東広島市にLRT構想出現。

広島電鉄で馴染み深い広島市のベッドタウン・東広島市。
その東広島市でLRT構想が持ち上がっていることを知る。

「東広島に次世代路面電車構想」(中国新聞、1/8)

東広島商工会議所が描くLRTの構想は次のとおり。
○西条駅前と広島大を結ぶ幹線道ブールバールの約4.2キロに軌道を敷きLRTを走らせる。
○電停は利用の多い市中央図書館や鏡山公園などを想定。
○商議所が提唱する宇宙科学博覧会の9年後を目標にした開催(「開業」の誤りでは？)に意欲を示している。

現在進められているLRT構想は富山市や宇都宮市のものが知られている。
今回、意外な所から話が出てきたというのが正直な感想だ。
ただ、構想の狙い所は興味深い所があり、集客が確実に見込める広島大学とJR西条駅を結ぶ路線計画となっている。
後は既存のバス事業者との調整が上手く行くかどうかが、計画実現へのハードルになってくるのだろう。
宇都宮市のように。

現時点では「構想」を打ち上げただけ、都市計画へのLRTの位置づけ等、構想が具体化するかどうかも不透明だ。
しかし、年始らしい夢のある記事だと思った。
今後についても注目していきたいと考えている。