NYダウ続伸459ドル高、米中景気の回復期待が支え
2020/7/7 5:11
【NQNニューヨーク=張間正義】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、連休前の2日と比べ459ドル67セント高の2万6287ドル03セント（速報値）で終えた。中国景気の回復期待を受けて同国を中心に世界的な株高となり、投資家心理が強気に傾いた。好調な米経済指標も買いを促した。
中国の上海総合指数は6日に5.7%上げ、2018年2月以来の高値となった。景気回復の期待や政府系メディアが株高を支持する論説を掲載したことなどが背景にある。アジアや欧州株相場が軒並み大幅高となり、米市場にも買いが波及した。
米サプライマネジメント協会（ISM）が6日発表した6月の非製造業景況感指数は、前月比11.7ポイント上昇の57.1と過去最大の改善幅となった。新型コロナウイルスの新規感染者数は過去最多水準が続いているが、米景気への楽観論が勝った。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、前営業比226.02ポイント高の1万0433.65（速報値）と3日連続で最高値を更新した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムやスマートフォンのアップルなど主力株への買いが目立った。電気自動車（EV）のテスラは4日連続で上場来高値を更新した。
2020/7/7 5:11
【NQNニューヨーク=張間正義】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、連休前の2日と比べ459ドル67セント高の2万6287ドル03セント（速報値）で終えた。中国景気の回復期待を受けて同国を中心に世界的な株高となり、投資家心理が強気に傾いた。好調な米経済指標も買いを促した。
中国の上海総合指数は6日に5.7%上げ、2018年2月以来の高値となった。景気回復の期待や政府系メディアが株高を支持する論説を掲載したことなどが背景にある。アジアや欧州株相場が軒並み大幅高となり、米市場にも買いが波及した。
米サプライマネジメント協会（ISM）が6日発表した6月の非製造業景況感指数は、前月比11.7ポイント上昇の57.1と過去最大の改善幅となった。新型コロナウイルスの新規感染者数は過去最多水準が続いているが、米景気への楽観論が勝った。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、前営業比226.02ポイント高の1万0433.65（速報値）と3日連続で最高値を更新した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムやスマートフォンのアップルなど主力株への買いが目立った。電気自動車（EV）のテスラは4日連続で上場来高値を更新した。