Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

木枯らしが吹いたそうです。

2012-11-27 | Others
 普段お付き合いいただいている方々の、何て気持ちのいいことかと思わずにいられない今日この頃です。
何かヘンな表現ですが....... 

ネヴィル・ブラザーズがライブで演る曲に、「恐怖、憎しみ、悪意、妬みが、炎のように世界を覆い尽くす」と始まる歌があります。
漢字で並ぶと、一段とおどろおどろしいですねぇ。

「Tipitina」でのライブ盤で初めて聴いた'80年代には、もちろんあの9月11日の出来事は想像できません。漠然と、そうならなければ良いと思いました。
それから30年経った今、世界のあちこちで現実となって以前より頻繁に報じられます。
報復の連鎖は途切れる気配がありません。
中東では、締結されては破られる何度目かの停戦合意がありました。



ある時、親子二代でクレイマーだと言って憚らない人がいました。
類は友を.......といいますか、結婚した相手もまたそういう傾向の人なのか、夫婦してクレームをつけた事例を喜々として他人に聞かせます。
そういうタイプでない人にとっては楽しくないどころか、困りもの以外の何ものでもありません。

中には、相手が言ってないことまで都合よく歪めて、何とか自分たちの思い通り有利に事が運ぶようなことまでする人がいると聞きます。
クレームをつけるところが無くなったからでも、互いのそんなところに嫌気がさしたからでもないでしょうが、夫婦は終いに別れたそうです。
取りあえず、負の連鎖が三代にわたる可能性は持ち越しました。

こういう人ばかりだったらさぞ棲み難い世の中でしょうが、幸いなことにそうでない方が断然多いのが救いです。

ここまで書いていたら、アメリカでの出来事が報じられていました。
泣きやまない赤ちゃんを抱いた母親に、バスを降りてくれと迫る運転手。
仕方なくバスを降りて途方に暮れる母親.......とその後に、次々降車する乗客たち。
結局乗客全員が降りて、母親への同情と、運転手への抗議の意を表したといいます。
サイレント・マイノリティという言葉がありますが、ここで黙々と行動したのは全員です。
まるでF・キャプラの映画のワン・シーンのような出来事です。

日頃仲良くしていただいている方々は、皆さん気持ちのいい人ばかりです。
なんか誤解されそうな表現ですが........
皆さん多少のことなら笑いに転化して、お互いに楽しくし合うように思います。
そうでないことは、それなりに。

永いつきあいの方も間もない方も、頻繁に会う方も年に数回しか会えない方も、遠くの方も近い方も、北島選手も思わず叫んでしまうくらい気持ちいーい人ばかりです。
そんなわけで皆様、いつもありがとうございます。
何だか年末の挨拶みたいになってしまいましたが、今年もあとひと月です。






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