Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

剃刀の刃

2010-10-15 | Rock
 先日書いたようにDVDでの見てくれがカッコよかったからなのか、最近登板回数の多いドクター・ジョンです。普段あまり意識しませんでしたが、初めて聴いた「Gumbo」からずっと気になるミュージシャンです。



梨の皮をむいていたら、その感触が何かに似てると感じました。
それは、ひげ剃りです。
紳士服関連の洋書には、服を着る前段階のひげの手入れ等、グルーミングから書き起こしているものも少なくありません。
なかには段取りから何をつけるかまで説いたものもあって、背後に見える文化まで感じさせます。
その証拠というほどでもありませんが、髭人口の多いイタリアの街には、刃物全般と一緒だったりそれだけ専門的にと多少扱いは変わっても、ひげの手入れ用品の店をよく見かけます。

私自身は数年前にT字の剃刀を使い始めるまで、たまたまひげを剃り始めた時、家にあったのが一本刃の剃刀だったのでずっとそれで通していました。使っていた製品で、切れない刃の混率が半分を超えたので、言うのも面倒だしオバマもチェンジだと言うし他に変えざるを得ませんでした。

以前仕事していた所のそばに、紳士のグルーミング用品を扱う店がありました。
時折話を聴くと、やはり器具にこだわりを持つ方もある程度いらっしゃるそうです。
しかしそこの親会社は売りっぱなしで替刃など後々のフォローに無関心な体質らしく、店頭の方が互換性のある他社製品を捜して紹介したり苦労してますという話でした。切れる刃を捜す方は相当数にのぼるようです。

イメージ通りの切れ味がいつも味わえたら、男性の日頃の悩みの何分の一かは解消されるかも知れませんね。
あの有名な町工場の岡野社長さんが、痛くない注射針というのを何年か前作っていましたが、剃刀負けしない刃というのは出来ないものでしょうか。あっ、そちらは肌の問題?

ちなみにドクター・ジョンは白衣も着てないし皮膚科も診ません。

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