半年以上前から、ハッカーを名乗る者からの強迫メールが頻繁に来てウザい。なおメールの送信元のメアドは私自身のものだが、もちろん私が自作自演で強迫メールを送っているわけではない。
文面は大体いつも同じで、こんな内容(一応メアドの部分は伏せ字にしておいた)。
こんにちは!
あなたは私を知らないかもしれませんし、なぜあなたはこの電子メールを受け取っているのだろうと思っていますか?
この瞬間、私はあなたのアカウント(sokyudo@**.jp)をハッキングし、そこからメールを送りました。 私はあなたのデバイスに完全にアクセスできます!
今私はあなたのアカウントにアクセスできます!
実際に、私は大人のvids(ポルノ資料)のウェブサイトにマルウェアを置きました。あなたは何を知っていますか、あなたはこのウェブサイトを訪れて楽しんでいました。
あなたがビデオクリップを見ている間、インターネットブラウザはRDP(Remote Desktop)として動作するようになりました。
それは私にあなたのスクリーンとウェブカメラへのアクセスを提供するキーロガーを持っています。
その直後に、私のソフトウェアプログラムはあなたのメッセンジャー、ソーシャルネットワーク、そして電子メールから連絡先全体を集めました。
私は何をしましたか?
私は二重スクリーンビデオを作った。 最初の部分はあなたが見ていたビデオを表示しています(あなたは良いと奇妙な味を持っている)、2番目の部分はあなたのウェブカメラの記録を示しています。
まさにあなたは何をすべきですか?
まあ、私は$781が私たちの小さな秘密の公正な価格だと信じています。 あなたはBitcoinによる支払いを行います(これはわからない場合は、Googleの「ビットコインの購入方法」を検索してください)。
私のBTC住所: 1NkQMBosJTeN1zs1T4X3QM5BLFX24YPKys
(それはcAsEに敏感なので、コピーして貼り付けてください)
注意:
お支払いを行うには2日以内です。
(この電子メールメッセージには特定のピクセルがあり、この瞬間にこの電子メールメッセージを読んだことがわかります)。
私がBitCoinを手に入れなければ、私は間違いなく、家族や同僚などあなたのすべての連絡先にビデオ録画を送ります。
しかし、私が支払いを受けると、すぐにビデオを破壊します。
これは非交渉可能なオファーですので、このメールメッセージに返信して私の個人的な時間を無駄にしないでください。
次回は注意してください!より良いウイルス対策ソフトウェアを使用してください!
さようなら!
一読して分かるとおり、ちゃんと日本語の文章になってない。恐らく原文を翻訳ソフトに掛けて、出てきたものをそのままメールで送ってきてるんだろう。ただ、このつたない日本語の文章が逆に読む者の不安を煽る、ということはあるかもしれない。向こうがそこまで考えているのだとしたら、それはそれでちょっと侮れない気もする。(考えすぎか?)
とはいえ「2番目の部分はあなたのウェブカメラの記録を示しています。」とあるが、残念ながらウチのPCのwebカメラは目張りして使えなくしてるのだ。『スノーデン』って映画を見て勉強したから。
送信元が私自身のものになっているのも、インターネットメールでは送信元(Fromメールアドレス)を自由に書き換えることができるので、この強迫メールの送信者が「あなたのアカウント(sokyudo@**.jp)をハッキングし、そこからメールを送」ったかのように思わせるための偽装だろう。現に私は一切、支払いに応じてないが、それでも私のビデオ動画が送られてきたという話は聞いたことがない(というか、友達もほとんどいない私の動画を一体誰に送るんだ?という話だ)。
ネットで検索すると、ここ1年くらい、自分のメアドから強迫メールが送られてくるということがあちこちで起こっているようだ。その対策記事もあるのでリンクを張っておこうとも思ったが、あまりにも数が多いのでやめた。「自分のメアドから迷惑メール ビットコイン」とでも入れて検索すれば、必要な情報はいくらでも手に入るだろう。
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