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日経平均、小幅反落 2万3000円前に売り優勢

2020-07-16 10:12:13 | 日記
日経平均、小幅反落 2万3000円前に売り優勢
2020/7/16 9:17


16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ80円ほど安い2万2800円台後半で推移している。世界的に新型コロナウイルスの新規感染者数が増加を続けるなか、経済活動の停滞への懸念から心理的節目の2万3000円を前にして利益確定売りが先行している。もっとも、下値では買いも入り一方的に下げる展開にはなっていない。


米国の新型コロナの新規感染者数は1日あたり6万人を超えるペースでの増加が続く。日本でも、東京都が感染状況の警戒レベルを4段階で最高に引き上げた。感染拡大で経済活動の回復が遅れる可能性が意識され、買いの手を鈍らせている。


もっとも、ワクチン開発による経済正常化への期待感が引き続き相場を支えている。米バイオ製薬モデルナの治験成功に続き、英アストラゼネカと英オックスフォード大学も、開発中の新型コロナのワクチンについて臨床試験の良好な結果を近く発表すると伝わった。15日に発表された6月の鉱工業生産などの米経済指標は市場予想を上回る改善を示しており、足元の景気の着実な回復も支援材料だ。


JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落している。業種別のTOPIXは医薬品、精密機械などが安い。半面、空運、鉄鋼、鉱業など景気敏感株は高い。


第一三共、富士通が売られている。東エレク、レーザーテクなど半導体関連株にも売りが目立つ。半面、日本製鉄や三菱重、ANAHDが買われている。大和ハウス、国際石開帝石、JR西日本も上昇。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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