Feelin' Kinda Lucky

ちょっと書いとこう・・・・

日米ペコちゃん風キャラの話・・・

2016年02月25日 | toys & collectibles

これは1950年のアメリカの当時ゼネラルフーズという食品会社のバーズアイという冷凍食品やジュースなどのブランドの硬い紙製の立て看板。

クローズアップしてみると、ペコちゃんポコちゃんソックリのキャラクターがいるでしょ。

これら実はメリー・ミンクス・マイクってちゃんと名前もある。

こんな感じで当時のCMも残っている。

不二家がペコちゃんを登場させたのが1950年。バーズ・アイのこの子たちが広告に登場するのもほぼ同じ年の1950年。下の写真は1949年のバーズアイ社の冷凍イチゴの広告。メリーさんっていう人名があるが大人の女性でバーズ・アイっていうだけにデカイお目々の鳥っぽいキャラを使っている。

で、どう見てもメリーとマイクとペコ・ポコちゃんはソックリ。

どっちかがパクったのは間違いなさそうだが、不二家は創業者とその息子がミルキー発売時に可愛いキャラを使うことで考え出したということらしく不二家としてはパクったとは言っていない。かといって大国アメリカのある程度の規模の企業が当時まだ弱小国家・日本の銀座のお菓子屋のキャラを見つけて、それをパクるとも考えにくい。

おそらく そのころのニッポンは今の中国ほどでないにしろ、結構海外のモノのパクり製品は多かった時代だから、推して知るべしっていうところかも??(当時、日本からの玩具の欧州視察旅行団がパクリジャパンはイヤだと現地の工場見学などを拒否されていた事実もある)

またChurrucaというスペインの歴史ある食品関係の会社もペコちゃんソックリのキャラを使用している例があるがこれは明らかに近年のペコちゃんにそっくりなので、完全にペコちゃんをパクったとしか思えない。笑えるのがこのニセペコちゃんはご覧のとおり金髪である。


当のペコ・ポコちゃん、今や日本では登録立体商標として日本国内では認められているようであります。

アメリカでペコちゃん製品見ないし、それはそれでかわいいし、子供の頃から友達だから どーでもいいよね。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。