Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

ハモンド・オルガン

2012-11-17 | Rock
 TVドラマの始まりか終わりで、「Jumpin' Jack Flash」が流れているのが聴こえます。
初期の録音みたいで、大脳皮質に直に訴えるような原始的な響きがあります。

極めて個人的なものかも知れませんが、イントロをだけで何かじっとしていられないような、血中に何かが分泌されるような、煽情的な要素を感じる曲があります。
「Jumpin' Jack Flash」以外にも「Gimme Some Lovin'」や「You Really Got Me」、「Alright Now」なんかも、始まった途端にムズムズするような、人間の原始的な部分を刺激する響きをもっているように感じます。



センジョー的と言えばカメラ提げて喋りがスローモーになりそうですが、「G・S・L」を歌ったスティーヴ・ウィンウッドが昨年末にクラプトンと来日した時のライブの様子を、波平君に前回会った時、急に思い出して聞かせてもらいました。
オルガンが素晴らしかったと聞いて、嬉しくなりました。

しかし間違って、ウィンウッドのオルガンで由紀さおり・安田祥子姉妹に童謡を歌ってもらう........とオルガン違いだし、煽情的とは似ても似つかない.........何というかイカガワシイ魂も洗浄というか浄化されることでありましょう。

ハモンド・オルガンは教会でゴスペルが歌われる時にも欠かせませんし、様々のコンピレーションCDで聴き比べると繊細な表現も可能な一方、先の曲でも分かるとおりかなり攻撃的な音も出ます。

先日、タモリ・クラブでファズを自作するという企画がありました。
そう、ジンにちょいと加えてソーダで割って..........、それはフィズです。
電気楽器は音を歪ませたり倍音をつくるなど様々な効果を生み出して、発明以来、不特定多数の人を煽る装置として歩んできた側面もあったのですね。






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