
新しいギルドが欲しくて、欲しくて、1か月に70年代中期以降を100本
以上を弾き倒した。てんで、今、思う事をちょいと。
ギルドくさい音って何だろう。弾いて誰でも共通に感じるのは、あの「純
正ケースの重さ」「演奏中にヘッドが重いために両毛を上げるとネックが
ズルと下がる事」(伝わるかな?これは、ドレッドだけでなく小さいフォーク
タイプのものもそう。だって、あの大きなヘッドにグローバみたいな重いペ
グをつけてればさぁ。笑)。
でも、音については一定の理解が難しい。実際の楽器を弾きながら話す
とすぐ伝わるのだけれど。よく言われるのは「硬い音」。「マーチンなんかに
比べるとちょっと荒れた所がある」。「低音にシコリがある」。「ジャリと前に
出る音」・・・。そのどれもに思い当たる所はある。だけれど、低音の堅さや
しこりが、音の特徴としてあげられるのはどうか。
確かに、いくつものギルドのギターを弾いていると、そういう個体が多い。
だけれど、それを特徴とかギルドの「よい部分」としていいものか。20本、
30本と弾くうちに出会う私が「あたり」と思う1本は、そんな感じではない。
気持ちよく低音部もストレスなく甘さを持って抜ける。
ただし、この音が「私にとってのあたりの音」なのか、「あたりのギルドの
音」かまでは、まだからない。「猛者」達の意見を聞いて機会があったら報
告したい。まぁ、ギルドというブランドに思い入れがあるから、こんな考察が
楽しいのだけれど、結局は、買ったギターが自分にとってよい音であれ
ば、それが「王道と形容したくなるギルドの音」であろうとなかろうと関係な
いのだけれどね(笑)。でも、考えてしまうのよ。クレイジー!
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
昨年ジャンボギターを探してて御茶ノ水を回り、ギブソンのSJ-200なんか弾き漁って・・良い音してたんですがいかんせん値段が・・・
で某楽器屋で見つけたのがguildF-50!
大柄で真っ黒なボディー
試しに弾いてみました。
これが素晴らしい!!
ふくよかな低音に特徴的な高音域!
即買いでした。
多分タコマ製ですがホントに良い音です!
ギターに詳しくないうちの親父まで「ギターの音いいなぁ」って
現在でもギルドはコストパフォーマンスが素晴らしいですね!
一生物を手に入れました!!!
一概に何がいい音と言えないものですが、究極
は、いかに自分の納得のいく音の楽器を手に入
れる事ですね。
「一生もの」と呼べる楽器には、なかなか出会
えないもので、そんな楽器に出会えた事を羨ま
しく思います。そして、おめでとうございます。
これから、楽しい演奏生活が待っていますね。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信