Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

豊橋鉄道3100形の一族。(その2)

2005-09-14 06:55:02 | 鉄道(路面電車)
昨日に引き続いて、豊橋鉄道3100形の紹介を。
一つの形式を一両一両紹介するのは初めての試みなので、正直戸惑いを感じている所もあるが、同じ形式であっても、塗装の違いで印象がこうも違うのかと思ってくれれば幸いに思う。
前回はトップナンバーを紹介したので、二回目は、ナンバー2の3102。

元名古屋市電1466である3102は1942年新潟鐵工所製。
1971.3.31付けで廃車された後、豊橋鉄道へやってきた。
以後、1994年に冷房化され、その後尾灯が角形のものに交換されているのが外観上の変更点だろうか。
下の画像は駅前を出発する3102。角形になった尾灯がおわかりになるかと思う。


8月の時点では茶色をベースとした広告塗装を纏っていたが、これはこれで悪くない。
現在の広告主は「カスタムハウジングコーポレーション」。
ちなみに、この広告主はもう一両広告電車を走らせており、こちらは元東京都交通局7017である3503がその任についている。
こちらはベース色が紺色になっている点が異なっている。

なお、この3102についても「カスタムハウジングコーポレーション」の広告塗装を纏った782が営業運転を開始したことに伴い、営業運転から離脱する日は遠からずやってくることは間違いない。今のところは走り続けているようだが。


8月28日に豊橋の路面電車を撮りに出かけた時はこのように新旧の「カスタムコーポレーション」の広告車が行き交っていた。
この時は782を撮るのに夢中で念頭になかったが、今から思えば新旧の茶色の電車がすれ違う様子を撮れたかもしれないと、少し残念に思っている。

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