深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

笑えばいいと思うよ

2016-03-11 11:18:24 | 一治療家の視点

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に出てくる有名なセリフの1つが、使徒との戦いに「さよなら」の言葉とともに死を覚悟で碇シンジを守り、その後、救出された綾波レイの
「こういう時、どんな顔をすればいいかわからない」
にシンジが返した、
「笑えばいいと思うよ」
だ。



このセリフはネタとしても使われることも多いが、それは「笑えばいいと思うよ」がそれだけ強い力の乗った言葉だということの証しだろう。

さて、東日本大震災からちょうど5年になる今日は、ひすいこたろうさんのメルマガ「名言セラピー」の震災とは関係ない少し前の記事だが、そこからの引用だ。

 

ひすいこたろう
僕がやりたいことは
たったひとつです。


あなたの心に革命を起こす
ものの見方、考え方、情報を届けたい。

正確にいうなら、
あれでもか、これでもかと届けまくりたい^^


「言葉によって歴史を切り開いてきたのが人類史」

ある方がそう言っていたんだけど、
僕は、あなたの歴史を切り開く
ものの見方を届けたいって思ってるんだ。

おもえば、
僕にも、僕の心を切り開いてくれた恩師がたくさんいた。


なかでも、原点になったのが
23歳のときに出会った
最初に入社した会社の社長さんだ。


赤面症で根暗な僕をすぐに雇ってくれた社長が大好きだった。

当時、僕は東京の外れの高尾に住んでいて
会社は東京駅のちかくだったから
毎朝、通勤の度に東京横断。

社長は週に3日は、東京支社にきてホテル暮らしだったから
長距離の通勤の僕をかわいそうに思ってくれて、


「一緒に泊まるか?」
って言ってくれたんです。


「彼女はいるの?」と社長に聞かれて、
「いや、いません。できそうな気配すらありません」と。

「じゃあ、仕事が終わったら暇?」と
聞かれて、
「めちゃめちゃ暇です」と答えた僕。


「帰るのが大変なら泊まってもいいよ」と
社長はいってくれて
社長が東京にいる間は、社長と寝泊まりして、
僕は社長の「ものの見方」を
23歳からの5年間、みっちり学ばせてもらったんですね。


社長は、考え方が、ものすごくユニークだったので
毎晩のように誰かが相談にきていた。
その隣で僕は社長の話をだまってひたすら聞いていた。


あるときは、こんな相談になった。



「うちの娘は、もういい年なのに、結婚もせず困っているんですよ」

それに対して、社長はこう答えた。


「そうなんですかー。娘さんに早く結婚して不幸になってほしいんですね?」と。


僕は食べてたご飯を吹き出しそうになった。

なんて回答なんだ!!!!(笑)


相談された方も、

「なに言ってるんですか! 娘に幸せになってほしいんですよ」
と怒っていた。


でも、社長はこう続けた。


「でも、娘さんは、ひとりでも幸せそうなんでしょ?」

「はい……」


「ならばいいじゃないですか?」


「あ、そうですね」と。


さっきまで深刻な顔をしてたのに、
相談して30秒で、もう笑っていた。

30秒で悩みは解決。


「死にたくない。死にたくない。死ぬのが怖い」と
悩んでるおばあちゃんには社長はこう声をかけていた。


「おばあちゃん、
 死んでも人は困らないけど、死なないと困るんだよ」って。

「死なないと困る」と言われて
おばあちゃんは、意味がわからずポカンとしていた。


「おばあちゃん、200歳まで生きたと想像してみて。
 すると、友達はみんな死んでるよ。
 あなたのお子さんも死んでるし、お孫さんも死んでる。
 200歳まで生きたらひとりぼっちだよ。
 それでも死にたくない?」

すると、おばあちゃんは
笑いながら

「死にたい」と言いだした(笑)


これまた、30秒で悩みは解決。


社長の前で緊張してる人には、
社長はこんなふうに言ったことがあった。


「遠慮してもいいし、遠慮しなくてもいいですよ」

すると、さっきまで緊張してた人が1秒でいい笑顔になっていた。
 


こんな相談もあったな。

深刻な顔をしたお母さんと娘さんが社長の前に現れた。


お母さんが口火を切った。


「実は、先日、うちの娘が友達に誘われて、
 ほんとうは行きたくなかったそうですが
 断りきれずに
 なにか宗教みたいな会場に連れていかれて
 お守りみたいなのを買わされてしまったんです。
 でも、うちの子は、
 そのお守りがどうしても嫌で、
 おもわず通りすがりの川に投げ捨ててしまったんです。
 実は、その日から娘は寝れなくなってしまったんです。
 夜寝るときに、捨てたお守りが気になってしまい
 たたりがくるんじゃないかと不安で不眠症になってしまったんです。
 どうしたらいいんでしょう?」

それが相談でした。


社長は、小声で、



「それは大変なことをしでかしてしまいましたね」と、深刻に話している。


お母さんは、
「うちの娘はどうしたらいいのでしょう?たたりでしょうか?」
と涙目になっている。
隣の娘さんも凍りついている。


社長は、やはりまた
「それは大変なことをしでかしてしまいましたね」
と、ためいきをついている。


そしてじゅぶん間をあけてから、社長はこういったんです。

「そのまま捨てずに、小便かけてから捨てればよかったのに!!!!」



その瞬間、空気が一変。
お母さんも、娘さんも大爆笑。
3人でおなかを抱えて笑っていました。

これにて一件落着。
解決までこれまた30秒。


社長は僕にこう教えてくれた。







「問題を深刻にしてるのはいつだって自分なんだよ。
  だから笑ったらそこで終わり」って。







問題を深刻にしてるのは自分。
つまり、犯人は自分。


これこそ、最高の希望じゃない?


だって犯人は自分なんだ。
深刻にしてるのは、誰かじゃなくて、自分なんだ。
自分なんだから、
笑ったらそこでおわりだ。

なーんだ。
この問題を深刻にしてるのは自分か!
って笑ったら
そこから抜け出せるってことだからね。


犯人は、あなただ!
これぞ史上最高の希望なり。


今日もいい日だ~^^


ではまたね



ひすいこたろうでした(^^♪
anataha subarashiiyo
▲▲▲アリガ島▲▲▲

 

5年たった今も「笑おう」とはとても言えないけど、それでも「笑えばいいと思うよ」。


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