はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「アリアドネの弾丸」

2011-04-18 12:08:38 | 本・映画・ドラマ
海堂尊さんの本「アリアドネの弾丸」を読みました。
とっても、おもしろかった~(^-^)

アマゾンの本紹介の内容を引用させていただくと・・・、

『東城大学病院で再び殺人事件が!「この事件はすべてが不自然すぎる。絶対にどこかがおかしいんだ」東城大学病院に導入された新型MRIコロンブスエッグを中心に起こる事件の数々。さらには、病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう!殺人現場に残されていた弾丸には、巧妙な罠が張り巡らされていた…。不定愁訴外来の担当医師・田口公平が、駆けつけた厚生労働省のはぐれ技官・白鳥圭輔とともに完全無欠のトリックに挑む。』とある。

お馴染みの登場人物たちなので、おもしろく読むことができたけれど、
今までのシリーズの中では、一番、ハードボイルド風色合いが濃い、医療ミステリー
って感じだった。

医療と、司法の対立というか、そういう部分が描かれていて、とてもおもしろかった。

今までの海堂さんの本は、読み始めるとすぐ、ぐいぐい引き込まれてしまうのだけれど、
この本は、ちょっとばかし、“つかみ”の部分が長く、なかなか引き込まれなかった。
きっと、後の謎解きのための、エサ撒きみたいなものが、多かったのかもしれない。

登場人物の中では、彦根先生が好きな私は、ちょいと変わっているのかも(^^ゞ。

コメント
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