久しぶりの仕事。
トライは1発目のお礼参りを済ませており、
また内部のゴタゴタについても進捗があったらしかった。
上司たちはそのことに必死な様子。
副担当の私にようやく先輩から報告があったが、
経緯をまとめたデータの格納先を告げられただけだった。
蚊帳の外感が否めない。
トライの存続の危機が迫るほどの事態になっているのに、
話に加われない。
必要とされていないと感じることが、
こんなにも失望感や虚無感を抱くことになるなんて思ってもいなかった。
上3人が寄ってたかってあれこれ話して、
どこに進んでいくのかも見えてこない。
先輩に何度も謝礼の相談をしたが忘れられていることもそう。
やる気があるのか、
そもそも能力があるのか。
みんなが頼りなくすら見えてきてしまうのが嫌だ。
頑張りたいのに頑張らせてもらえるような状況じゃないのが嫌だ。
こんなにも不満が募る展開になるなんて、
考えたくもなかった。
気持ちのバランスが難しい。