Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

福井鉄道・落ち穂拾い。

2007-07-18 07:16:39 | 鉄道(路面電車)
西武生での200形撮影会の傍ら、時間を見つけて車庫脇の側線に留置されている車両を撮ってみた。
いくら撮影会のメインが200形とはいえ、同じ被写体を見続けているのも芸がない。
何しろ車庫の中にいるのだから。


デキ3。
青い小さな車体が印象的な凸形電気機関車。
1951年製の元名古屋鉄道デキ111。
主に西武生工場の入れ換え機として使われている。
名鉄からの車両転入時にはこの機関車が入れ換えに使われていたのは記憶に新しい。
停車している場所が定位置らしく、ここから動いているのを見たことがない。


モハ601。
元名古屋市交通局名城線の先頭車二両を一両にまとめ、足回りは豊橋鉄道1900形の発生品。
元々活躍の場は限られていたが、名鉄からの転入車が来てからというものの営業運転で動いたという話を聞いたことがない。
バッテリー電車の試験車として使われたりもしているが、どうしても影の薄さは否めない。

・・・と車両ウォッチングも一通り堪能したので西武生から福井方面の電車に乗る。
その車中からモハ601をもう一度窓越しに見る。
が、正面窓が割れたのか外したのか、青いビニールシートが内側から張られていた。
これでは早期復帰は望めまい。

途中、浅水で下車。
対向電車待ちの間に架線点検車を撮る。
この架線点検車、約一年半前に撮ったことがある。
その時と違うのは停車位置が若干福井側に移動していたこと、前回は塗装したばかりに思えたが、歳月の経過はしっかりこうした保線車両にも現れていたという点。
それにしても、いつ見ても飽きない格好だ。
通常のB形機に櫓を組んで自走できる架線点検車。
こうした「手作り」感のある車が見られるから、福井鉄道は面白いと思う。
車両の大部分が入れ替わったとしても。

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