今、路上は地方が面白い。都心部は、大した演奏
もできないのに自分の存在を大きく見せる事ばかりが
上手な「行商系」が目立つ。そこに音楽を通じて人と
交わるビュアな喜びは少ない。
今、楽しいのは断然、地方だ。2日目、足利の隣町で
出生地であるある佐野でtiyo(ティヨ)という人達に出
会った(説明しておくと、青柳さんは佐野小に小4までい
て、足利の相生小に転校。6年の時に再度、北郷小に
転校して、そのまま北郷中、足利南高に通った。生まれ
たのは佐野なのです)。
彼女達の面白いのは、止まってくれる子供の
ために、子供向けの楽曲集を用意している事。オリジ
ナル曲はちゃんとあってライブ活動もしているのに、子
供達とコミュニケーションをとって、次々とアニソンや童
謡を歌い上げる。子供達は終始笑顔。恥ずかしそうに
照れ笑いをしたり、拍手をしたり。演奏場所は自然と優
しい空気に包まれる。
「相手の事を考えて音を編む」。よく「弾き語り」と言う。
相手に思いを寄せなければ語りは成り立たないのだ。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778
追記・tiyoは、佐野からわざわざ遠い桐生に友達を呼ん
でライブをしていると聞いた。これは足利・コグレ楽器つ
ながりで活動すべきと山田店長を紹介したのだ。これか
らの若い衆ですがよろしくです。そして突然の電話恐縮
でした。
追記2・青柳さんも助っ人としてリードを絡めた。子供の歌
に合わせるのは難しい。曲に合ったメロが浮かんでこない。
心が曇ったか?
追記3・童謡・アニソン集を見ていて思った。全体はテンシ
ョンのない平易な和音で構成されているのに、ポイントで
1か所、難しいコードを使ってぐっと曲の雰囲気をつくるアレ
ンジが多い。「プロの技」を感じるのだ。
追記4・道端で肉声で歌うこのグループは、声が通るし大き
い。歌い手はこうでねぇと思うのだ。
追記5・今回の足利訪問記はこないな所で。遊んでくれたみ
なさんありがとうございました。また、ギターで遊びましょう。
では。次は、花火大会の頃に。
足利! I love you!!
足利・佐野ロックンロールよ、永遠に!!