地方から、一旦、戻って今日は原宿。いつもなら、
副都心線の改札を出るとストレートに代々木公園に
向かうのだけど、今日は、あえて竹下通りの方へ。
「混んでて嫌だ」と、もう何十年も気を配って歩いて
いない場所。あえて、きれいなファッション・ビルに
入る。
中は、ほとんど10代の娘達。新鮮に思ったのは、
衣料品やアクセサリーの安さ。こんな一等地なのに、
1980円の値札が目立つ。
そして、面白かったのは、一応に、おっしゃれをし
ているお嬢さん達のパーソナリティが、手に取るよう
に見える事(それはそうか。下手をすれば彼女達の
3倍以上の年月を生きている。笑)。
彼女はファッションのセンスはあるけれど、他人の
気持ちになる事ができない子、あの娘は、暗い性
格だけれど、何か新しいアイデアを提示してくれそ
う・・。
さらに、何よりいいのは、ジャズだ、ロックだ、ブル
ースだと、わかったような事を言いそうにもない点
か?
「明るい事、楽しい事」を基準に生きている(この感
覚は、まったく忘れていたのら。笑)。
一通りの店をひやかして、駅に向かう。すると改札
付近では、自作楽器の演奏が。彼は、オートハーフ
のように張った弦を弾いて、ストラトキャスターのビッ
クアップを2個並べて音を拾っていた。
「彼は、なぜ、この楽器を作ったのか?」。そして、「エ
レクトリック・ギターに接近しながら、なぜ、一般的な
ギターに乗り換えなかったのか?」。
彼のような姿勢は、なかなか持つ事はできない。
すべてをわかったつもりでいた青柳さん。どうやら、
猛省が必要なのだ。
「面白そう！」と思ったら、飛び込め!!
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
マイスペース（演奏動画）
http://www.myspace.com/tokyojuggler
青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、１３号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778
2013「お花見ライブ」ドキュメント(撮影・埼玉県大宮ジャンキング・ギター・ジュンさん)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LKg1Boz1Ngg#!
追記。朝霞台のカメラマンのお譲さんにも話した。富士夫さ
んの訃報をファットマンからきいた日の晩、わがバイクもご臨
終を迎えた。「ちょっと、貸してよ」と、富士夫さんが乗ってい
ったのかもしれない。
バイクがないと生活圏が一機に狭くなるので、代わりを手配
した。貧乏している青柳さんには、突然の失費は痛いのだ。
すべてがリセットになった今、借金してでも旅に出ようかと思っ
ていたが計画が狂ってきた。さて、どうしょうか？
やっぱ、今、悪い星の下にいるのか。