芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

温かな飲み物と冷たい飲み物

2007-12-12 22:57:06 | Weblog
・寒くなってきました。こんな季節は、熱燗で一杯。冷えた体が温まります。あるいは、部屋を暖めてよく冷えたおいしい日本酒をちびりちびり飲む事はこの季節の楽しみの一つです。
・東京にある我が家には残念ながら和室がありません。明日、夜空を見ながらちびりちびりと日本酒を飲みに別宅に行ってきます。
・今週、南直人さんの『ヨーロッパの舌はどう変わったか』を読みました。そこで気になる記述があったのでご紹介します。それは、温かい飲み物と冷たい飲み物に関しての記述です。「前近代において飲み物といえば、アルコール(北方はビール、南方はワイン)であり、飲むことによって何らかの酩酊状態をともなう。」・・・「十七、十八世紀以降大衆化してゆくコーヒーや茶などは変革の要素となった」
・産業革命において、工場で働く労働者が酩酊していては質の良い製品は生まれない。まさに、理性的な飲み物である温かな飲み方の登場は産業革命と密接な関係があるということは、とても印象に残った。
・今日だけでも5時間もの会議をしてきた身からすると、コーヒーブレイクならぬ酩酊をともなうアルコールブレイクの方が効率がよかったのではないかとも思ってしまう。そうすれば、人を呑んだ発言が出来たかもしれない。
・日本酒は今人気がないという。二日酔いする。飲みすぎると頭痛をともなう。カロリーが高い等の悪評の為か消費量も減少しているらしい。その地方地方に必ずあった造り酒屋も次々と姿を消しているそうだ。
・そんな日本酒離れを食い止めようとコンビニ大手のファミリーマートはアルミ缶に入った飲みやすいちょっとおしゃれな日本酒を販売しているという。日本人として日本酒はぜひとも残ってほしい。それは文化の一つであるから。
・オーストラリアで販売されているオーストラリア米を原料として販売している月桂冠の一升はいくらだと思いますか?約5000円もするのです。オージーにとっては憧れの酒なのですね。
・今週は、投稿論文についての指導をしてあげるという呼びかけをしていただいた猪狩先生について書こうと思ったのですが、次回以降のお楽しみということで。
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