コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

4月に休業の600万人、1割が仕事失う 雇用改善みえず 新型コロナ 経済 2020/7/31 11:40

2020-07-31 12:46:51 | 日記
4月に休業の600万人、1割が仕事失う 雇用改善みえず
新型コロナ 経済
2020/7/31 11:40


4月に600万人近くに上った休業者の1割程度が6月までに失業したり、職探しをあきらめたりしている可能性があることが31日発表の総務省の労働力調査でわかった。失業者の予備軍とも言える休業者は236万人となお高水準。今後も失業者や労働市場から退出する人が増える恐れがある。

【関連記事】
6月の失業率2.8% リストラによる失業は19万人増
休業者は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が緊急事態宣言を出した4月に過去最多の597万人まで急増した。5月は423万人、6月は236万人となった。6月も前年同月と比べると90万人多い。

4月の休業者のうち49.4%は5月も休業者のまま。6.6%は労働市場から退出して「非労働力」になったり、職探しを続ける失業者に転じたりした。5月の休業者のうち45.3%は6月も休業し、7.2%は非労働力や失業者になった。

5月に休業者に加わった人がいるため単純比較できないが、4月の休業者の10%が仕事を失ったとの見方もできる。総務省の担当者によると「失業者より労働市場から退出する人の比率が高い」。

6月の完全失業率(季節調整値)は2.8%と前月から0.1ポイント下がったが「雇用がこれから良くなるとか底を打ったという話ではない」(同)。低下の理由は、新たに求職する人が前月より5万人減ったことが大きい。非労働力の人がコロナ下で新たに職探しをすることを控えている。

就業者(季節調整値)は4月に前月から107万人減ったあと、5月に4万人の増加、6月も8万人の増加にとどまる。原数値で前年と比べると77万人減っている。宿泊・飲食サービス業が38万人減と深刻だ。雇用情勢の改善はみえない。

米国株、ダウ反落 米経済指標の悪化で ナスダックは続伸 2020/7/31 5:04

2020-07-31 05:17:13 | 日記
米国株、ダウ反落 米経済指標の悪化で ナスダックは続伸
2020/7/31 5:04

【NQNニューヨーク=古江敦子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比223ドル39セント安の2万6316ドル18セント(速報値)で終えた。朝方発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値や雇用関連の指標が悪化し、景気敏感銘柄である金融や資源、資本財が売られた。

4~6月期のGDPは年率換算で前期比32.9%減と過去最大の減少幅だった。週間の米新規失業保険申請件数と失業給付の継続受給者数はともに前週から増えた。米国では6月下旬からのコロナ感染の拡大で経済再開が停滞しており、景気か起伏の遅れが警戒された。

米原油先物の下落を受け、エクソンモービルやシェブロンなど石油株が下げた。米長期金利が一時0.54%と3カ月ぶりの低水準を付け、JPモルガン・チェースなど金融株が下落。化学のダウや建機のキャタピラーも安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、44.87ポイント高の1万0587.81で終えた。引け後にGAFA(グーグルの親会社アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の決算発表を控え、好決算を期待した買いが入った。