
犬山城1階に展示されているセラミック製の丈草の胸像
内藤丈草の碑 平成丙申廿八年 皐月二十日
『逍遙の途 瑞泉寺の門をたたき
青竜池のほとりで詩や学んだ
松や竹は浮世ばなれのただずまい
今日も扣玄の室に老師を訪ねて心を洗うのだ』
内藤丈草は、犬山城主成瀬正虎公の二男直竜公に仕えたが、
この頃から禅に帰依、出家を志し、その青年時代の詩が、いろいろ
伝えられている。 上記の七言絶句もその一つである。
廿七歳家督を弟にゆずり遁世。京に上り芭蕉門に入る。
芭蕉四哲の一人と云われる実力を示し「猿蓑」の跋文を書く。
元禄十七年(1704)43歳で没し大津の俳人墓地に眠る。
昭和63年12月建之
贈 犬山ライオンズクラブ

本町通りの一角に建てられている。
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