Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

We're getting older now.

2010-10-04 | Others
 こんにちは。植田ろーはーデス。為替介入から二週間強、そろそろまた82円台を狙っています。今回はユーロとポンドがあまり付き合いがよくありません。それを喜ぶ方もいらっしゃるので、これも政義、いぇまた良しでしょうか。



画像の本はトスカーナの風物を紹介したもので、オレンジ色のCasentinoのコートが載っていました。
Casentinoはトスカーナ州の一地方で、毛織物でも知られています。

森での狩りに際して間違って撃たれないようにする為か、紅葉した森に同調させる為か解かりませんが、オリジナルはこのオレンジとかグリーンとかが多いようです。しかし街着としては紺や茶の方を多く見かけます。

細かくカールした毛先を持つここの毛織物は、見慣れない人には着古して全体に毛玉が出来た服のように見えるかも知れません。
シルクにも勝るような光沢を施されたPiacenzaのカシミヤ生地なんかとは、対極の素材に見えます。
けっして洗練されてはいませんが、その鄙びた味わいがスローフードみたいに人をほっとさせるのでしょうか。

健ちゃんが貸してくれたので「Blues Brothers 2000」を初めて観ました。
一作目に出ていた人の多くが同じ役を演じていて懐かしいですが、もちろんジョン・ベルーシや高齢だったキャブ・キャロウェイは前作からの18年の間に亡くなっています。

特にバンドのメンバーにあたる人達は一人も欠けず揃っていて嬉しいものの、ベースのダック・ダンが1998年のこの時点で少し元気がなく、十年以上たった今少し心配です。
逆に昔から心臓が悪いと言われるDr.ジョンは若々しく、メイキング映像で語る姿などダンディーなのに驚かされました。

先日書いたB・B・キングはこの頃まだ元気にステージに立ち、やたら多くのゲストと一緒に十八番の「How blue can you get」を歌います。
この後、座って歌うようになりますが、みんな少しづつ熟成しているのですね。


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