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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

侵略を意図した軍事的脅威と言うべし

2006年08月01日 | Weblog
防衛白書 中国軍事費急増に懸念 「2年後には日本抜く」 (産経新聞) - goo ニュース

 中国というのはたいへん風変わりな国である。先般、民主党の前原前代表が「中国の軍拡はは現実的な脅威であると」言った途端、胡錦濤主席は党首会談を拒否したことは、記憶に新しい。今般中国に招聘された小沢代表は「中国の軍拡は平和の使者」などとおべっかを使って胡錦濤の講和を拝聴したかどうかは定かではない。 自国(中国)自身がダブルスタンダード、或いはトリプルスタンダードでものを言うにも拘らず、相手を都合の良いように説き伏せ、その言葉質をあげつらって、土足で踏み込んでくるとんでもない国だといい加減に気付こうよ!。

 そんなとんでもない国が2008年には日本の国防費を抜くと言う。折りしも順調に事が運べば、北京オリンピックが開催される年なのだ。現実問題として、オリンピックを成功させた記念行事として、台湾侵攻さえやりかねない。
 このように中国の『軍拡と侵略の意思』は、まさしく日本の目の前にある軍事的脅威(軍事的危機と言ったほうが適切か)である。

 また、北朝鮮と韓国の間では、非武装地帯で銃撃戦(これは甚だオバーな表現で、現実には威嚇しあっただけ)が繰り広げられたという。

 我が公共放送たるNHKは恥知らずにも、ラジオニュースで「朝鮮戦争は『終結』した」とアナウンスしていたが、左よりな事ばかり考えていると、脳まで犯されるらしい。朝鮮戦争は一時的に停戦しているに過ぎないのであり、決して終結=終戦ではない。
 従って、彼らが戦争を再開するには、戦線布告も不要であり、どちらかが停戦ラインを越えれば再び戦争は継続するのである。・・・・なんぼ『平和ボケ』したNHKでも、これくらいの認識を持たないと、国民に安全を提供する公共放送とは言えまい。(NHKはニュースを発信する資格もないのか?)。

 防衛白書のなかで、中国の軍拡が脅威となりつつある認識を示したのは額賀長官の存在価値を評価するのであるが、何はさておき集団的自衛権を是としない限り、日米同盟=日米安保さえまともに機能しないと思う。
 早急に日本有事に対処できるように法整備を完璧なものにしてもらいたい。「血が出るから戦争は嫌だ」などといつまでも駄々をこねていれば、戦う前に『皆殺し』にされてしまう。よもや、「私らは敵の生命を尊重し相手を殺さずに清く殺されるなら、日本国憲法に照らし合わせて本望である」などとふざけたことを考えているわけでもあるまい。

 政治家は、一刻も早く惰眠を貪る国民を覚醒すべし!。