昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

この調査に信憑性は あるのか

2006年08月15日 | Weblog
戦争起きたら「率先して戦う」 日本41% 中国14% 韓国10% (西日本新聞) - goo ニュース

 この記事は韓国紙中央日報でも報じられていた。この調査主体である韓国青少年開発院というのがどのような組織なのか知る由はないが、調査対象たる日韓中の3000人の抽出をどのように行なったのか全然報じられていないので、評価しようもないのであるが、なんとも信じられない調査結果である。
 
 日本の青少年が、万一戦争が起きたら、「率先して戦う」というパーセンテージが41%もあるのなら、それはそれで日本国にとって実に喜ばしいことだと思う。

 しかし、日本の青少年は軍事教練も受けたこともないばかりか、戦争を放棄した憲法下で生きているのであるから、戦争はあり得ないという前提で回答したバーチャルな回答、すなわちそんな質問自体が殆どフィクションであるという前提にたかを括った勇ましい回答でもあるのだ。

61回目の終戦記念日に思いをいたす

2006年08月15日 | Weblog
首相、きょう靖国参拝の構え (産経新聞) - goo ニュー/a>

 この一年間に起こった痛ましい犯罪(倫理も道徳もない)であるとか忌忌しき世相を見るに付け、「これから先日本は大丈夫であろうか」と思うのは私だけではなかった。先日数人の幼馴染と集う機会があって、いろいろ雑談したのであるが、最近の日本の世相について憂うることしきりであった。「このままで日本は大丈夫か」とそれぞれに感じているらしい。去年まで「日本は大丈夫か?」などということが話題になることはなかった。我々でさえ、そんなことを話題にするほど『深刻な事態』なのである。

 ある学卒者新規採用担当の責任者は、「面接などして、慎重に学卒者の採用を決定するのだが、歩留まり率は何と50%ぐらいしかないという。例えば10人の新卒者を採用した場合、三ヶ月以内に5人がやめてしまうと言う。主な理由は私には合わない仕事だという。更に最近の呆れた情況というのは、親が出てきて我が子に合った仕事をさせろぐらいのことを要求するものもいるという。総じて、労働しなくてはならないという義務感は希薄であり我慢、忍耐という言葉は知らないという。
 
 しかし、就職試験対策というのは、それぞれの学校で行なっているらしく面接試験では、『判で押したような模範解答』をするように訓練されているという。こういう情況であるから、本当に会社が要求する人材を探し出すのは、至難の業である。企業が要求するものは労働意欲と愛社精神なのである。
 最近では、彼の会社でも中途採用にも目を向けて、広く人材を募るようにもしているという。一旦挫折し自分の我儘だけでは世の中通らないと悟った若者に再挑戦させる道を開いて、一度挫折を味わった若者の方をも受け入れてみると、彼等の方が返って企業としての戦力となるという。

 また彼は言う、「学校教育においても、就職試験対策をやっている暇などあるなら、せめて労働意欲とか我慢、忍耐を教えた上で卒業させてやってもらいたいものだ」

 現在平成18年8月15日午前7時55分であるが、小泉首相は任期中最後の機会である今朝、公約通り公式の靖国参拝を果たされた。それなりに意義深いものである。私もこれから地元の慰霊祭と平和式典に参加することとしよう。平和を祈念することは勿論であるが、「日本の将来がまともである」ように想いを馳せたいものだ。