Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

富山ライトレールの車両愛称は「ポートラム」。

2005-12-03 20:18:44 | 鉄道(路面電車)
来年4月、富山港線をLRT化して誕生する「富山ライトレール」
ここを走る車両の愛称が決まった記事を見る。

車両の愛称は「ポートラム」。
英語で港の「ポート」と路面電車の「トラム」を組み合わせた造語で、高知県を除いた46都道府県2411通の応募の中から選ばれたという。

また、同社が募集していた新電停4カ所の名前も決まった。
富山ライトレールはこの4箇所を対象に命名権を募集していたが、このうち2カ所の命名権に応募があった事と応募がなかった二カ所の電停の名称も決まった事が同じ記事に掲載されていた。
以下、列挙してみる。

・蓮町~城川原間に設置される「新電停1」
 命名権に応募がなかったため、「犬島新町」に決定。
・下奥井~越中中島間に設置される「新電停2」 
 スーパー大阪屋が命名権を購入し、「粟島(大阪屋ショップ前)」に決定。
・下奥井~富山駅(北)間に設置される「新電停3」
 命名権に応募がなかったため、「奥田中学校前」に決定。
・下奥井~富山駅(北)間に設置される「新電停4」
 インテックが命名権を購入し、「インテック本社前」に決定。

命名権の価格については、今日の日本経済新聞の記事によると、1カ所あたり1500万円。ただし、大阪屋の購入権はカッコ書きになっているので、割り引くという。

利用者が見る電停の名称はどうしても目に入ってくるし、鉄道アクセスの最寄り駅を大々的にアピールできる点等を考えると、PR費として考えると安い買い物なのだろうなと思う。

実際、「インテック本社前」の真ん前に新電停が設置される訳だし、、「粟島(大阪屋ショップ前)」にしても店に隣接する形で新電停が設置される事になる。
これほどわかりやすい購入動機はないと思う。
ただ、「大阪屋ショップ前」にしても良い所を、敢えて地名の後ろにカッコ書きで店舗名を入れたのはどうした理由によるものだろうか。
「大阪屋ショップ」が複数店舗を持っており、判別がつきにくくなるといった配慮が働いたのだろうか。
その辺りに興味がある。

いずれにしても、富山港線は来年4月、LRTに生まれ変わる。
その頃、一度訪れてみたいと思っている。


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