昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

総裁選終結宣言

2006年08月29日 | Weblog
総裁選で投票する候補、首相が明言しない可能性 (朝日新聞) - goo ニュース

 安倍官房長官など未だ総裁選出馬宣言をしないうちに、小泉首相はこの発言をすることにより、既に『総裁選終結』を宣言したに等しい。首相の意中の人が誰であるか言わずに事足りれば、渾身の演技で意中の候補者を暗示してきた(熱演もあったし猿芝居もあった)小泉首相にとって、誰にも怨まれず『シャン・シャン・シャン』の三本締めを持って、勇退していける誠に目出度い段取りとなったのである。やはり彼は幸運、不運の境界線上に絶えず身を置き幸運の方に転がり込む不思議な運を持っている人物なのである。5年5ヶ月にわたる長き在任期間中、五分五分の勝負を挑んだ場合には悉く勝ちを手にした。

 対中韓外交においても、反日マスコミなどは「失敗だ、失敗だ」と声高々に叫ぶのであるが、そんなことはない「返って、不幸中の幸いであった」と大方の国民は思っているだろうし、小泉首相の戦果は反日メディアの不買・ボイコット現象として実を結ぶと思う。なんぼ日本人がお人好しでも、「嘘つきメディア」の反日扇動には辟易としたことだろう。

 もし、彼のような所謂「変人首相」が現れることなく、このままずるずると媚中派政治家どもにいいように中国の鴨にされていたら被害は甚大であったろうと感謝こそすれ悪く思う者はごく少数であろう。

 また、戦後60年に及ぶ無国籍を至上のこととする教育がはびこり、家庭すら家族の絆とならないような土壇場に日本国民は追い詰められてしまった。日本人の精神の喪失である。
 今、日本中の教育現場で心の拠りどころを奪われた少年たちが荒んだ犯罪を起こしている。教育者達は、あまりに頻繁に起こる残虐な少年犯罪になす術も持たないようであるが、民族のまとまりとして国家があり、そこに住む国民はより良い国家の建設に向けて、より良い家庭を築き、好ましい構成員になる誇りを持たせることが教育であると早く悟るべきである。

 小泉首相は、性格がむしろ破天荒だったために、戦後60年の日本の綻びをつまびらかに国民に示したと思う。
 彼の後を継ぐ人材は、前任者がつまびらかにした綻びを正常化するため勇猛果敢に挑戦する人物であって欲しいと思う。先ず、日本人の精神的崩壊をくい止め正常化するために、教育改革にいの一番に取り組んでもらいたいし、国防(真の独立)なくして日本人の自由も幸福もないのだから、日本国存続の前提条件を認識しないで60年間も漫然と過ごしてきたために国の綻びが出て来ていると堂々と国民を諭す人であって欲しい。・・・ここの部分に甲斐性があることが、中国が台頭してきたアジアを乗り切るのに絶対必要なリーダーシップである。

 ところで、敵対する民主党は、小沢氏が出馬表明し対抗馬さえないのだという。何という『どっシラケ』なことか。党首選をやるエネルギーもないのである。こんな政党が自民党を批判した所で殆ど『蛙の面にしょんべん』ほどのものである。(烏合同舟の知恵とは独裁者に従うもやむなしということなんだろう)
 因みに、小沢、鳩山、菅でトロイカ体制と言うらしいのだが、静岡には登呂遺跡という有名な弥生時代の田圃の遺跡がある。我々が学生の頃は社会科の必須事項であったのだが。静岡ではトロイというと、利口でないことを意味し、トロイカなどと言えば馬鹿か?になってしまう。・・・・誠に余計な詮索ではある。

中国は金正日に征服されたのか

2006年08月29日 | Weblog
拉致被害者組織と研究者 意見交換会 中国側が突然拒否  (産経新聞) - goo ニュース

 今迄、北朝鮮は中国の属国なんだろうとばかり思っていたが、これでは中国が北朝鮮に支配されているに等しい。
 今では、北朝鮮は世界の十数カ国の人々を拉致したと世界が周知しているにも拘らず、民間レベルの意見交換さえドタキャンするとは中国とは、とんでもない国である。

 もっとも、民間レベルの意見交換という認識を持った我々も甘いといわざる得ないかも知れない。見識のある人は早くから『中国の世論調査』によると9割がた日本を嫌いなどと報道された時に、反日教育で言論統制された国民に『反日』以外の回答はないのであり、100%の国民が『反日』と答えなければ、教育関係当局の責任が問われるのであると鋭い指摘をしていた人もいたが、誠に卓見であった。

 某売国メディアなどこの中国の実体を、本当のところ「どのように捉えているのだろう」。小泉首相の首相の靖国参拝では、中国の立場を主張することしきりであったが拉致被害者、これは日本人や韓国人だけではなく広くアジアからヨーロッパに及ぶ被害者に対して、13億の巨人が、たかだか3千万人の北朝鮮に歯がたたないと臆面もなく言うのである。中国に大国家たるプライドはないのか!?。

 こんな国が、国連においては常任理事国として肩で風をきって歩き、分担金もろくに払いもしない。また六ヵ国協議の主催国などと恰好をつけているけれど、金正日の前では怖くて震え上がっているだけではないか。・・・・韓国経由で、北朝鮮が近々地下核実験を挙行するのではないかというニュースが流れてきているのだが、こういう情報に中国はすこぶる弱いのだ。この辺の所を煎じ詰めれば『日本の活路』もあろうと反面教師は教えている。

 とは言え、やはり中国は北朝鮮の仲間なのだ、何一つ手を下すことなど出来はしまい。(将軍は脅迫することには長けているのだから、過去の朝鮮戦争では200万もの朝鮮人の命を中国軍が奪った責任を取れぐらいのことは言っているのかもしれない)北朝鮮に手も足もでないとは世界中が呆れかえる顛末であるが、それにしても我々は拉致被害者を救出しなければならないという重い現実をどうして打開していくのか・・・・手詰まりである。

 そういえば、日本の親北朝鮮政治家である山崎拓氏に北朝鮮から「将軍が会いたい」とのニュースが流れたことがあった。事の真意は知る由もないが、こういう手詰まりな事態を打開するために、大役を買ってみたら、国民的英雄になれるかも知れない。彼の勇断に期待したい。