スペイン、リーガ・エスパニョーラ第13節、レアル・マドリードvsアスレティック・ビルバオの試合が12月3日、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われました。
前節アウェイでバレンシアを下したレアルは、この試合に勝って前日引き分けたバルセロナに追い付きたいところ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
スターティングイレブン
レアル・マドリード
GK 1 カシージャス
DF 2 サルガド
DF 3 ロベルト・カルロス
DF 4 ラモス
DF 24 メヒア
MF 6 ディアッラ
MF 7 ラウル
MF 8 エメルソン
FW 10 ロビーニョ
FW 17 ファン・ニステルローイ
FW 19 レジェス
アスレティック・ビルバオ
GK 1 ラフエンテ
DF 2 エシュポジート
DF 6 サリエギ・スマラガ
DF 14 プリエト
DF 15 イラオラ
MF 10 ジェステ
MF 11 ガビロンド
MF 16 オルバイス
MF 24 マルティネス
FW 17 エチェベリア
FW 23 アドゥリツ
――――――――――――――――――――――――――――――――――
レアルのスターティングイレブンは殆ど変動はなく、ディアラとエメルソンというカペッロ監督一押しのコンビがボランチに入りました。
レアルは試合開始早々にハビ・マルティネスのシュートを受けましたがカシージャスがセーブ。低迷するビルバオに対し、序盤から早くも流れを持って行かれます。
レアルが先制するチャンスを掴んだのは前半14分、ロベルト・カルロスのパスを受けたラウルがシュートを放ちましたが惜しくもゴールならず。
その後ロビーニョの突破、今季加入して以来期待どうりの動きを見せているファン・ニステルローイが攻撃を仕掛けますがビルバオのゴールは割れず、逆にビルバオに反撃され前半34分にはプリエトのフリーキックがハビ・マルティネスに当たりレアルのゴールにに収まりビルバオが先制点を決めます。0-1
先制点を奪われたレアルはこの日、何度もサイドから仕掛けているロビーニョのセンタリングなどでゴールを狙いますがビルバオの牙城を崩せず、前半が終了します。
レアルの前半のボール保有率は53％、シュート数も7本とビルバオより多いだけにサンティアゴ・ベルナベウにはマドリディスタのブーイングが響き渡りました。
後半、レアルはレジェスとエメルソンに代えロナウドとベッカムを投入。ディアラとエメルソンが同時にピッチに立つことによって生じるパススピードの低下を無くしたレアルは後半19分、セルヒオ・ラモスのスルーパスを受けたロナウドがエリア内に持ち込みビルバオゴールに冷静に沈めて1-1。レアルが同点に追い付きます。
レアルに勝って低迷状態から抜け出そうと必至のビルバオも反撃を仕掛けますが後半28分、ディアラへの肘打ちでアドゥリスが退場。10人での戦いを強いられる厳しい展開になったビルバオに追い討ちを加えたのは元ブラジル代表、ロベルト・カルロス。
後半36分に決めた強烈なシュートがビルバオゴールを襲い、2-1レアルが逆転。
対するビルバオも2分後の後半38分にガビロンドのフリーキックでゴールを狙うも、カシージャスがセーブ。試合を決定付けたいレアルも1分後の後半39分にロビーニョがセンタリングを上げますが繋がらず。後半41分にも、ロベルト・カルロスが持ち込みましたがシュートはゴールはなりません。
1分後の後半42分、レアルが逆転後最大のピンチを迎えます。ウルサイスのセンタリングを受けたガビンストがイラオラへパス。パスを受けたイラオラがレアルゴールへシュートを放ちましたが守護神カシージャスが足でゴール死守し危機一髪難を逃れます。
その後ラウルが追加点を狙いましたが枠外へ飛び2-1でレアルが勝利しました。
これでレアルは首位バルセロナに勝ち点1差と迫り、順位を1つ上げ2位としました。
レアル・マドリード2-1アスレティック・ビルバオ
前半34分、プリエト（ビルバオ）
後半19分、ロナウド（レアル）
後半36分、ロベカル（レアル）
この試合の勝利はカシージャスの貢献による部分が大きい
日程
リーガ・エスパニョーラ第14節 12月9日
セビージャvsレアル・マドリード
チャンピオンズリーグ予選グループ第6節 12月7日
ディナモ・キエフvsレアル・マドリード
コパ・デル・レイ決勝トーナメント2回戦第1戦 1月10日
ベティスvsレアル・マドリード