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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#52

2006年08月20日 | Weblog
 静岡新聞報告下月李前総統訪日本

 多日本人等等他早早来

 台湾の李登輝前総統(83)の事務所は19日、前総統が「純粋に観光、文化交流を目的」として9月12日から17日まで訪日すると発表した。李氏を「台湾独立勢力の代表的な人物」とみる中国政府の反発は必至だ。
 日本の外交筋は李氏訪日について「政治目的はなく反対する理由はない」としており、一般の台湾人観光客と同様に査証なしの渡航を認めるとみられる。
 李氏は今年5月、日光や松島など松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地を約二週間訪問する計画だったが、3月と4月に肺結核で入院し、訪問を延期していた。
 「身体的にきつい」として日程は6日間に短縮。李氏の事務所は「詳細な日程は調整中」としている。
 李氏はこのほど、一部日本メディアの取材に対し「訪日中に機会があれば『日本の教育と私』をテーマに講演したい」と述べ、日本での初の講演に意欲を示した。
 李氏は戦前、京都帝大(現京大)で学んだ親日家で、日本語が堪能。2001年4月、心臓病治療のため約16年ぶりに訪日。04年末に再び日本を訪れ、名古屋、金沢、京都などを観光した。(平成18年8月19日、静岡新聞夕刊)

 『歳月は人を待たず』とは生きとし生ける者に神から与えられた宿命である。李登輝先生も83歳になられたという。今年5月日本の桜の咲く季節に松尾芭蕉の奥の細道縁の地を辿られるという観光日程が、肺結核のため延期になったと報じられたとき、先生の年齢を考えればもう日本を訪れる機会はないのかと心配したのだが、何はともあれ健康を回復なされたご様子、心よりお喜び申し上げたい。

 昨年の中国の反日デモの際、台湾という遠い地から「日本人よ、しっかりいたせ!日本精神を思い起こせ!」と熱いメッセージを送ってくれたことは記憶に新しい。ここは、日本としても毅然とした立場で粛々と『台湾からの一老観光客を篤くお迎えしなければなるまい!』。

 一日本人として、先生には『日本観光』を満喫して頂きたいと思う。