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日経平均反落、終値175円安の2万2770円 2020/7/16 9:17 (2020/7/16 15:16更新)

2020-07-16 16:17:32 | 日記
日経平均反落、終値175円安の2万2770円
2020/7/16 9:17 (2020/7/16 15:16更新)


16日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比175円14銭(0.76%)安の2万2770円36銭で終えた。国内外での新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から売りが優勢だった。日経平均は15日に大幅上昇して心理的節目である2万3000円近辺に達しており、利益確定売りも出やすかった。

きょう11時に発表された中国の6月の小売売上高は前年同月比1.8%減と市場予想(0.3%増)を大きく下回った。他国に先駆けてコロナからの景気回復に向かっていると見られる中国での消費の戻りの弱さを嫌気する声が多く、発表後に日経平均は下げ足を強めた。

前引け後に、16日判明した東京都の新型コロナの新規感染者数が280人超と、これまでで最多になると伝わった。国内での感染拡大による経済活動の停滞リスクが懸念され、日経平均は一時、下げ幅が200円を超える場面もあった。

JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比101.88ポイント(0.71%)安の1万4239.81だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、10.45ポイント(0.66%)安の1579.06で終えた。業種別TOPIXは医薬品、情報・通信業などの下げ幅が大きかった。

東証1部の売買代金は概算で2兆4595億円。売買高は14億7564万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1387銘柄だった。値上がりは721、変わらずは63銘柄だった。

東エレク、アドテストなど半導体関連への売りが目立った。中外薬、リクルート、ファナックも下落。半面、日本製鉄、日産自、住友不などの景気敏感株の一角は上昇。ANAHD、JR西日本、OLCも高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経平均、小幅反落 2万3000円前に売り優勢

2020-07-16 10:12:13 | 日記
日経平均、小幅反落 2万3000円前に売り優勢
2020/7/16 9:17


16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ80円ほど安い2万2800円台後半で推移している。世界的に新型コロナウイルスの新規感染者数が増加を続けるなか、経済活動の停滞への懸念から心理的節目の2万3000円を前にして利益確定売りが先行している。もっとも、下値では買いも入り一方的に下げる展開にはなっていない。


米国の新型コロナの新規感染者数は1日あたり6万人を超えるペースでの増加が続く。日本でも、東京都が感染状況の警戒レベルを4段階で最高に引き上げた。感染拡大で経済活動の回復が遅れる可能性が意識され、買いの手を鈍らせている。


もっとも、ワクチン開発による経済正常化への期待感が引き続き相場を支えている。米バイオ製薬モデルナの治験成功に続き、英アストラゼネカと英オックスフォード大学も、開発中の新型コロナのワクチンについて臨床試験の良好な結果を近く発表すると伝わった。15日に発表された6月の鉱工業生産などの米経済指標は市場予想を上回る改善を示しており、足元の景気の着実な回復も支援材料だ。


JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落している。業種別のTOPIXは医薬品、精密機械などが安い。半面、空運、鉄鋼、鉱業など景気敏感株は高い。


第一三共、富士通が売られている。東エレク、レーザーテクなど半導体関連株にも売りが目立つ。半面、日本製鉄や三菱重、ANAHDが買われている。大和ハウス、国際石開帝石、JR西日本も上昇。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕