関西二日目は、JR東海に触発された訳じゃないんですが朝から奈良へ向かいました。
近鉄西ノ京駅で下車し、薬師寺へ。数年前に復興された薬師寺は、今は古い方の東塔が解体修理中でしたが、平山郁夫氏が三十年かけて描いたという西域の壁画が公開されています。
そこから歩いて十分ほどで、金堂の修復なった唐招提寺へ着きます。修復中にも訪れていますが、子供の頃読んだ井上靖著「天平の甍」のせいでしょうか、久しぶりに南大門から見る全て整った姿はなんとも有難いものに見えます。途中白い物がはらはらと落ちて来るくらいだったので、芭蕉が詠じた「若葉しておん目の雫拭はばや」の風情にはまだ程遠い陽気でした。
その後、法隆寺へ着く頃にはかなり寒くなっていましたので、小一時間で切り上げて奈良駅へ戻り、一時具合が良くないように見えた商店街の可愛いサモエド犬タムと少し遊び、奥さんの食餌療法で元気になった話を伺って安心し、嬉しい気持ちで店を後にしました。
この後興福寺の豆まきを見に行く予定でしたが、夜の店の予約時間を勘違いして早めに奈良を発ってしまったので、今年は豆まきを見る事は出来ませんでした。始まる前の興福寺境内で何処かの御婦人方が、「有名人とか来ないんですか、朝青龍とか」と警備員に尋ねていたのが可笑しかったです。
画像の盤は元祖「へたうま」と言うか「へたへた」と言うか、アストラッド・ジルベルトです。歌い始めた頃はジョアンと結婚していて、ひょんな切っ掛けからレコーディングして売れてしまう経緯は有名な話ですが、完璧主義者で若かったジョアンには、理解しがたく耐えられない事だったかも知れません。
タイは黒っぽく写ってますが、紺のグレナディン・タイ。
近鉄西ノ京駅で下車し、薬師寺へ。数年前に復興された薬師寺は、今は古い方の東塔が解体修理中でしたが、平山郁夫氏が三十年かけて描いたという西域の壁画が公開されています。
そこから歩いて十分ほどで、金堂の修復なった唐招提寺へ着きます。修復中にも訪れていますが、子供の頃読んだ井上靖著「天平の甍」のせいでしょうか、久しぶりに南大門から見る全て整った姿はなんとも有難いものに見えます。途中白い物がはらはらと落ちて来るくらいだったので、芭蕉が詠じた「若葉しておん目の雫拭はばや」の風情にはまだ程遠い陽気でした。
その後、法隆寺へ着く頃にはかなり寒くなっていましたので、小一時間で切り上げて奈良駅へ戻り、一時具合が良くないように見えた商店街の可愛いサモエド犬タムと少し遊び、奥さんの食餌療法で元気になった話を伺って安心し、嬉しい気持ちで店を後にしました。
この後興福寺の豆まきを見に行く予定でしたが、夜の店の予約時間を勘違いして早めに奈良を発ってしまったので、今年は豆まきを見る事は出来ませんでした。始まる前の興福寺境内で何処かの御婦人方が、「有名人とか来ないんですか、朝青龍とか」と警備員に尋ねていたのが可笑しかったです。
画像の盤は元祖「へたうま」と言うか「へたへた」と言うか、アストラッド・ジルベルトです。歌い始めた頃はジョアンと結婚していて、ひょんな切っ掛けからレコーディングして売れてしまう経緯は有名な話ですが、完璧主義者で若かったジョアンには、理解しがたく耐えられない事だったかも知れません。
タイは黒っぽく写ってますが、紺のグレナディン・タイ。