Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

豊橋鉄道LRV、デザイン決定。

2007-08-04 07:30:15 | 鉄道(路面電車)
来年末に登場する新型車両のデザインが一年以上前に明らかになる。
PR効果を狙ってのもの、というのは理解できるが、デザインがどうなるか想像する時間が短くなってしまうのはファンにとって痛し痒しというところか。
本題と離れてしまうが、今回の豊橋鉄道の発表を見てそんな事を思う。

「市内線全面低床車両(LRV)デザインが決定しました」(豊橋鉄道ホームページ、8/2)
「豊鉄がLRVデザイン決定」(東日新聞、8/2)

豊橋鉄道市内線に全低床型LRVが導入されることは既に明らかにされており、昨年度で競輪場前電停に安全地帯を新設、今年度は停留所四カ所のバリアフリー化を行いLRV導入の環境を整えるスケジュールとなっている。
そして環境整備が終わった来年10月にLRVが搬入され、クリスマス前に営業運転に入る予定。

製造は予想通りアルナ車両。
当初は新潟トランシス製の車両を導入する予定だったが、リスク低減を考えてメーカーが変更になっている。
デザインについては典型的なLRV、という感じで新味をあまり感じることはない。
カラーリングは今回公表のもので確定なのだろうか。
それとも、これから細部の調整が行われるのだろうか。
興味は尽きない。

ただ、LRVの特性として「走ってみれば印象が変わることがある」ということは書いておきたい。
車両単独だけの印象だけでは図れない要素もある。
このlRVについては、広告・ラッピングの類はしないとのことなので、カラーリングには凝って欲しいとも思う。

もう一つ気になるのは在来車両との兼ね合い。
このLRV導入で在来車両にどのような変化が生じるのか。
単なる増備か、在来車両の置き換えか。
豊橋鉄道がどのようにLRVを位置づけているか興味がある。

実車搬入から営業開始まで約二ヶ月と間が空くが、鉄道ファンへのサービスに熱心な豊橋鉄道のこと、お披露目イベントなどにも期待したい。

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