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なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

レアル、首位突破!

2009-12-09 22:56:20 | レアル・マドリード


UEFAチャンピオンズリーグ・グループC最終戦のマルセイユvsレアル・マドリードの試合が12月8日(火)にマルセイユのべロドロームで行われました。
レアルは大敗しない限り出場が決定、一方のマルセイユは最低でも3点差が必要という状況です。

この日、レアルはカカを怪我で欠きました。
一方のマルセイユはこの日の為に国内リーグの日程を変更するなど、準備万端のようです。

スターティングメンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ペペ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ラス、マルセロ、ファン・デル・ファールト
FW:イグアイン、クリスティアーノ・ロナウド

交代
後半18分、イグアイン→ベンゼマ
後半27分、ファン・デル・ファールト→ラウル
後半33分、シャビ・アロンソ→ディアラ

前半戦
3点差以上が必要なマルセイユは、ホームのサポーターが全力で声援を送るなか、序盤からレアル守備陣を崩しにかかりました。
一方のレアルは、ラスやシャビ・アロンソ、ぺぺなどががマルセイユ攻撃陣に真っ向勝負を挑み、一方も引かずに中盤での攻防戦に持ち込みます。

そんななか試合が動いたのは開始から5分後でした。
FKを得たレアルは、クリスティアーノ・ロナウドの無回転シュートで先制点を獲得!
グループ突破へ大きく近づきました!・・・が、6分後にアルビオルがクリアミスを犯し、それを見逃さなかったルチェ・ゴンサレスに決められ1-1

同点に追い付かれたレアルでしたが、気迫のプレイでマルセイユペースには持ち込ませず、中盤での削り合いとなりました。
前半28分、C・ロナウドがCKから決定的なヘディングシュートを放ったもののポストに嫌われ失敗。
このプレイの後、レアル攻撃陣が波状攻撃を仕掛けるも全て相手ディフェンダーに弾きかえされ、これも失敗
結局、前半は1-1で終了。

後半戦
後半15分、CKからのチャンスをアルビオルが先ほどの名誉挽回とばかりにボレーで決めて1-2と勝ち越し!
この得点で決勝T進出の可能性がほぼ消えたマルセイユ。しかし彼らは果敢にレアルに攻めかかり、耐えきれなくなったレアルは後半21分にマルセイユにPKを与えてしまいます。

このPKを守護神カシージャスがキッカーにプレッシャーを与えて失敗させると、流れは一気にレアルに!
後半35分、ラスがセンタリングを放つも相手GKがクリア、そのボールを粘り強く最後まで追いかけていたC・ロナウドが押し込み1-3

その後、かつて欧州CLでレアルを奈落の底に沈めたモリエンテスを投入されましたが、最後まで守り抜き、ACミランを避けて首位突破を決めました。

総括
カカが怪我で欠場したものの、C・ロナウドが存在感溢れるプレイでチームを牽引して勝ち点3を獲得しました。
ただ、シーズン当初から言われていたC・ロナウド依存症が如実に表れた試合でもありました。

今週末にはリーガで強豪ヴァレンシアと対戦しますが、C・ロナウドは前節退場処分を受けたため欠場、カカも回復するか微妙な状況・・・。
ヴァレンシア戦はチームとしての真価が問われる試合となるでしょう。

マルセイユ1-3レアル・マドリード
前半5分、【FK】C・ロナウド(レアル)
前半11分、ルチェ・ゴンサレス(マルセイユ)
後半15分、ラウル・アルビオル(レアル)
後半35分、C・ロナウド(レアル)

欧州CLグループC最終順位
1位 R・マドリード(勝点13)
2位 ACミラン(9)
3位 マルセイユ(7)
4位 チューリッヒ(4)

日程
リーガ・エスパニョーラ 第14節 12月12日(土)エスタディオ・デ・メスターリャ(ヴァレンシア)
ヴァレンシアvsレアル・マドリード

※フランス国内で禁止されているため、この試合でレアルはスポンサーロゴが入らないユニフォームを使用しました。