飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

ファーンボロー2010・・・①(初めてのファーンボローへ)

2010-08-11 22:47:08 | 2010RIAT&ファーンボロー
7月19日月曜日。僕は朝4時半に起きました。

RIAT終了後もそのまま同じホテルに泊まっていたのですが、これからファーンボローへ
行くために、今日も早起きです。

ファーンボロー航空ショー。
エア・タトゥーと並んで、中学生の頃からよく耳にする海外のエアショーでした。
その頃はソビエトの戦闘機が西側のエアショーに出始めの頃で、そのなかでもやっぱり
「プガチョフズ・コブラ」の印象がとても強く残っています。
当然youtubeなんてないですから、写真と文章からその動きを想像するしかありませんでしたね。


朝5時のスウィンドン。
ホテルの窓からは隣のビルの屋上しか見えなかったので、踊り場からの写真です。

ファーンボローはロンドンの西南西方面にある街で、スウィンドンからだとロンドンを経由し
ないほうが距離的には近いのですが、ロンドン以外からの行き方もよくわからなかったので、
素直に一度ロンドンに戻ることにしました。今日は荷物もあるしね。

スウィンドンからロンドン・パディントンへと向かう朝一の列車は5時23分発。
それに間に合うように早く起きたわけです。なにせこの列車の前売切符を既に買ってしまった
訳ですから、なんとしてもこれに乗らなければなりません。

実は、この朝一列車だけは割引前売切符の設定があり23£だったのですが、この次の列車
からはロンドンへの通勤時間帯だからなのか、割引切符の設定が全くなく、54.5£になって
しまいます。1時間早起きして30£浮かせられるなら、僕は早起きしますよ(笑)。


スウィンドン駅プラットフォーム・スリー。

みどりの窓口は6時からですが、自動券売機は動いています。キオスクも既に開いていました。
この日も列車は遅れることなく、定刻に入って来ましたよ。


1時間足らずでパディントンに到着です。さすがに座席はガラガラでした。

自転車を押している人が見えますかね?
列車に自転車を乗っけて通勤している人が結構いましたよ。

この後またまたガラガラのヒースローコネクトにて一度ヒースロー空港に寄りました。

ファーンボローへ行くにはロンドン・ウォータールー駅からファーンボロー駅まで鉄道を利用し、
そこから会場までシャトルバスに乗るのが一般的のようですが、ロンドン市内やヒースロー
空港からエアショー会場までの直通シャトルバスも運行されています。

僕はこの日夜の飛行機で帰国するので、どうせヒースローまで来るんだしということで、
今回はヒースローからのシャトルバスを利用することにしました。

バスまで多少時間もあったので、まずは空港内のマークス&スペンサーでお土産のお菓子を
買い、パンパンに膨らんだ旅行鞄を荷物を一時預かりに預け(8£)、軽く朝ごはんを食べて、
バスステーションに向かいました。


ヒースロー・セントラル・バス・ステーション。

バスステーションはそんなに大きくはないですね。
ファーンボロー行きは臨時便なのですが、乗り場はすぐに見つかりました。

所要時間90分、トイレなしで往復27£のダブルデッカーと、
所要時間60分、トイレ付きで往復35£のエグゼクティブバスがあったのですが、
なんと僕は!!、エグゼクティブバスを選んでしまいました。
知らない国ではトイレが付いているというのはとても安心感があるんですよねえ・・・

切符売りのおっちゃんに「エグゼクティブでいいのかい?」みたいなことを言われたような
気がするのですが、その理由はあとでわかりましたよ・・・

ファーンボローの開場は10時です。
バスは定刻を10分ほど過ぎた8時40分頃に出発して、到着間際に軽く渋滞につかまり、
9時50分くらいに会場に到着しました。
僕の他にも5~6人の日本人が乗っていましたよ。みんなスーツにネクタイでした。
ていうか、僕以外みんなスーツにネクタイだった気がする・・・

入口で35£の入場券を買ったら、なにやら記入用紙を渡されました。
これは何かなと思いながらゲートに進むと、一人一人係員の前で受付を行っています。

ファーンボローはRIATと違い、ビジネスの性格が強い航空ショーです。
ショーは月曜から日曜まで7日間にわたって行われるのですが、そのうち月~金は
ビジネス主体のトレードデー、土・日は一般人向けのパブリックデーとなり、入場料や
フライトプログラムも違ってきます。

どうやらトレードデーは入場者全員登録が必要なようで、僕はかなりアタフタしながら
IDカードを作ってもらいました。
でも、住所と名前と会社名と役職がわかればなんとか入れそうです。
ま、会社名を英語で書けませんでしたけどね(笑)。

当然その後セキュリティチェックもありますが、RIATと同様に大きなレンズケースや
エアバンドレシーバーの持ち込みには特に制限はありませんでした。


10時7分、無事入場。

しかし、試練はまだまだ続く・・・