
本を書く作業は孤独なの。特に、道端で歌っている人間
にはつらい。俺達は、「歌いたい」 と思えば、今、すぐにだ
って歌いに行ける。室内競技という意味では、曲づくりが
近いけれど、俺達は、完成したらすぐ不特定多数の人に
聴いてもらう事ができる。ものの本で読んでライトニンのレ
コーディング現場のようにくじけたら、一々声をかけてくれる
美人女性が控えているわけもないしね(そんな事あんのか
ね。笑)。
今日は、どうにも力が入らず、近所のダイエーの地下で、
写真の本の鮎川誠さんのインタビューを読んでいた。する
と新宿・歌舞伎町の歌人から電話、「別に用事はないのだ
けれど、青柳さんに新年のあいさつと思って」って。
こういう人から力をもらうのよ。青柳さんは、足利みたいな
やくざな街で育ったから仁義が大事。「自分のために」なん
ていうのでは力が入らないのだけれど、「人様のために」と
か、「あん時、世話になったから」とか思うとやる気が沸いて
くる。さて、家に帰って書くか。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/

青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778
追記・新宿の歌人はコンサートのために、年末年始、青柳
さんが昨年、行った沖縄に滞在したという。現地の気温は
13度。海岸のテトラポットには日本海の岸壁のシーンのよ
うな荒波が寄せたという。かの地でも、そんな事があるのね。
常夏のイメージなのだけれど。
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