演奏で好きですねぇ。
おいおい。(笑)

 

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これで何度目?「合唱幻想曲」

2011-04-20 | クラシック音楽

先日。
CDショップで、未聴のベートーヴェン「合唱幻想曲」のCDを見つけたので、ついつい購入してしまいました。
なかなか見つからないのもあって、随分と久しぶりです、「合唱幻想曲」のCDを購入したのは。
もちろん、安かったので購入したのは言うまでもありません。(笑)


Photo

フィリップ・アントルモン(ピアノ) ジャン・マルティノン指揮/フランス国立放送管弦楽団


ピアノ協奏曲第5番「皇帝」とのカップリングです。
CD的には「皇帝」の方がメインでしょうが、私はイマイチ「皇帝」に馴染めない男...。
なので、私的には「合唱幻想曲」の方がメインです!(笑)

いつもの事ながら、フィリップ・アントルモンというピアニストについては全く知識がありません。
予備知識が無い方が、変な先入観がなくていいのかも知れません。


感想。
可もなく不可もなく、という感じでした。
ピアノの演奏とオーケストラの演奏部分は、特に気になる部分もなく、楽しんで聴けました。
ピアノもけっこう小気味良く聴こえ、オーケストラの演奏もしっくり来ました。

ただ、個人的に大好きな合唱部分がちょっと違和感があり、残念。
ソリストのあの歌い方はないよなぁ~と、ガッカリしてしまい、それまでの楽しさが3割減・・・という感じで聴き終えました。
まぁ、録音の状態の影響かもしれませんけど...。

でも、改めて「合唱幻想曲」の素晴らしさを感じる事が出来ました。
良かった、良かった。
カップリングの「皇帝」も、それなりに楽しめて聴けました。



しかし、「皇帝」とのカップリングが多いなぁ。持っているCDの内5枚がそうだし。



                                                     
                                                     
                                                   

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ベートーヴェン「第9」・・・53枚目!

2011-02-27 | クラシック音楽

いやはや。

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」も、ついに53枚目...。
記事を書くたびに繰り返し言いますが、大して違いもわからないのにバカですね。ほんと大バカな男です、私。(汗)



Photo

ラファエル・クーベリック指揮/バイエルン放送交響楽団(1982年ライヴ)

この組み合わせ。
以前スタジオ録音盤(1975年)を聴いていますが、個人的にはそれほど感動を得られなかったのを覚えています。
なので、今回、このライヴ録音盤も、それほどは期待していませんでした。
しかし、聴いてみたら・・・いい意味で期待を裏切られました!


とにかく、落ち着いた感じがいい。
派手さはないものの、第1楽章から、決して軽くない重厚で迫力ある演奏で、管弦楽器共に、しっかりとした音が奏でられて、「おぉっ!」と惹きつけられました。
心に響きます!

テンポは、私の感覚(好み)からしたらゆったり目ですが、決して遅すぎるわけではなく、じっくりと聴かせる感じで、違和感は全くありませんでした。
もう少し、抑揚があっても良かったかなぁ、とは思いますが、それは素人考えかも知れません。(苦笑)

最も好きで、「第9」を聴く際に1番気になってしまう第4楽章は、出だしから迫力あって、独唱・合唱にも特に不満はありませんでした。(合唱がちょっと気になったけど)
ただ、終盤部分、もう少し盛り上がって一気に突っ走る感じで終わってくれたらなぁ~とは思いましたが。


個人的には、満足いく1枚でした。
スタジオ録音盤よりも、このライヴ演奏盤の方が良かったと思います。
正直、「これは良かった!」というような満足度を得られたわけではありませんが、一聴の価値あり!聴いて良かったと思える演奏でした。



記事を書くネタがないので、何か「第9」の感想がシリーズ化してきたなぁ。ワンパターンの内容だけど。(苦笑)


                                       
 
                                             

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聴いてみたのはマーラー交響曲第4番

2011-02-19 | クラシック音楽

久しぶりに、クラシック音楽のCD、それもベートーヴェン以外の作曲家の作品のCDを購入しました。
CDショップで、安かったのでつい衝動買いしてしまったわけですが、ほんと、ベートーヴェン以外のCDを購入したのはいつ以来だろう?


で、購入したのは、マーラーの交響曲第4番です。
マーラーの交響曲の中では聴き易いという話で、ずっと前から気になっていた作品ではありましたが、CDショップでなかなか見つからず(値段が安いCD、がですが)買えずにいたという、私にとっていわくつき?の作品です。(笑)

さっそく、ワクワクしながら聴いてみましたよ。


Photo

ロリン・マゼール指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キャスリーン・バトル(ソプラノ)

マーラーの作品、知り合いの方に薦められた交響曲第5番から聴き始め、第1番、そして「大地の歌」は聴きました。いずれもわりと気に入って、特に「大地の歌」は好きで以前はよく聴いていました。
しかし・・・ベートーヴェンの交響曲にハマってしまい、聴く機会が激減、関心も薄れていた中、知り合いから今回の第4番の声楽入りの第4楽章が美しい!と聞いて、再び聴きたい熱が再発、ちょうど安い廉価盤CDを見つけたので、チャレンジしたわけです。


感想です。
いやぁ、確かに第4楽章のソプラノの歌声は美しいかったです!澄み切った歌声に心が洗われる、と言っても決して過言ではないぐらい、優しく温かく心に染み渡りました。
第1楽章も、なかなか印象的で各楽器の使い方・音色が気持ち良く、第2楽章も個性的なヴァイオリンの音色が、ちょっと不思議な感覚で心に残りました。
共に、聴いていて飽きる事無く、その世界に満足でした。

ただ、第3楽章だけは、約23分あるのも関係しているかも知れないけど、ちょっとばかり冗長だと感じて、後半は耐え切れず退屈感を覚えました...。
それが唯一、残念な点でしたね。もっとも、聴き込めば全く違う印象になるのかも知れません。
(何せ、私、クラシック音楽に関して素人同然ですから・・・)


マーラーの交響曲第4番。
素人同然の私でもとっつきやすく聴きやすくて、良かったです。
第1・2そして4楽章には、とても満足でした。
演奏に関しては、私にはわかりませんが、心地好く聴けたので良いのではないかと思います。


CDの帯に書いてありますが、第4楽章はまさに天国的な音楽!と言えるでしょう。
久しぶりに聴き比べがしたくなった作品でした。


                                                          

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ベートーヴェン交響曲第6番「田園」

2011-01-31 | クラシック音楽

やっと、ベートーヴェンの交響曲を聴いた感想も、こうして第6番「田園」まで辿り着きました。


この歳になってクラシック音楽を聴くようになる前から、その作品名と第1楽章の出だしは知っていた、この第6番「田園」ではあります。
が、何故か真剣に聴く気になれず、有名なのに後回し、後回しになっていました。
こうして感想記事を書いて来て「それじゃいかん!」と思い、かつ、「第九」目当てでけっこう交響曲全集を買い揃えたのもあって、自然と「田園」も数が揃い、聴かなければもったいない気がして来たのもあり、先月から今月にかけて集中して聴いてみました。
手元に11枚のCD(演奏)があり、聴き比べを楽しむにはちょうど良かったです。

しかし・・・CD棚を見たら、交響曲全集以外では、「田園」のCDは3枚しか無く、それも2枚は大好きな「合唱幻想曲」とのカップリングでした(「合唱幻想曲目当て)・・・。
いかに「田園」が、私の中で関心が薄かったかがわかります。(苦笑)

そんなわけで、第6番「田園」を、こうして改めてしっかりと集中して聴いてみると、目から鱗ではないですけど、その良さに気付きました。
派手さは無いものの、聴くと心が温かくなる作品ですねぇ。


それで、聴き比べた結果、現時点で聴いた中で私の一番のお気に入りは・・・クリュイタンス指揮/ベルリン・フィルの演奏です。


Photo_2

この交響曲第6番「田園」のノーマルと言うか、平均的な演奏がどのようなレヴェルのものであるか、クラシック音楽に疎い私にはわかりません。
私が聴いた演奏が、入門には向かなものかも知れません。
でも、そんな状況で聴いた中で、最も気に入ったのがクリュイタンス指揮/ベルリン・フィルの演奏だったのです。

他の指揮者/オーケストラでは、楽章によってテンポ等で好き嫌いがあるものが多かったのですが、そんな中で、全5楽章それぞれ気にならず、全体的にバランスよく聴けたのがこのクリュイタンス指揮/ベルリン・フィルの演奏でした。
この「田園」は第1楽章から最後の第5楽章まで、気になるところもなく、明るく激しく、そして全体を通して美しくて、飽きる事無く聴けました。
(実は・・・途中で飽きてしまった演奏もあり、それが「田園」をなかなか好きになれなかった理由の1つかも)


ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」・・・好きの度合いで言えば、「第九」や第7番には及びません。
しかし、第5番「運命」や第3番「英雄」よりは好きになったのは間違いありません。


クラシック好きの知人から、「『田園』なら、ワルター指揮のヤツが定番中の定番だよ!」と言われていますが、残念ながら未だ未聴です。(何せ「田園」に関しては単品CDを殆んど持っていない=買っていない、ので)
こうして聴いてみて好きになってきたので、お金に余裕がある時にでも買って聴いてみたいと思います。


さぁて、感想の残りも、第1番と第3番「英雄」だけになりました。
いつになるかな?(苦笑)


                                                    
                                                     
                                                 

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いやはや52枚目...

2011-01-20 | クラシック音楽

久しぶりに、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」のCDを購入しました。


で、その「第9」のCDも、52枚目まで来てしまいました。いやはや...。
ハッキリ言って、バカです。大バカです。
ほとんど指揮・演奏の違いもわからないのに、こんなに「第9」ばかり買い集めて、正に浪費としか言いようがありません。でも、聴いた事が無い演奏(CD)を見つけてしまうと、ついつい買ってしまう・・・。
どうしたらいいのでしょう?(苦笑)



今回は、

エルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団


Photo


聴く前は、そう期待してはいなかったのです、正直。
このエルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の組み合わせは、図書館で借りた
リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」を聴いた事があるだけで、あまり印象に残っていなかったし、あまり聞かない指揮者だなぁ~と思っていたのもあって、どうかな?と思ったのです。
(クラシック音楽ど素人なので、すみません)

でも、聴いてみて、けっこう聴けたというか、楽しめました。

全体的にですが、重厚さというよりも、軽快さが目立って心地好かったです。
第4楽章の出だしで、バリバリと金管楽器(トランペット?)が目立って、「おいおい」という感じなのが、面白かったです。
テンポ等は、特に気にならない程度で、個人的には違和感なし。(あのカール・ベームのCDを聴いた後だからか?)
ただ、この指揮・演奏の出来不出来がイマイチわからない私でも、ところどころで、演奏が「ん?」と思う事があり、このオーケストラはそんなに上手くないのかな?と思ってしまいました。

私にとって、最も大事な第4楽章は、独唱・合唱には不満はなかったです。重厚さがないので、軽快に聴こえて、それはそれでありかな、と思いました。


1959年の録音でしたが、充分に聴けました。個人的には、最近の演奏よりも、昔の演奏の方が好きですしね。
決して、凄い!とか感動した!という演奏ではなかったのですが、期待以上の満足度を得られたので、このエルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の「第9」は、私としては良かった方に入ります。



このCDは2枚組みで、もう1枚に「大フーガ」が収録されていたのが、個人的にその作品が好きなので、けっこうお得でした。
いや、「大フーガ」・・・久しぶりに聴きましたが、未だによくわからないけど、あの混沌さ?がロック的で好きです。



 
                                                   

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ベートーヴェン「交響曲第7番」

2010-12-12 | クラシック音楽

12月も12日。
不意に、兄家族が何故かケーキを持って来訪しました。その理由を訊けば、

母親の誕生日・・・

しっかり忘れていました。ほんと親不孝な息子です、全く...。(涙)


気を取り直して。
このブログの過去の記事を整理しようと思い、チェックしていて気づいたのですが・・・ベートーヴェンの交響曲に関して、前回の第2番の記事の際に、記事にしていないのは残り3作品(第1番、第3番、第6番)と書いていましたが、何と第7番も無かったです。
好きな作品なので、すでに記事にしているつもりでしたが・・・してなかったです。
書いていたのは、ピアノ編曲版でした。(汗)

なので、今回改めて、ベートーヴェン交響曲第7番について書きたいと思います。
いつもながら、クラシック音楽素人ゆえに、内容がない文章ですけどね。(汗)


恐らく、ベートーヴェンの交響曲の中で、第9番「合唱」に次いで聴いた回数が多いのが、この第7番です。
TVドラマ「のだめカンタービレ」で使われていたし、それもあって、おかげで印象深い作品です。
お世話になっているブログの管理人さんからも、お薦めのCDを紹介してもらいましたしね。

また、作品が好きなのもあって、「第9」以外の交響曲の中では、一番CD(演奏)の数が多かったのですが、昨年から「第9」目当てに、交響曲全集購入がしばらく続いたおかげで、この第7番のCD(演奏)も必然的に増えて、けっこう揃っています。
今数えてみたら17枚ありました。「第9」に次いで多い交響曲になっているみたいです。(3番目に多い「運命」が13枚・・・)


この交響曲第7番
個人的には、好きなのもあって、第1楽章&第4楽章がポイントです。
この2つの楽章を、いかに私好みの演奏を行なってくれるか・・・で、この作品(の演奏)が好きかそうじゃないかの分かれ道になっている感があります。
どちらかといえば、ゆっくりなテンポでじっくり聴かせる演奏よりも、スピード感溢れるメリハリが効いた演奏が好みです。

聴き始めた頃は、最初に聴いた、クライバー指揮/ウィーン・フィルの演奏が、えらく気に入っていました。
その演奏が、今でも私にとってこの交響曲第7番の判断基準になっている、そんな感じです。


Photo_2

そんな私の、最近のお気に入りは、ちょっと前に全集で購入した、
マッケラス指揮/ロイヤル・リヴァプール・フィルの演奏でしょうか。
私はクラシック音楽素人なので、このオーケストラの演奏はどうなのかなぁ?と思うのですが、その軽快にキビキビした演奏で曲が進んで行くのが、実に心地好いのです。

後・・・珍しい事に?この第7番、ウィーン・フィルの演奏CDが6枚もあって、他の交響曲と違い、同じオーケストラで違う指揮者別に聴き比べが出来る!という状態になっています。
指揮者が違うと、やはり演奏に個性が出ていて、それもまた楽しいものがあります。


もう恐らく、「第9」目的で交響曲全集を購入する以外で、この交響曲第7番のCDが増える事は無いと思います。(そろそろ全集ブームも去って来た・・・)
でも、全集を購入すると、毎回「第9」を聴きまくった後にCDをセットするのが第7番で、いつも「この第7番はどうなんだろう?」と、楽しみにしている私がいます。
それを思うと、他の交響曲、「運命」や「英雄」といった有名すぎる交響曲よりも、私が圧倒的にこの第7番が好きだというのがわかります。


やはり、何と言っても、第1楽章!
一度ハマると、どうしようもなくクセになってしまい、離れられなくなります♪


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再び、ベートーヴェン「大公」を聴く

2010-12-06 | クラシック音楽

今日もまだ、12月としては暖かい1日でした。
しかし、明日からの雨を境に、冬らしく冷え込みが厳しくなるらしい・・・もう、それだけで憂鬱な私です。(涙)


今回はクラシック音楽の記事です。
それも、これまで聴いているのに、まだ記事にしていないCD(作品)が数多くあると言うのに、つい最近聴いたばかりのCDの感想です。(おいおい)


中古CD店に入ったら、洋盤で欲しいと思うものが無くて、ついでにクラシック音楽のコーナーへと行ってみたら、ベートーヴェンの「大公」のCDが安く売っていたので、久しぶりに聴きたくなり購入しました。

ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番「大公」

この作品を聴いたのは、クラシック音楽を聴き始めてちょっとした頃だったので、もう随分と前になります。主なきっかけは、村上春樹の小説「海辺のカフカ」という、邪道な理由?でした。(昔記事にしています)
それ以来、室内楽の地味さ(渋さ)が性に合わないのもあって?滅多に聴く事が無かった作品でして、今回、たまたま店頭でCDを見つけて、安いし「久しぶりに聴き比べでもするか~!」と言った軽い気持ちで、購入して聴く事にしたのです、ハイ。


Photo

演奏者は、アシュケナージ(ピアノ)、パールマン(ヴァイオリン)、ハレル(チェロ)の3人。
未だにクラシック音楽に関して素人同然の私でも、アシュケナージとパールマンの2人は知っています。でも、パールマンはブラームス「ヴァイオリン協奏曲」のCDを持っているものの、アシュケナージは指揮者としてしか見知りませんが・・・。(汗)


感想
ですが・・・今まで聴いた2枚のCD(演奏)に比べると、メリハリの効いた、爽快な「大公」でした。
久しぶりに聴いたのもあってか、最初は「あれっ、『大公』ってこんな感じだったっけ?」と思いましたが、何度も聴いていたら、ピアノが弦楽器を引っ張っていくって感じの、そのキビキビしたテンポよい演奏に耳を奪われていました。
以前聴いた2枚のCDと違って、比較的録音年が新しいからか、ピアノ、ヴァイオリン、チェロそれぞれの楽器の音色がスッキリと聴こえて、それが爽快感を与えたのかも知れません。


この演奏が良いのか悪いのか?
まだまだ私にはわかりませんが、それなりに楽しんで聴けました。
これが中古とはいえワンコインで買えたのだから、お得だと思いましたね。(笑)



後。
カップリングの、同じピアノ三重奏曲第5番「幽霊」・・・前々から(タイトルが気になって)聴いてみたいと思っていた作品でした。
この曲が収録されていたので、このCDを購入したのもあったのですが、これもなかなか良かったです。第2楽章に「幽霊」と名づけられた理由があったのですねぇ。
ただ、「幽霊」という作品をわざわざ聴き比べをするために、他のCD(演奏)を購入しようとまでは思いませんでしたが。


まだまだクラシック音楽熱、冷めていません。(苦笑)



 

 

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