日経平均株価7月1日の動きは、こんな感じです。
※個人的なコメントですがFRBという機関は米国の公的なものではありません。米国の電話帳にFRBの電話番号が載っている程の私的な機関です。しかし日本の様に公的な中央銀行が判断し、国として
方向性を示す時には、素早い判断が要求されますが、FRBは私的な機関という事を最大の利点として素早い、かつ他の機関より高度であるという認識を持たれている点が素晴らしいと言えると考えます。
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FRBパウエル議長 景気回復「予想より早い」
経済 北米
2020/7/1 6:21
【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日、「多くの企業が活動を再開し、雇用が回復し、支出も増えている」と述べた。経済対策で景気が下支えされ、「経済は重要な新しい局面に入っており、予想よりも早く達成できた」との考えを示した。
公聴会に臨んだパウエルFRB議長=ロイター
米下院の金融サービス委員会で証言した。足元の景気回復を指摘する一方で、2000万人以上の米国人が失業している点も強調。低所得者や女性、黒人などの失業は特に深刻で「打撃は均等に広がっていない」と述べた。新型コロナウイルスが再拡大すれば、「国民の経済活動が弱まり、景況感が悪化しかねない」との懸念も表明した。
金融政策については「経済を支えるためあらゆる手段を活用していくことを約束している」とこれまでの主張を繰り返した。一方、3月以降に実施してきた非常措置については「経済や金融環境が改善したときには、ツールボックス(道具箱)へと戻していく」という考えも併せて示した。
方向性を示す時には、素早い判断が要求されますが、FRBは私的な機関という事を最大の利点として素早い、かつ他の機関より高度であるという認識を持たれている点が素晴らしいと言えると考えます。
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FRBパウエル議長 景気回復「予想より早い」
経済 北米
2020/7/1 6:21
【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日、「多くの企業が活動を再開し、雇用が回復し、支出も増えている」と述べた。経済対策で景気が下支えされ、「経済は重要な新しい局面に入っており、予想よりも早く達成できた」との考えを示した。
公聴会に臨んだパウエルFRB議長=ロイター
米下院の金融サービス委員会で証言した。足元の景気回復を指摘する一方で、2000万人以上の米国人が失業している点も強調。低所得者や女性、黒人などの失業は特に深刻で「打撃は均等に広がっていない」と述べた。新型コロナウイルスが再拡大すれば、「国民の経済活動が弱まり、景況感が悪化しかねない」との懸念も表明した。
金融政策については「経済を支えるためあらゆる手段を活用していくことを約束している」とこれまでの主張を繰り返した。一方、3月以降に実施してきた非常措置については「経済や金融環境が改善したときには、ツールボックス(道具箱)へと戻していく」という考えも併せて示した。
NYダウ続伸、217ドル高 ハイテク株に買い集まる
2020/7/1 5:16 (2020/7/1 5:27更新)
【NQNニューヨーク=張間正義】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比217ドル08セント(0.8%)高の2万5812ドル88セントで終えた。米経済の回復を示唆する経済統計が発表されたことに加え、業績期待の高まった半導体など大型ハイテク株に買いが入り、指数を押し上げた。
画像の拡大
ダウ平均は4~6月期に3895ドル(17.8%)上昇した。四半期ベースの上昇幅では過去最大となった。上昇率では1987年1~3月期(21.6%)以来の23年ぶりの大きさだった。
米調査会社コンファレンス・ボードが30日発表した6月の消費者信頼感指数は98.1と前月から急回復し、市場予想(91.0程度)も大きく上回った。米シカゴ購買部協会が同日発表した6月の景気指数は4カ月ぶりに前月から改善した。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は午後の議会証言で米経済の再開や、消費と雇用の回復が「FRBが当初想定していたよりも早かった」との認識を示した。景気回復を可能な限り進める政策を継続する姿勢も示し、投資家心理の改善につながったとの見方もあった。
ダウ平均は朝方に下落する場面があった。前日に500ドル超と大きく上昇した後とあって、目先の利益を確定する目的の動きが先行した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比184.61ポイント(1.9%)高の1万0058.77と続伸した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとソフトウエアのマイクロソフトが買われた。電気自動車(EV)のテスラは上場来高値を更新した。前日夕に発表した2020年3~5月期決算が市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーも大幅に上昇した。
2020/7/1 5:16 (2020/7/1 5:27更新)
【NQNニューヨーク=張間正義】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比217ドル08セント(0.8%)高の2万5812ドル88セントで終えた。米経済の回復を示唆する経済統計が発表されたことに加え、業績期待の高まった半導体など大型ハイテク株に買いが入り、指数を押し上げた。
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ダウ平均は4~6月期に3895ドル(17.8%)上昇した。四半期ベースの上昇幅では過去最大となった。上昇率では1987年1~3月期(21.6%)以来の23年ぶりの大きさだった。
米調査会社コンファレンス・ボードが30日発表した6月の消費者信頼感指数は98.1と前月から急回復し、市場予想(91.0程度)も大きく上回った。米シカゴ購買部協会が同日発表した6月の景気指数は4カ月ぶりに前月から改善した。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は午後の議会証言で米経済の再開や、消費と雇用の回復が「FRBが当初想定していたよりも早かった」との認識を示した。景気回復を可能な限り進める政策を継続する姿勢も示し、投資家心理の改善につながったとの見方もあった。
ダウ平均は朝方に下落する場面があった。前日に500ドル超と大きく上昇した後とあって、目先の利益を確定する目的の動きが先行した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比184.61ポイント(1.9%)高の1万0058.77と続伸した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとソフトウエアのマイクロソフトが買われた。電気自動車(EV)のテスラは上場来高値を更新した。前日夕に発表した2020年3~5月期決算が市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーも大幅に上昇した。