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きょう(金)の天気 各地に熱中症警戒アラート 東京など2日連続の猛暑日予想 厳しい暑さと天気急変に注意 7/5(金) 5:21配信 ウェザーマップ

2024-07-05 11:55:15 | 日記
きょう(金)の天気 各地に熱中症警戒アラート 東京など2日連続の猛暑日予想 厳しい暑さと天気急変に注意
7/5(金) 5:21配信
ウェザーマップ

5日(金)の天気と最高気温

 きょう5日(金)も各地で厳しい暑さが続きそうだ。2日連続で35℃以上の猛暑日になる所があり、各地に熱中症警戒アラートが発表されている。また、日本海側を中心に天気が急変し、急な雨や雷雨のおそれがあるため、空模様の変化にも注意が必要だ。
東・西日本で続く猛暑

5日(金)の最高気温マップ

 南の海上にある高気圧から夏の暑い空気が流れ込んでいるため、きょうも各地で気温が高くなりそうだ。東日本や西日本では35℃以上の猛暑日が続出する見通し。最も気温が高くなりそうなのは、前橋、熊谷(埼玉県)、甲府、名古屋、岐阜、豊岡(兵庫県)、風屋(奈良県)で37℃。東京も36℃まで上がる見込みで、2日連続の猛暑日となる見込み。

5日(金)の熱中症警戒アラートと熱中症予防のポイント

 関東から沖縄にかけては「熱中症警戒アラート」(図の紫色の部分)が発表されている所があり、発表されていない所でも危険な暑さになることが予想される。こまめに水分や塩分を補給し、室内では冷房を適切に使うなど、しっかり対策をして過ごしたい。
日本海側を中心に急な雷雨のおそれ

5日(金)の時系列天気と夕方の発雷確率

 天気は午前中は東日本や西日本を中心に晴れる所が多く、強い日差しが照りつけそうだ。ただ、午後になると所々、雲行きがあやしくなり、天気が急変するおそれがある。特に西日本の日本海側や東海周辺で発雷確率が高く、その他も所々でにわか雨や雷雨がありそうだ。落雷や突風などに注意が必要となる。さらに夕方から夜にかけて雨や雷雨の範囲が広がり、北日本でも本降りの雨となる見込み。出かける時に雨が降っていなくても、雨具を備えておいた方が良さそうだ。


(気象予報士・多胡安那)

人間はなぜムダ話が好きなのか?「会話の47.3%は雑談」の恐るべき理由 7/5(金) 8:02配信ダイヤモンド・オンライン

2024-07-05 11:21:00 | 日記
人間はなぜムダ話が好きなのか?「会話の47.3%は雑談」の恐るべき理由
7/5(金) 8:02配信
ダイヤモンド・オンライン



 あなたの言葉が伝わらないのは、あなたに人としての“魅力”が欠けているから。では、人としての“魅力”とは一体何でしょうか? 実は、見た目の良さや巧みな話術は関係ないことが分かりました。本稿では、サイエンスジャーナリストの鈴木祐氏が3128の科学データから編み出した18のメソッドの一部を紹介します。





※本稿は、鈴木 祐『最強のコミュ力のつくりかた』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
● 私たちは数秒で相手の魅力をジャッジする


 「コミュニケーションがうまい人」とは、人としての魅力にあふれた人です。では、コミュニケーションがうまい人にはどんな能力があると思いますか?


 「巧みな話術」「自信に満ちたボディランゲージ」「ルックスの良さ」――。このなかで、いくつあるでしょうか?


 実は、これらの要素は大した影響力を持ちません。人としての根本的な魅力を高めたいなら、ルックスの善し悪しや性格の明るさ、話術の巧みさなどよりも、もっと考えるべきことが他にあるのです。では、人としての魅力の本質は、どこにあるのでしょうか?


 この難問に答えるために、いったん遠回りをして、やや毛色が違う問題について考えてみます。それは、「なぜ人類は無駄話が好きなのか?」という疑問です。


 ご存じのとおり、私たちが日常で交わす会話の大半は、重要な情報の交換とは無縁のコミュニケーションで占められています。バブソン大学が1191人を対象に行った調査によれば、仕事のあいだに交わされるやり取りの45~70%は、知人の噂、天気の話、セレブのゴシップなどの他愛ない雑談で占められていました。日本で行われた研究でも結果は同じで、私たちが交わす会話の47.3%は雑談だったと言います。


 この数字は原始的なコミュニティでも変わらず、いまも未開の土地で暮らす狩猟採集民たちも、1日の会話の大半を雑談で過ごすケースがほとんどです。人類学の調査によれば、雪中のイグルーで隣村の噂話で盛り上がる北極圏のイヌイットや、キャンプファイヤーを囲みながら他部族のゴシップを交換しあうタンザニアのハッザ族など、やはり会話の7割は無益な情報のやり取りに費やされており、専門家の多くは、「すべての人間は“無駄話をしたがる本能”を持つのではないか?」と推測しています。


 しかし、よく考えると不思議ではないでしょうか? 進化の観点からすれば、食料や安全の確保といった、すぐに役立つ情報をやり取りしたほうが、生存の確率は上がるはずだからです。


 人類がコミュニケーションを始めた時期には諸説ありますが、化石や遺伝データなどから、おそらく7万~20万年前には、言語による意思の疎通が行われていたものと考えられます。それ以前の人類は、「カチッ」や「ヒュー」などの擬音しか出すことができませんでした。


 鳥のさえずり、猫の鳴き声、馬のいななきなど、ヒト以外の動物は平均10種類の音声でコミュニケーションを行いますが、この点において、人類が獲得した能力はレベルが違います。私たちが日常で使う単語の数は成人で2万を超えますし、込み入った文法を用いて複雑な思考まで表現できる動物は他にいません。


 ここまで高度な技術を人類が進化させた理由については、くわしく説明するまでもないでしょう。もし言語を使えなかったら科学の発展は止まり、法による紛争の調停はおぼつかず、誰かに助けを求めることもできません。人類が今の文明を築けたのは、言葉の力で重要な情報を伝えることができたからこそです。それなのに、実際の私たちは、貴重なコミュニケーションを無益な情報のやり取りに使ってしまうのだから、時間の浪費としか思えません。


 実に不思議な現象ですが、その答えを一言で表すなら、「雑談を使って相手の能力を査定するため」となります。一見役に立たない雑談のなかで、私たちは、相手がどのような人物なのかを値踏みしあっているのです。


 私たちが雑談のなかで判断するのは、たとえば次のようなポイントです。


 この人は私の仲間にふさわしいか?
 この人は困ったときに私を助けてくれるか?
 この人には日常の問題を解決する力があるか?



 その証拠に、近年の研究では、私たちは初対面の相手と雑談をスタートさせてから、ほんの100ミリ秒で相手を評価し始めることがわかってきました。査定の対象は多岐にわたり、相手の身体的な魅力、性格、知性、経済力まで、あらゆる要素が評価の俎上にのぼります。


 そのなかでも、私たちが重点的にチェックするポイントは以下のようなものです。


 ・会話の相手は社交的か? 共感力があるか?
 ジュネーブ大学の実験では、被験者に対し、男女が雑談をする動画を30秒だけ見たうえで2人の性格を推測するように言い渡しました。結果、約9割の被験者は、男女のパーソナリティを驚くほどの正確さで見抜き、なかでも「社交性」や「共感力」といった能力の判定がうまい傾向が認められました。


 ・会話の相手は頭が良いか悪いか?
 たいていの人は、会話がスタートしてから数秒で、相手の知性を判断します。その精度は上々で、ロヨラ・メリーマウント大学の実験によれば、被験者から「この人は頭が良い」と評価された人物は、実際にIQが高い傾向がありました。ちなみに、私たちが相手のどこを見て知性を判断しているのかは、まだ判然としません。


 ・会話の相手は健康か不健康か?
 私たちには、他者の健康状態を見抜く能力も備わっています。カロリンスカ大学の実験では、被験者の一部を少量の細菌に感染させたあと、それぞれの顔写真と体臭のサンプルを取得。これらを別の被験者に提示したところ、ほとんどの人は、顔写真と体臭の情報だけで細菌に感染した人物を言い当て、「不健康そうで魅力がない」と判定しました。当然ながら、細菌に感染した人たちは、辛そうな表情を浮かべていたわけでも、顔色に異変があったわけでもありません。


 ・会話の相手は信頼できる人物か?
 ここ数年の研究により、私たちは他人と出会ってから2秒で、目の前の相手が信頼に足る人物なのかを判断することもわかってきました。代表的なのはスタンフォード大学の調査で、研究チームは、同大学の新入生たちに教師の講義動画を2~10秒だけ見せ、どのような印象を持ったかを調査。すると、新入生たちの回答は、教師のことをよく知る上級生の評価とそっくりで、特に「信頼性」「共感性」に大きな一致が見られました。その相関係数は0.76で、ほんの数秒の判断としては、驚くべき正確さだと言えます。


 代表的なところを見てきましたが、これらはあくまで一例にすぎません。相手の裕福さ、リーダーシップ、恋愛スキル、几帳面さなど、数えきれない量の要素を、人間は数分で査定し、その評価もかなり正確だとわかっています。


 すべての査定が終わるまでの時間は平均5分で、ここで出た結論をベースにしつつ、私たちは相手との会話を続けるかどうかを判断します。この査定が、コミュニケーションの第一関門になるわけです。


● 人類ほど平気で仲間を騙す生物はいない


 人類がここまで正確に他者を査定できるようになったのは、私たちが脆弱な生き物だからです。


 言わずもがな、ヒトの身体は他の動物より弱く、硬い牙や爪を備えるわけでなく、体を守る甲羅もありません。そんな弱い肉体を持ったまま、有史より前の人類は、脅威に満ちたサバンナで暮らさねばなりませんでした。


 いつ猛獣に襲われるかもわからず、つねに食糧不足の不安につきまとわれ、正体がわからない疫病の発生を警戒する。そんな過酷な環境を生き抜くには、仲間たちと相互扶助のコミュニティを作り、生存のリスクを減らすのがベストだったでしょう。


 そこで人類は、“協力”というスキルを、重点的に進化させました。狩りができない仲間に食糧を分けたり、忙しい母親の代わりに子育てをしてもらったりと、お互いの足りないリソースを提供し合い、どうにか生存率を高めようと試みたのです。


 互いに助け合う動物は人類の他にも存在し、たとえばチンパンジーやイルカが、エサのない仲間と食事を分け合うことがあるのは有名でしょう。しかし、それはどこまでも血のつながった親族に限定された行動であり、遺伝的に無関係な個体とまで協力関係を結ぶ生物は私たちだけです。身体の脆弱さに悩み続けた人類にとって、“協力”の進化は、まさにゲームチェンジャーでした。


 ところが、この進化は、同時に人類にとって悩みの種にもなりました。お互いに助け合うシステムの誕生により、“裏切り”という新たな脅威が生まれたからです。


 仲間が狩ってきた獲物を盗む。他の人が見つけた狩り場を先に荒らす。隣人が作った住居を勝手に利用する。敵対する部族と裏で取引を行う。


 協力関係さえ破ってしまえば、裏切り者は簡単にメリットを得られます。同僚のアイデアを盗む社員や、嘘の経歴で良い仕事をもらうフリーランスなど、現代でも似たような例はいくらでもあるでしょう。助け合いのコミュニティが生まれれば、必ずその仕組みを悪用する者も生まれます。


 実際、人類ほど他人を騙すのが好きな生物も珍しく、マサチューセッツ大学の調査によると、10分間の会話中に60%の人間が2~3個の嘘をつき、1日のあいだに上司や同僚を騙す回数は平均で6回にもおよびます。これに対して、他の動物はほぼ真実しか表現せず、猫がのどを鳴らせばそれは満足感の表明であり、尻尾を激しく振ったらそれは確実に不機嫌のサインです。人類ほど平気で仲間を騙す生物は他にいません。


 当然ながら、人類は大昔からこの問題に立ち向かってきました。「目には目を、歯には歯を」の文言で刑罰の基本を作ったハンムラビ法典や、日本ではじめて罪人への死を規定した養老律令のほか、明確な法律がない狩猟採集の社会にも「裏切り者は追放か殺害」と定めた掟が存在します。


 それと同時に、アリストテレスの最高善、中国の儒家が唱えた仁、日本の修身教育における理性などの“倫理”も、裏切り者への牽制をうながすシステムとして使われました。


 いずれも「人として守るべきルール」や「社会における善悪の基準」を設定し、仲間との協力関係を保つための仕組みです。



 しかし、法と倫理だけではまだ足りません。どちらも裏切りの抑止力として機能はするものの、「誰を仲間にすれば得なのか?」「関わってはいけない人間は誰か?」といった疑問の答えは教えてくれないからです。


 周囲から聖人とあがめられる人物が、裏では悪党だったというケースはよく見かけます。長らく善人と呼ばれた人物が、金に困って悪事を働くような事態も珍しくはないでしょう。裏切り者を見抜くのに、法と倫理は無力です。


 その結果、原始時代の人類は、普段のコミュニケーションを通して、他人の信頼性や好感度を自動で査定するシステムを進化させました。私たちが無意味な雑談に時間を費やすのは、お互いの信頼性を値踏みしあうためだったのです。


 込み入ってきたので、いったん話をまとめます。人類の祖先は、生物としての弱さを克服すべく、進化の過程で“協力”という手法を発明。そのおかげで生存率のアップに成功しましたが、同時に裏切りの問題が起きたため、今度は他者の信頼性を見抜く能力を身につけ、仲間と協力しあうシステムの維持を試みました。


 すでにお気づきの方もいるかもしれません。これこそが、“魅力”の正体です。


 メカニズムを説明します。初対面の相手とコミュニケーションを始めると、私たちの脳はすぐに査定システムを起動させ、「この人物と協力しあうべきか?」の判断をスタート。その査定が「NO」だったときは、脳は「なんとなく不快だ」とのシグナルを発し、相手からあなたを引き離そうとします。


 逆に「YES」の判定が出た場合は、脳は「好感が持てる」との感覚をあなたに向けて送り、相手との関係を前に進めるようにうながします。要するに私たちは、「この人は裏切らない」「私を助けてくれそうだ」と本能が判断した相手を、「魅力がある人物」として感知しているのです。


鈴木 祐

AIは労働・資本市場に新たな勝者と敗者生む-ECBチポローネ理事 7/5(金) 9:27配信 Bloomberg

2024-07-05 11:10:37 | 日記
AIは労働・資本市場に新たな勝者と敗者生む-ECBチポローネ理事
7/5(金) 9:27配信
Bloomberg


(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のチポローネ理事は4日、人工知能(AI)は中央銀行にとって有用である一方、利用状況の監視や適切な監督が必要だとの考えを示した。


チポローネ氏はローマで行われたイベントでのスピーチで、「AIは、経済分析からコミュニケーションに至るまで、イノベーションと効率化の機会を提供する。だが、考慮すべきリスクもあり、われわれは適切な安全対策をきちんと構築している」と述べた。


世界経済に大変革をもたらす可能性があるとして、AIは金融政策担当者の関心を集めている。中銀関係者は、経済状況の判断に使われる広範なデータセットを迅速に分析できるAIの能力にも関心を持っている。


チポローネ氏は「AIをわれわれのプロセスに組み込むにあたっても、人間の判断と批判的思考を最前線にしておかなくてはならない」と強調。「このバランスは、中央銀行のデータ、意思決定、より広範な金融システムに対する信頼を維持するために不可欠だ」とした。


チポローネ氏はこのほか、AIが労働力不足の解消や生産性の向上に寄与する一方、計算能力維持のためのエネルギーコストを押し上げる可能性があると指摘した。また、AIが人々の消費性向や信用へのアクセスに影響を与えることで、金融政策に対する需要の反応も変えることになり「労働市場と資本市場に新たな勝者と敗者を生み出し、所得と富の分配に影響を与えるだろう」との見方を示した。


原題:ECB’s Cipollone Says AI Can Help Central Banks, Needs Safeguards(抜粋)


(c)2024 Bloomberg L.P.


Jana Randow


エアコンは“つけっぱなし”、寝ているあいだも要注意…「熱中症」にならないために気をつけるべきポイントは? 2024/07/05 06:40TOKYO FM+

2024-07-05 10:52:41 | 日記
エアコンは“つけっぱなし”、寝ているあいだも要注意…「熱中症」にならないために気をつけるべきポイントは?
2024/07/05 06:40TOKYO FM+


手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25〜8:30)。6月29日(土)の放送では「熱中症」について取り上げました。




◆“家のなか”は熱中症になりやすい!?


気温の上昇とともに熱中症で搬送される方も増えています。もはや、この気温の上昇は“災害”ともいえます。


熱中症になるケースで最も多いのは“家のなか”です。家で過ごすときは、エアコンを使って部屋を涼しく保つことが大切です、エアコンを入れる基準を決めておきましょう。なおエアコンを入れる目安は“室温28度”“湿度70%”です。


実は、エアコンはつけっぱなしにしたほうが“省エネ”になります。頻繁にONとOFFを繰り返すと、そのたびに電力を消費してしまいますので、体のためにも電気料金の節約のためにも“エアコンはつけっぱなしで使う”がポイントです。


夜でも25度を下回らない熱帯夜の日は、寝ているあいだも熱中症になるリスクがあります。対策として枕元に常温のお水を置いておき、寝る前や起きたときに水分を補給できるようにしておきましょう。


◆子ども&高齢者の“熱中症対策”


熱中症で搬送される方の約半数は65歳以上の高齢者です。高齢になると暑さを感じにくくなり、基礎代謝も落ちるため若い人よりも寒がりになります。そのため、体感に頼ってしまうと暑さ対策が遅れてしまう恐れがあります。家族や周囲に高齢の方がいるときは「室温は何度?」と確認し、「室温が28度に下がるまでエアコンを入れ続けて」などと具体的に指示を出しましょう。


もし家にエアコンがない場合は、すだれや遮光カーテン、植物による緑のカーテンで直射日光を遮るように工夫したり、窓を開けて風通しを良くしておきましょう。家の周りに打ち水をするのも対策の1つです。ちなみに、自治体によってはエアコンの設置費用の補助をしているところもあるので、確認してみると良いでしょう。


子どもも熱中症になりやすいので注意が必要です。子どもは体温調節の機能が発達していないため体に熱がこもりやすく、身長が低いので地面の照り返しの影響を受けやすいです。“大量の汗をかいている”“顔が赤い”というときは、無理せずに涼しい環境で休ませたり、外で長時間遊ばせないことも重要です。外で遊ぶときは、氷をたくさん入れた水筒を持たせましょう。そうしておけば、水筒のなかの水を飲み切っても水道水などで足すことができます。


赤ちゃんは、ベビーカーに乗せていても熱中症になることがあります。特に日よけカバーを使う場合は、ベビーカー内に熱がこもりやすくなるため表情をこまめに確認することが大切です。また、ベビーカーは背丈の高いものやメッシュ素材を選んだり、タオルに保冷剤を巻いてシートに置くことで暑さ対策になります。


熱中症の危険性が高いときは“外出しない”ことが重要ですが、外出が避けられないときは、直射日光を避けてなるべく涼しい服装で出かけましょう。そして、気温の高い日は、室内にいても外にいても熱中症対策をしっかりおこないましょう。


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2024年6月29日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年7月7日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/


1.5京円に及ぶ債務問題 各国政府が迫られる厳しい決断 7/4(木) 20:10配信 CNN.co.jp

2024-07-05 10:22:08 | 日記
1.5京円に及ぶ債務問題 各国政府が迫られる厳しい決断
7/4(木) 20:10配信
CNN.co.jp



ロンドン(CNN) 各国政府は前例のない91兆ドル(約1京4700兆円)の負債を抱えている。これは世界経済にほぼ匹敵する規模で、最終的には国民に甚大な負担を強いることになる。


債務負担は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)のコストもあって膨れ上がり、米国を含む裕福な経済圏でさえ生活水準に対する脅威は増している。


一方で、世界中で選挙が行われている今年、政治家たちはこの問題をおおむね無視し、巨額の借り入れに対処するための増税や歳出削減について有権者に率直に話そうとはしていない。場合によっては、少なくともインフレを再燃させ、新たな金融危機を引き起こす可能性のある浪費を公約してさえいる。


国際通貨基金(IMF)は先週、米国の「慢性的な財政赤字」は「早急に対処」しなければならないと改めて警鐘を鳴らした。投資家は、長期にわたる米政府の財政状況について長らく不安を抱いてきた。


世界最大の資産運用会社の一つであるバンガードで格付け部門のグローバル責任者を務めるロジャー・ハラム氏はCNNに「(一方で)赤字が続き、債務負担が増大しているために(今や)中期的な懸念のほうが高まっている」と語った。


世界中で債務負担が膨らむ中、投資家は不安を募らせている。フランスでは政治的混乱により同国の債務に対する懸念が高まり、債券利回り、つまり投資家が求める収益が急上昇している。


6月30日に行われた総選挙の1回目の投票は、市場が恐れる最悪の事態の一部は回避できる可能性を示唆した。しかし、差し迫った金融危機の不安はなくても、支出が膨らみ、税収が不足する中、投資家は多くの政府の債券を購入するにあたり、より高い利回りを要求している。


債務返済コストの上昇は、重要な公共サービスや金融崩壊、パンデミック、戦争などの危機に対処するための資金が減ることを意味する。


国債の利回りは住宅ローンなどの他の債務の価格設定に使われるため、利回りの上昇は家計や企業の借り入れコストの上昇も意味し、経済成長を損なう。


金利が上昇すると民間投資は減少し、政府は景気後退に対処するための借り入れが難しくなる。


米財務省の元チーフエコノミストで現在は米ハーバード大学公共政策大学院(ケネディスクール)の教授であるカレン・ダイナン氏は、米国の債務問題に取り組むには、増税か、社会保障や健康保険制度などの給付の削減が必要になると話す。「多く(の政治家)はこれから下される難しい選択について話すことを望んでいない。これらは非常に重大な決断であり、人々の生活に大きな影響を及ぼす可能性がある」


ハーバード大学の経済学教授ケネス・ロゴフ氏も、米国や他の国々が痛みを伴う調整をしなければならないことに同意している。


同氏はCNNに、債務は「もはや無料ではない」と語った。



「2010年代には、多くの学者、政策立案者、中央銀行家が金利は永遠にゼロに近いままだろうという見解に至り、その後、借金はただでできると考えるようになった」(ロゴフ氏)


「それは常に間違っていた。なぜなら、政府債務は変動金利の住宅ローンを保有しているようなもので、金利が急激に上昇すれば利払いは大幅に増加するからだ。そして、まさにそれが世界中で起きているのだ」(ロゴフ氏)




「沈黙の共謀」
米連邦政府が今年度支払う金利は8920億ドルに及ぶ。これは国防費を上回る額で、高齢者向け保険「メディケア」の予算に迫る。


議会の財政監視機関である議会予算局(CBO)によると、来年の利払いは1兆ドルを超える。米国の債務残高は30兆ドル余りと同国の経済規模と似たような規模だ。


CBOは、債務残高がわずか10年後にはGDP(国内総生産)の122%、54年には同166%に達し、経済成長が鈍化すると予測する。


では、債務が多すぎるとはどの程度のことを指すのか。ダイナン氏によると、経済学者らは「市場で悪いことが起きるとされる決まった水準」があるとは考えていないが、大半の経済学者は債務がGDPの150~180%に達すると「経済と社会全体にとって非常に深刻なコスト」になるとみている。


連邦政府の積み上がった債務に対する懸念が高まっているにもかかわらず、24年の大統領選の候補者であるバイデン大統領とトランプ前大統領はいずれも選挙にあたり財政規律を公約していない。


CNNが先ごろ主催した大統領選の第1回テレビ討論会で、両候補はトランプ氏の減税とバイデン氏の追加支出が債務状況を悪化させたとしてお互いを非難した。


英国の政治家も4日の総選挙を前に現実から目を背けている。有力シンクタンクである財政研究所(IFS)は、悲惨な財政状況をめぐり、二大政党である保守党と労働党が「沈黙を共謀」しているとして非難した。


IFSのディレクター、ポール・ジョンソン氏は先週、「総選挙で誰が政権を取ろうとも、幸運にでも恵まれない限り、すぐに厳しい選択を迫られることになるだろう。マニフェスト(政権公約)で述べた以上に増税するか、支出の一部を削減するか、借り入れを増やして債務がより長期にわたり膨らむことに甘んじるかだ」と述べた。


債務問題に取り組もうとしている国々は苦戦している。ドイツでは財政赤字を一定割合に抑える「債務ブレーキ」をめぐり紛糾しており、3党連立政権に緊張が走っている。この政治的対立は今月、限界に達する可能性がある。


ケニアでは800億ドルの債務に対処しようとする試みに反発が高まっている。増税案は全国的な抗議運動を引き起こし、39人が死亡。ルト大統領は先週、法案に署名しないと発表した。




恐ろしい債券市場の登場
しかし、債務抑制の取り組みを先送りすることの問題点は、政府が金融市場からはるかに痛みを伴う規律を受けやすくなることにある。英国は主要経済国における最新の事例だ。トラス前首相は22年、借り入れの増額による大規模な減税を強行しようとして通貨ポンドの暴落を引き起こした。


そして、その脅威は消えていない。フランスでは先月、マクロン大統領が総選挙の実施を決断したのち、金融危機のリスクが一夜にして深刻な懸念となった。


投資家は、有権者が支出増と減税を掲げるポピュリストによる議会を選び、すでに積み上がっている債務と財政赤字がさらに膨らむのではないかと懸念した。


この最悪のシナリオは今や起こりそうにないが、7日の決選投票の行方は全く不透明だ。仏国債の利回りはじわじわと上昇を続け、2日には8カ月ぶりの高水準に達した。


ダイナン氏は、投資家に政府の債務履行の意思を疑わせるような「政治の機能不全」によって金融市場はすぐに動揺する可能性があると話す。


「我々は物事が悪い方向に向かう余地について想像力を欠く傾向がある。市場が(米国の)債務についてパニックに陥るような大きな出来事があったとしても、それは我々の視界には映らないだろう」





本稿はCNNのハンナ・ジアディ記者による分析記事です。