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「ノリピー」

2009-08-12 08:36:34 | Weblog
連日、酒井法子こと「ノリピー」についての報道が続いている。
彼女について朝のワイドショーの取り上げ方は
過剰を通り越して異常にも思われる。
何年も前に入れたタトゥーや
クラブでノリノリの姿が何度も何度も繰り返し報道されている。
そんなに何年も前からの常軌を逸した行動があったのならば
なぜ、その時に芸能レポーターと称する人々は
彼女に注意を与えなかったのだろうかと疑問に思ってしまう。
そんな時、ニワトリの「つつきの序列」を思い出した。
「つつきの序列」とは、どの群れの中にも、
他のニワトリはつつくが
自分はつつかれることのないニワトリが常に存在している。
つまり首領だ。
首領だけにつつかれるのは二番目のニワトリ。
序列に従えば一番下にランクされるニワトリは、
他のすべてにつつかれてしまう。
下から二番目にランクされるニワトリがつつけるのは、
再下位にランクされる、ただ一羽のニワトリだけである。
ノリピーは首領扱いされていた。少なくとも逮捕前までは。
しかしながら逮捕後は、
容疑者「ノリピー」はみんなにつつかれ、
バッシングを受けている。
でも明らかにニワトリと芸能ジャーナリストは異なっている。
芸能ジャーナリストは、
首領ではないがつつかれることもないということである。

今回の事件については所属事務所の対応が気になった。
押尾学の所属していた「エイベックス」と
ノリピーの「サンミュージック」の対応は対照的だった。
エイベックスは契約違反を理由に、
事件後直ぐに押尾との契約を解除。
それをマスコミに発表。
その後、エイベックスが表舞台に登場したことは一回もない。
対して、「サンミュージック」の場合は家内制手工業のような形態だ。
愛川欣也に良く似た相沢社長が登場して、メディア対応をしていた。
家出人捜索願を出し、
芸能会の父としてノリピーに連絡を呼びかけてもいた。
しかしながら逮捕後は落胆。
芸能レポーターたちは、
お涙ちょうだい的なおいしい話が聞けて
面白い画像が手に入っていたに違いない。
悪い意味ですごく日本的だ。
船場吉兆の女将と同じような会見だ。
日頃「スター」を作りだし、
彼らをマネジメントしているサンミュージックは業界大手だ。
ならばあのマスコミ対応は、
広報の専門家にさせるべきだったのではないだろうかと思う。
ブレル発言の社長がメディア対応するのもおかしいし、
千葉県知事の森田健作が何もわかっていない段階で、
家出中のノリピーに向かって
サンミュージックは貴方のミカタだと言うのもおかしな話だ。
サンミュージックが未だにノリピーに対して
厳しい対応しないのは理解できない。
深読みをしてしまえば、
CM企業への損害賠償金等のマイナスと
今後のノリピーの商品価値とを天秤にかけて、
現在計算中なのかとも思ってしまう・・・。
*画像は「ノリピー」ならぬ「柿ピー」でした。

コメント
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