SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

レアル、貴重な白星

2006-12-18 18:34:24 | レアル・マドリード

スペイン、リーガ・エスパニョール第15節。レアル・マドリードはアウェイで今季好調のエスパニョールと対戦しました。

前節セビージャに敗れたレアル・マドリードは今までのディアラ、エメルソンのダブル・ボランチからグティ、エメルソンのダブル・ボランチに変更。どんなに批判を受けても頑としてディアラ、エメルソンのダブル・ボランチを推薦していたカペッロ監督がついに決断を下しました。

前半流れを掴んだのはホームのエスパニョールでした。前半3分、デ・ラ・ペーニャのフリーキックをハルケがヘッドで合わせましたがゴールならず。4分後の前半7分にもルイス・ガルシアのセンタリングからゴールを狙いますがカシージャスがキャッチ。

防戦一方になりかけているレアル・マドリードがチャンスを掴んだのは試合開始から18分後、ロビーニョがシュートを放ちますが枠外へ。

その後、エスパニョールはデ・ラ・ペーニャがレアル・マドリードはロビーニョとレジェスがゴールチャンスを掴みますがいずれもゴールには至らず前半終了。

後半、ラウール・タムードへのファールでカンナバーロに警告。

後半4分、グティの絶妙なパスを受けたファン・ニステルローイがエリア内でチーカを振り切ってシュート、カニメはそのシュートを止められずレアル・マドリードが先制!

先制点から5分後の後半9分、レアル・マドリードを悲劇が襲います。カンナバーロが顔面でボールをクリアした場面で線審がハンドを主張、ペレス・ラサ主審はそれを認めカンナバーロに2度目の警告を提示しカンナバーロが不可解な判定で退場処分となります。

このことでホームのエスパニョールが有利となり10人のレアル・マドリードは守りに入らざるおえない状況となりますが、スペインの正ゴールGKカシージャスの活躍で失点の危機を防ぎきったレアル・マドリードがエスパニョールを下し、貴重な勝ち点3を手に入れました。

FIFAクラブワールドカップの影響で1試合試合数が少ないバルセロナ勝ち点1差、首位セビージャに勝ち点2差を付けたレアル・マドリード。FIFAクラブワールドカップで優勝を逃し、失意と疲労が溜まっているバルセロナが今後調子を落とすようであれば、レアル・マドリードにとってこの勝利は重要な物になるでしょう。