Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

好きなタイプ?

2013-08-26 | Others
 飲んでいる時の話題に年数回は、どんなタイプの女性が好きですか、なんて話になりますね。
最近のこと、自分にとって声も大事な要素であることに気づきました。
かといって特別な声というわけでなく、たいていごく普通で、この時期なら出来れば涼しげなほうがいいかなといった程度のことなのですが.......

涼しげといえば、普段は腰ミノ一丁で過ごしています(下図参照、いゃこの画は腰ミノ二丁というか、一丁じゃありませんが)。
さすがに宅配業者の方はちょっと驚いてくれますが、気にしやしません。
配送のお礼に、首にレイをかけてあげたりして。

立秋も過ぎて9月がすぐそこまで来ているのに、こんな白い画像作ってちょっと焦ってます。



ゲーリー・クーパーの好みにケチをつけるつもりはありませんが、「摩天楼」で共演してわりない仲になったことで有名なパトリシア・ニールという女優さんの、目の粗いヤスリみたいな声なんかはかなり苦手です。
一般的な例でなくて申し訳ありませんが、ちょうどヒマでという方がいらっしゃいましたら、映画「ティファニーで朝食を」をご覧いただきますと、鈴木さんじゃなかった......ジョージ・ペパードに絡む御婦人で登場します。

じゃ好みの声はと問われても、まったく普通で決まった傾向はありませんが、耳に心地良い響きであれば言うことありません。
珍しいところでは、例えば犬でもないのにハスキーな方、Anita O'dayとか June Christyなんかは歌が好きなのもありますが、声質がとても心地良いです。

またグレース・ケリーが、ジェームズ・スチュアートやケーリー・グラントを翻弄するような時の濡れたような声も、もちろん抗い難いです。

というわけで、普通に食事してても何気ないトーンで心地良く響けば、何でもない話も十分楽しく、お酒も美味しく陶然となるのもトーゼンというべきでしょうか。

ところで気長にしていますと、知らない間に色んなCDが出ています。
先日も、Billy Eckstineの持っていない曲を含むものが出ていました。
聴きながら、「何ていい声だろう」なんて思ったりします。

他にもJohnny Aceとか男っぽいフレージングの歌い手、滑らかなGarnet Mimms。
また、DellsのMarvin Jr.やTempsのDavid Ruffinから、近くはAli Ollie Woodsonといったシオカラ声の人達。
そんな中で最近、The HeartbeatsやShep & the Limelitesのリード・ヴォーカルだったJames Sheppardの録音をまとめたJasmine Recordsの2枚組を聴きました。
メイタルズのトゥーツも歌った「Daddy's Home」の元祖です。
私生活では何かとトラブルが絶えなかったそうですが、そんなことは微塵もかんじさせない柔らかでスムーズな歌声です。ドゥーワップなので、途中グッチさんぽくもありますが。

柔らかでスムーズと言えば、サム・クックを忘れるわけにいきません。
「サム・クックを聴くと肩から重荷がおりるような気がする。それはゴスペル・ミュージックを聴く時と同じ解放感だ」とベスト盤に献辞を寄せた歌手がいました。

気がつくといつも通り、男子校出身でもないのにいつの間にか女性の話そっちのけで男の話になってしまいました。





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